ちょっと体調が低下気味の星期三。

朝目覚めたときから妙に眠い。
仕事中は気が張っている？ので、さほど眠い意識もありませんが、昼休みにしても移動中の車内にしても、そして今もやけに眠い。
この眠気が強いのは、風邪っぽいときにそうなりやすく、ほんのり頭痛があるのもそのせいかもしれません。
こんだけ暑い毎日なのに･･･

そんな今日はお昼に同僚と外食。
普段の生活同様、職場周辺のお店も開拓するのがオヤジに課せられた業務命令。
とはいえ、職場周辺にアタリがゴロゴロあるはずもなく、ハズレを引くことも当然とするプロアクティブなお店開拓です。

こんなところにお店があるの？と思うようなポツンと建ったマンション１Fにあったお店。

薄暗く小汚いイメージの台湾飯屋と違い、明るく清潔感のあるお店でオーダーしたのはオヤジがビーフカレー150で同僚がパスタ140。

特別美味しいとは思いませんが、どちらも台湾では珍しい家庭的な味で食べやすい。
コスパ的にも悪くないので、リピートありの印象ですが、同僚に言わせると野菜系メニューが何もなく、パスタだけではバランスが･･･と。
おまけに日本から山ほどレトルトカレーを運び込んでいる同僚は、お店でカレーを食べる気がない。
家庭的なルーに物足りなさを感じるにしても、柔らかく煮込まれた牛肉もたっぷりなので、リピートありとするオヤジですが、お店がサラダでも用意してくれない限り、同僚と来ることは多分ないでしょう。

パスタに比べれば野菜の姿が見えるカレーですが、それでも野菜は少なめ。
それを解消することも考え、夕飯は小菜がおいしい定番のお店へ。

一番のお気に入りだった龍髭菜は今日もありませんが、モヤシ40もブロッコリー40もおいしい。
これらを食べながら、オーダーした鶏肉飯60と燙青菜50が登場。

昼の野菜不足をしっかりカバーしつつ、いつもながらすごく美味しい夕飯でした。

さて、日曜日に行ってきた桃園にある名人堂花園大飯店のつづき。

どでかい野球ボールのオブジェに圧倒されながら、周辺には何もなさそうなのに大きく立派なホテル内へ。
スヌーピーの姿が目立つ売店も、建物同様立派なホテルを感じさせます。

そしてエレベータホールへ。

今回の訪問目的は、外国人で初の台湾野球殿堂入りしたKANO近藤監督含む野球殿堂の展示内容を見学すること。
その野球殿堂がある7Fへ。

エレベータホール側は野手やバッターの野球オブジェが配された気持ち良い空間です。
そこに直結する通路の奥に棒球名人堂があります。

この入り口からぐるりと円形に囲まれた壁際には米国、日本をはじめとする野球殿堂の歴史が展示。

一方、左半円の方は野球殿堂入りした選手たちのユニフォームや表彰記念品が展示。

全然知らない台湾プロ野球と違い、王建民のヤンキースユニフォーム等、MLBグッズは半端なくかっこいい。

また、一時期はプロ野球界のエースでもあった西部黄金時代の郭泰源も。

しかし、オヤジよりほんの一つ年上の同世代ということを、今はもうすっかり忘れていました。

その日本球界を代表するホームランキング王貞治さんも当然のことですが、台湾野球殿堂入り。

まだまだ浅い台湾野球殿堂の歴史ですが、その第二期を記念するレリーフもありました。

そして今年第11期に台湾野球殿堂入りしたのが嘉義農林を率い、甲子園で準優勝を果たした近藤兵太郎監督。

その第11期野球殿堂を記念した特別展示が設けられていました。

この第11期は元ヤンキース王建民含む5名の野球殿堂入りですが、展示コーナーの主役はKANO。

近藤監督の他、KANOメンバーでもう一人、陳耕元、日本名上松耕一選手も殿堂入りしているので、お二人関連のKANO写真もいくつか展示されています。

この展示に見入っていると、また映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」も見たくなります。

野球殿堂ですから、それほど広い展示場ではありませんが、一つ一つが興味深く、野球好きには心揺さぶられる名人堂。
こんな立派な施設で展示していながら、入場料が無料っていうのも驚きでした。

