続本当にあった話本編3 | 歯が浮く

続本当にあった話本編3

ジャージ姿に着替えたあと夕食までの間、話しているうちになんとなくトランプでもやろうということになった。
やりだすと若い彼女たちは1日の疲れなど関係なくまた騒ぎはじめた。
「じゃあ次はババ抜きしよ!」
「けってーい!」
そうこうしているうちに誰かがお腹が空いたのか旅行に持ってきたポテトチップスを広げてつつきはじめた。
「ちょうだい?いい?」
「だめー、うそうそ、いいよ」
トランプの手が空いてはポテトチップスを食べ、また順番が回って来てはトランプをとり とだんだん盛り上がってきた。

でもポテトチップスを食べてると油で手が汚れるのでみんなティッシュで手に付いた油を拭きながら続けていた。

そんな中、私の友人は急に後ろ 背中か気になった。振り替えるが誰かがいるわけでもない。
しかしどうしてもトランプより背中側が気になる。彼女の背後にあるものといったら床の間とゴミ箱くらい。
「○○ちゃん、さっきから振り返ってばかりいるけどどうしたの?」
「んん、なんでもないよ」
彼女は気にはなっていたが何かあるわけではないのでごまかした。

見えるものといったらゴミ箱とその周りに散らかるティッシュ。
「ちょっとみんなちゃんとゴミ箱にいれてよー」
からかうように彼女は言った。