3月末の急激に広がりはじめたコロナへの恐怖。
志村けんさん死去の一報が、一気に日本中に暗い影を落とし、自粛ムードが蔓延していく中、今までのライフスタイルが様変わりしていきました‥
ばったりと夜の来客数が激減し、居酒屋という夜を主体とする来店型スタイルでの商いが厳しくなり。
街中でテイクアウトが流行りだしたものの、これは一過性のもので長続きはしないと思い、急遽和総奥の部屋を大改造!
救済措置として税務署から出された飲食店向けの「期限付き酒販免許」を急ぎ取得して、たっぷりと持っていた焼酎の在庫の数々を『はかり売り』というスタイルで販売をはじめた4月。
正直な話、夜の営業では厳しい中、大量の在庫をはかすことが出来たこの『はかり売り』は本当に助かりました。
従来、鹿児島の農の生産者さん達との繋がりも多く持っていたので、食べものの販売も以前からコツコツやっていたので、『物販』というスタイル強化もすんなり取り組むことが出来ました。
暇があれば、鹿児島各地回って、ご縁あって出会った生産者の元を訪ね、現場を見続けてきたからこそできるおもしろい発想。
地域地域での、焼酎と食の提案。
平穏な頃は、ご来店くださったお客さまにテーブルの上でおもしろいおかしくご提案するための豆知識が、在庫を上手く組み合わせ『ギフトボックス』という形で店頭販売させてもらったり。
普段、仲良くさせていただいてる焼酎メーカーさんや、瓶の専門メーカーさんからの『はかり売り』用の1合瓶のことを教えていただき。
さらに、うちしかできないことはなんやろか?
と考えて、一枚一枚はかり売りの銘柄を手書き書いて首掛けにしてみたり、
いい大人になっても好奇心の塊の私は気になったら鹿児島中アチコチ行き続けておりまして、
今年1月は徳之島へ黒糖焼酎の仕込みに行ってみたり
製造時期になれば、アチコチのお蔵さんへ芋切りのお手伝いに行ったり
製造時期でなくても、陣中見舞いと称して蔵の仕込み水もらいがてら、お蔵の皆さんに会いにいく
酒屋さん、メーカーさんと一緒に毎月の焼酎の会が盛り上がるようにいろんなことしてきたなぁ!
なかなか、今からは大人数集まっての焼酎の会は難しくなってきましたが、
会のたびに、あらためてそのお蔵さんお蔵さんのこだわりや焼酎への想いを身体にインプットすることが出来ておりました。
コロナ禍でますます、先が見えなくなってきて、いかに生き残るかを考えた時に、真っ先に浮かんだのが今頑張ってくれているスタッフみんなを守る!ということ。
3年間、ほぼひとりで戦ってきた男が、和ごんオープン前に意を決して法人成りすることを選択し、2号店をやると決めた時に求人をかけました。
驚いたことに、1回目の求人で110人、2回目の求人で74人という今まで経験したことのない求人希望の電話‥
その中で、出会い、共に働くこととなったスタッフ達。おかげさまで一年半近くになりましたが!、焼酎好き、鹿児島大好きな素晴らしいスタッフに恵まれました。
大切なものを守る!と決意をした男のメンタルは強かですねー(笑)
ブレずに自分が出来ることを精一杯やり続けていく。そんな中で、次から次へと湧きいづる知恵と発想。
地獄のサバイバルを、自分の大切な者たちと共に越えていく!
好きなことを最大の武器としてね😁
ということで、本日はコロナ真っ最中の今を書いてみました。
では、続きはまた明日。
さぁて、今日も一日一生!
たぎっていきもんそか!!