まず最大のイベントである台湾総統選挙に民進党頼清徳氏が当選!

台湾独立指向が強い政権が勝ったことで、日本と台湾の関係性に大きな変化はないと考えても良いだろう。

一方、総統選と同時に行われた立法院の選挙では、民進党は議席を減らし、単独過半数を割り込んだ。

こうしたこともあり、一方的な勝利ではなかったことが懸念材料である。

そして中国はさらに反発を強めている。

今月1日に台湾に対する一部の品目について関税優遇措置を停止。更なる撤廃品目の拡大を検討しているとのこと。

台湾は対中国輸出比率が35.2%と台湾経済は中国に大きく依存している状況であることから、今後の日本政府の対応も再考すべきかと思う。

 

そしてアメリカ。
いつもつなぎ予算で揺さぶられるが、今回ウクライナに供与した兵器の10億ドル分が行方不明とのこと。
転売されたのか?アメリカ議会内の反ウクライナ派が動き出しているようだ。

つなぎ予算の可決期限は今月19日。

いつもながら大きな調整があるとしたらここだと思っている。