一旦、名人堂を抜け、エレベータホールへ戻り、用を足すことに。

そして、この7F通路からの眺めも画像に残そうとしたことで、ようやく気付きました

でっかいオブジェと思っていた野球ボールが、名人堂のある建物だったとは･･･
恐れ入りました。

だから円形の展示ホールになっていたわけで、改めてこの丸天井の部分が野球ボールの最頂点。

それにしても、ボールの下は空間が設けられており、4本足で建物全体を支えているというこんな建物見たことありません。
球状建造物の代表的なガスタンクくらいじゃないかと思いますが、ガスタンクは中身空っぽだし、もっと多数の足で支えていたはず。
ホテル側からの通路がつながる構造とはいえ、こんな7階建て相当のでっかい建物をたった4本足で支えていること自体、すごい建物だなぁと感心しました。

名人堂の見学を終えたことから、7Fかららせん状に延びるスロープを6Fへ降ります。

野球の初歩から道具まで多面的に紹介し、野球を好きになってもらいたいといったオーナーの意志、その志が伝わってくる展示内容です。

さらにもう一階、フロアを下っていくとこの入り口。

親子連れでにぎわうスヌーピーの体感型アトラクション？はオヤジ関心事と程遠いのでスルーしてさらに下へ。

スヌーピーの飲食＆フォトジェニックのフロアかな。
野球ボール状建造物のフロアはここまでで、本館側へ移動し、1階へ。
昼飯抜きでの見学だったので、ホテルレストランでティータイム。

7階から降りる前に、帰りのバスルートを検討しましたが、往路ルートで中壢車站へ戻るよりも、往路と同じ進行方向で桃園車站へ向かうバスの方が早く来るので、そのバスに合わせるべく、30分程度暇つぶすことに。
そこで、再度Googleマップのバス停情報を確認したところ、中壢車站行きのバスが12分後に来る表示。
えっ！？何故気づかなかったんだろう、と思いながら、すぐさまレジで支払いを済ませると、急ぎ足で三角林バス停へ。
その交差点が見える何のない道路から、バスが通り過ぎないか目を凝らしながら歩きましたが、過ぎ去っていくバスもなく、間に合った様子。
往路はバス停にほとんど止まらなかったので、Googleマップ時刻よりも10分近く早く到着するかと思いきや、数分遅れだったので、復路も似たようなものかと。
それにしては予定時刻より5分経過してもバスが姿を見せないことから再度Googleマップをチェック。
そこで1時間、勘違いしていたことに気づき、12分後ではなく、1時間12分後だったと。
最初に確認した際、だから桃園行の方が早いとなったわけですが、焦ると何も見えなくなることを改めて感じました。

こうしてバス停そばのスーパーで30分ほど暇つぶすことになりましたが、それはそれで中元節の勉強に。
まだまだ知らないことばかりの台湾なので、関心さえ持てば退屈することがありません。

往路は遅れ気味でしたが、バスが早く来る可能性は否定できないことから、バス停には10分前から待つことにし、1分遅れで姿を見せてくれたバスに乗ることに。

見慣れないエリアの景色も眺めながら、約70分のバス旅を終え、台鐵桃園車站近くのバス停で降りました。

バスと違って時間は読みやすい台鐵の復路は基本的に座れないのが難点ですが、30分程度なので許容範囲。

萬華で途中下車し、小王煮瓜で焢肉飯便當をテイクアウトにすると、最後はYOUBIKE。

ルートは違っても往路と真逆のプロセスでもって単身宅へ戻ることになった桃園龍潭の棒球名人堂訪問。
それにしても、何故あんな辺鄙なところに名人堂？
と思いましたが、龍潭こそが台湾プロ野球発祥の地。
ブラザーホテルオーナーの志がそのすべてと理解するに至りました。