2年前のブログについて書いています。

『ブラジル風バッハ』はブラジルの作曲家エイトル・ヴィラ=ロボス(1887~1959)の代表作で、第1~9番まであります。

作曲期間が長期にわたったっていて、1番(1930年)から9番(1945年)までに出来上がっている曲集ないしは組曲(Wikipedia)と呼ばれています。曲ごとに楽器編成や演奏形態がそれぞれ異なっています。

中でもこの第5番は1938年に作曲、1945年に改訂され1947年にパリで初演されて以来最も有名なものだとのことです。本来はソプラノと8本のチェロで演奏されるのですが、のちにフルートとギターの組み合わせでも編曲されました。

以前雑誌の特集で“心を癒す音楽”というのがあって、その中にこの「ブラジル風バッハ第5番 アリア;カンティレーナ(歌うような声楽または器楽用のメロディー)」が挙げられていました。

この哀愁を帯びたメロディーは、悩みごとや悲しみに心が沈むとか落ち込むような時にあなたの気持ちに寄り添ってくれることでしょう、というようなことが書いてありましたが、この曲にどんな特徴があるのか調べてみたので、良かったら読んでみて下さい。