ずいぶんはしょりましたが、出雲大社でお参りを済ませた我々。
ここまでの道中、SAでおやつ程度のつまみ食いはしましたが、ちゃんとした食事はまだでしたので、名物の出雲そばでも食べようってことになりました。
参道の両脇にずらりと並んだお店を覗いて回るのですが、どこも行列ができている店ばかり。
行列ができていない店は、早々に売り切れてしまったお店でした。
さっきまで寒い寒いと、そりゃもう笑っちゃうくらいに震えていたのですが、メシを求めてさまよっているうちに、今度は暑くて汗ばんできました。
体温調節の難しい季節ですよね。
まぁ暑ければ脱げばいいだけなんですけど。
寒いとぼやいていた時は温かいソバがたべたかったのですが、汗ばんでくるとちょっと冷たいものが欲しくなります。
参道から路地をまがったところにあった、カフェ的な店に入りました。
兄はぜんざいを注文。
僕はパフェを注文。
パフェ?
これ、パフェ…?
お客様のなかにどなたかパフェの定義についてご存知の方はいらっしゃいませんかー。
甘いもので小腹を満たし、出雲大社を後にします。
んー。なんか出雲まで行ってパフェ食べて帰ってきただけみたいな文章になってしまいました。
出雲から米子まで戻り、本日のお宿にチェックイン。
何度も書いてますが、バイクで走ると寒いので、冷えた身体を風呂で温め、晩飯を探して夜の街に繰り出します。
宿の近所には焼肉とラーメンの店があったのですが、どうも「この店じゃない」という気分だったので、他を探して歩きます。
宿の人が事前に「近所に飲食店はこの焼肉とラーメンの店ぐらいしかない」と教えてくれていたのですが、「探せばなんかあんだろう」と気楽な考えでテクテク歩きます。
酒が飲みたいので、居酒屋か焼き鳥屋か、やっぱり寿司屋がいいかなーという兄の意見に従い、それ系の店を探して歩きます。
テクテク。テクテク。
…うん。ない。
店なんか皆目ありゃしない。
どこまで歩いても、住宅と工場しかない。街灯さえない。
それでもへこたれない兄はグングンと歩を進めます。結構ペース早い。
僕も友人と歩くと「歩くペースが速い」と言われることがあるのですが、割と一生懸命歩かないと、兄において行かれそうです。
どれくらいの距離を歩いたでしょうか。
大きな通りに出たのですが、お酒の飲めそうな店は見当たりません。
本屋、ビデオ屋、カメラ屋、釣り具屋…。飲食店ですらない。
飲食店はあっても、ファストフードとかばかり。
ここまで歩いてくるのに小一時間ほどかかったでしょうか。
兄も若干後悔してきているようでしたが、僕もここまできたら舌が「どうしても寿司」になっていました。今さら引き返すことなどできんのだ。
兄さん、あの丘をこえればきっと寿司屋が見えるよ。などと、いつか国語の教科書で読んだような会話をしながらひたすら歩きます。
あったー!
寿司屋だー!このネオンを見つけた時には2人して狂喜乱舞。
交差点の信号が変わるのももどかしく店に駆け込んだのですが、なんかね、行列ができていて1時間半も待たなきゃ席が空かないみたいです。
チーン。
もうCOCO壱でカレーでも食べようかと思ったのですが、スマホでグーグルマップを呼び出し、周辺をリサーチします。
後戻りはできんが、もう無駄にも歩きたくないのです。
現在地から北には…何もないな。
南にはCOCO壱。
西に行けば…
くら寿司!
やった。見つけた。我々が本当に目指すべき場所はくら寿司だったのだ。
GOだ!
いやー、一皿100円のくら寿司でこんなにテンションが上がったのは初めてですよ。
店に入っても待ち時間もほぼなしで席に着けました。思わずがっつきすぎて、すしの乗った皿じゃなくて、カプセルのついたレールごと取ろうとしたくらいですよ。
終始食いもんの話だけでしたが、山陰地方ツーリングの一日目はくら寿司で締めくくられたのでした。
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