本日は大雑把ですが「フットサル」について書きたいと思います。
自分自身、現在でもフットサルをやる身としてFリーグやその他TOPリーグで活躍する選手達を本当に尊敬しています。
最近、フットサルをやる人口は非常に増えているのにも関わらず、Fリーグの観客動員が一向に増えないという噂をよく耳にします。
多分、読者の皆さんの中にも会社の集まりや学校のサークルなどでフットサルをやっている方が多いのではないでしょうか??
僕の思うフットサルの魅力とは!?(見る立場として)
端的に言えば「1試合における平均得点率が高い」事だと思います。
サッカーを例にとって比較してみるとフットサルの場合、1試合の平均ゴール数がサッカーの約2~3倍はあります。
※オーシャンアリーナカップ2012,2013年度の総得点を1試合平均で割ると「6.455」と言う数字が出てきます。
※Jリーグに関しては下記のグラフを見て分かる通り1試合平均で2.5~3得点に落ち着きます。
なので、フットサルというスポーツは初心者の方にも非常に取っ付きやすく「盛り上がる機会」がたくさんやってくることがストロングポイントになります。
では、なぜフットサルをする人口は年々増えているにも関わらずFリーグへの観客動員に繋がらないのか?
あくまで個人的意見ですが…
要因は2つあると思います。
◼︎1つ目の要因はフットサルを行う人達のほとんどが競技系思考(勝利を目的とする考え方)ではないと言う事。
所謂、嗜好スポーツ的発想の方々が大多数であり「みんなで汗をかいて和気あいあいと楽しみましょう!」というのが前提。
怪我をしたら仕事に支障が出るのでスライディングなどの激しいプレーは極力控えましょうというのが現実です。
このような背景により、「勝ちたい!もっとフットサルが上手くなりたい!」という感情が湧いてこず実際にFリーグの試合を参考にしようとする人達が少ないのだと思います。
かく言う僕も「音蹴杯」という芸能人フットサル大会に参加するようになって「絶対に何が何でも優勝したい!」と言う強い気持ちが湧いてきてようやく、Fリーグの試合や戦術を真剣に研究するようになりました。
では、このような現状を解決するには!?
解決法の1つとして、同業者間の大会を積極的に開催する事だと思います。
例えば、IT業界、不動産業界、金融業界など…
お互いの会社のプライドを賭けて戦うという大会(K-1やPRIDE的要素)が一番効果的だと思います。
◼︎そして2つ目の要因は、「魅せる!プレー!」に消極的になってしまった事。
2010年頃、名古屋オーシャンズというFリーグで最も強かったチームに魅せるプレーを極限まで高めた「リカルジーニョ」という選手が加入してきました。
なんと、彼はヒールリフトやしゃちほこシュートなど誰も見た事のない魅せるプレーの数々を平然と試合中にやってのけたのです。
もちろん、こういった魅せるプレーは必要か?必要でないかを理詰めで問われると、必要無いのかもしれません。
しかし、フットサル初心者からすれば、プロとアマチュアの技術的差を1番理解しやすい行為となります。
これは、時に勝利とは別の「感動」や「驚き」を見ている人達に与えてくれます。
当時、圧倒的強さを誇った名古屋オーシャンズにリカルジーニョが入れたからこそ、バランスが取れたのかもしれません。
もちろん、全選手に対して「魅せて尚且つ勝利する!」という果てしなく難しい課題を敷くには反対意見ですが、極少数の魅せるプレーを得意とする選手には「極限まで魅せるプレーを高めていって欲しいな!」と思います。
前述、大きく観客動員数の話をしましたが、実際のところは一観客として感じた事をこうして文章にしているだけです。
僕よりもフットサルの事を真剣に考え研究してきた方々はたくさんいますし、あくまで個人的意見としてお受け取りください。
また、フリースタイルフットボーラー出身でフットサルの上手いプレイヤーもたくさんいます!
ペスカドーラ町田の後呂康人さんや横田陽介君など。是非、両選手を応援していきましょう!
僕もいずれは皆さんが見てる中(公式試合?)で「魅せるプレー」が出来るように日々努力して行きたいと思います。
最後になりましたが、現在プーマCUPというJリーグでいうところの天皇杯が行われています!
よかったらこの機会に是非、足を運んでみては如何でしょうか?\(^o^)/
【全日本フットサル選手権(PUMA CUP)試合日程】
http://www.jfa.jp/match/pumacup/
■1次ラウンド→2015年3月6日(金)~8日(日)
■決勝ラウンド→2015年3月13日(金)~15日(日)
【試合会場】
■1次ラウンド→静岡県(エコパアリーナ)・兵庫県(神戸市中央体育館)・大阪府(舞洲アリーナ)
■決勝ラウンド→代々木第一体育館(東京)
【組み合わせ】
《静岡》
■Aグループ
・フウガドールすみだ
・ヴォスクオーレ仙台
・徳島ラバス
・トロブラボ富山
■Bグループ
・アグレミーナ浜松
・府中アスレティックFC
・セットスター和歌山
・ゾット早稲田フットサルクラブ
《大阪》
■Cグループ
・ペスカドーラ町田
・湘南ベルマーレ
・名古屋オーシャンズサテライト
・SWHフットサルクラブ
■Dグループ
・バサジィ大分
・ヴォスクオーレ仙台サテライト
・池田誠商店
・FCmm
《兵庫》
■Eグループ
・バルドラール浦安
・サウージワサダ
・ディヴェルティード旭川
・広島エフ・ドゥ
■Fグループ
・デウソン神戸
・エスポラーダ北海道
・メンバーオブザギャング
・バルドラール浦安セグンド
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◆公式アメブロ
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