朝と夜ではずいぶん気持ちが違う星期五。

一難去ってまた一難ではなく、また多難･･･
とよくまあいろんなことが起きたり、事実を知って驚いたり。
一時帰国中の同僚からは、まだまだ現状把握が続いている段階ですね、と言われていたけど、まさしくその通り。
一を聞いて十を知るのは到底無理で、一を聞いても一すら知れないのは言葉の壁ばかりじゃないような気がしますが、一つ一つ粛々とつぶしていく覚悟くらいはあるつもり。
年の功の分くらいは経験もしてきたと思うので、愚痴はこぼしてもめげることはありません。

そんな職場の昼食便當。

今の業者は金曜日の素食弁当が評判良いと聞き、初めて素食を頼んでみました。

蓋を開けての第一印象は、今日は怖くない。
つまり、普段はドキドキしながら蓋を開け、うわっとなることもしばしばで、口に運ぶ気がしないモノが部分的に押し詰められている印象。
それに対して、今日の弁当は見た感じ食べられないモノがなさそう。
実際食べてみてもどれも普通に食べられる。
そう思いながら食べていると、赴任以来初めてお昼の弁当を完食することに。
もちろん、そんなにおいしいものでもありませんが、それでもこれはいい。
早速来週金曜も素食をお願いしておきました。

一方、とりあえず、日本人一人の今週を無事に乗り切ったことで、気分も少し解放された感のある夜。
まだまだお盆休みの人も多いようで、冰讃の行列は昨日以上に伸びていましたが、それを尻目に迪化街永楽市場周辺に夕飯を食べに行ってみました。

今日狙っていたのは孤独のグルメに登場した五郎セットを提供する永樂担仔麺の脇道を入ったところのお店でしたが、閉店時間直前でNG。
それも想定済みで間に合わなかったら永樂担仔麺のお隣と決めていました。

しかし、テーブルに空きがなかったので、外帯することにしましたが、ここも老闆の片言日本語対応がすごくよく、読めないメニューをオーダーすることへの対応に親切心を強く感じました。
こうしてテイクアウトした炒肉絲米粉100、炒青菜40、蛤蜊湯50＝計190NT$。

やはりボリュームがありすぎて食べきれないので、外帯で正解。
でも、今日も滑り止めのお店として利用したように、積極的リピートはないと思います。

その外帯して帰る途中にある果物屋さんでマンゴーをチェック。

慢文と凱徳の２種類しか売られていません。
だんだんマンゴーの季節も終盤に差し掛かってきた雰囲気ですし、マンゴーの種類と価格で季節感を感じるオヤジですが、カミさんが雙連市場で買ってきたマンゴーも消化しなければ･･･
あれこれ宿題が残る毎日です。

さて、そのカミさんと歩いた先々週の鹿港の続き。
ムチャクチャ暑い中での老街散策ですから、適度に水分補給兼ねた休憩が必要なこととは関係なく、カミさんが知人から薦められたレトロカフェを見学兼ねて休憩タイム。

コーヒーを飲み終え、そのカフェを出たところから。
カフェを出て１ブロックもない２～３軒のお隣がカミさん知人御推奨の老舗菓子店鄭興珍緑豆糕。

前蔡英文総統も足を運ばれていたようです。

そして店内へ。

いろんな味の落雁みたいなもの。
種類も多いので味見用に小さい詰め合わせでもあれば、と思いますが、そういうのがなく。
でも、試食用でいろんな味があった中、口にしてみたチョコ味とレモン味がまずまずだったので、最小サイズを買ってみました。

お店を出ると、次もまた闇の指令？御推奨のお店ということで、そんまま中山路を歩きます。

昔ながらの店舗が並びますが、仏具屋ばかり並ぶエリアに差し掛かったところに次なるお店。

年季の入った仏具屋さんにしか見えなかったので、いくらご推奨のお店とは言え、仏具に興味はなく、スルーしたオヤジ。
でも、本業は仏具屋じゃなく書画や彫像、あるいはお茶の販売を手掛ける老舗だったようです。

その先へ進むと、初訪問時には肉まんを買った人気店の阿振肉包。

前回は韮饅が買えなかったことを悔やんでいたのに、すっかり忘れて素通り。
そして、ここまで行こうと決めていた鹿港車站。

日本統治時代の塘鉄駅は以前ビジターセンターみたいになっていたように思いますが、今はケアハウス？になっていたようで･･･
よほどのことがなければ、ここを目指す必要はなさそうです。

こうして散策の最南端まで達したので、元へ戻ることになりますが、少し迂回し、鹿港の散策をもう少し続けます。

鹿港中山路界隈