何も変わらない
ただ、精神的に何か抜けた感じ
凄く、軽くなった感じ
もう、施設や病院から突然呼び出されることもない
莫大な入院費を請求されることもない
もう、言いたいことを言ってもいい感じ
誰になんと批判されても怖くない年齢
今更、自分がどこまで通用するか試してみるのもいいかもしれない
寿命はそんなに長くないかもしれないが
財産すべて使いつくしても誰にも文句言う権利なんてない
もうすべて、わしの自由だ
・
通夜葬式は残された者のための行事だ
皆、残された者のために参列する
今回、わしの世間からの評価を見た感じ
ニヤリとする
いかにも評価が低い
実におもしろい
誰もわしの真価に気付いていない
奇襲ができる
なめられてないと奇襲は成功しない
ただ、妹一家には真価の一端を見せておいた
わしに万が一あった時には、取るべき態度を間違ってもらっては困るから
守るものがなくなったということは、あとは攻撃するだけということになる
実に楽しい
・
世の中には「ムダ金使い」というスタンドを持つものが多すぎる
カネの使い方には生きカネと死にカネがあって
その差が金持ちと貧乏人を分ける
生きカネ使いと死にカネ使いでは
最終的に何億円もの差がつく
例えば、子供におもちゃを買い与えるときに
ニンテンドーを与えるか、ネット証券に口座を作ってやるか
子供にとっては、株式投資もパソコンの中(今ではスマホか)のゲームでしかない
その子供に投資の才能があるかもしれない
親の知らない間に証券会社の残高が何億円にもなっているかも知れない
子供可能性は親でもわからない
それが生きカネ使い
死にガネ使いはただ単におもちゃを与える
そして、無駄遣いだけを覚える
・
孤独の意味がわからん
引きこもりにそんな概念はない
だって、ずっとひとりで何十年も生きてきたのだから
ただ、わしの場合は一般的な親のすねををかじってきた連中とは違う
親にすねをかじられ過ぎて自分の人生がなくなった引きこもりだから
親が死んでも少しも困らない