ワシオエージェンシー社長 鷲尾真一の『わっしーのワシ風呂』
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2012年の反省と発展できたこと

今年もあと少しで終わりますが、あっという間でした。
昨年のクリスマスイヴは香港で一人過ごし、25日早朝に香港から上海へ移動し友人と浦東空港でランチしながら話をしていたのですが、今年は日本にいたので、YouTubeでPSYの「江南スタイル」のコンサートを見たり、ぼーっとテレビを見ながらクリスマスを過ごしていました。
それにしてもPSYの勢いは凄いですね。YouTube初の再生回数10億回を超えたみたいですし、確かに映像を見ててもテンションが上がります。
PSYも素晴らしいですが、横にいる女性ダンサーも綺麗で、綺麗な女性はどんなダンスをしても綺麗なんだなと思いながら映像を見ています。
ブログもここ一年更新していなかったのですが、前回のブログは昨年の反省だったので、今年も同じような内容でいきたいと思います。

昨年からのテーマで、事業においてはハブ無しへの転換をテーマにして邁進してきたのですが、
今年も昨年の継続という形で点数を付けるとすると70点ぐらいかなと感じます。
僕が言うハブ無しとは、例えば日本をベースに日本から何かを発信するのではなく、その時代の状況に合わせて売り手買い手の地域を決めるというもので、別に中国や香港やシンガポールを拠点に事業をするというのでもなく、例えば日本<=>中国の状況が悪いのであれば、中国<=>米国、シンガポール<=>欧州にすぐに方向転換できるように常に体制を整えておくというものです。
僕自身は東日本大震災が起こる前からこの方針で動いていたので、東日本大震災でもあまり影響はなく今年もこの体制を維持してやってきました。

ただ強烈に肌で感じることはグローバル経済における変化の速さです。
この変化の速さについてここ数年ブログにも書いたし常に感じていることですが、今年は特に感じた1年でした。
例えば、日本と中国のビジネスに関してお話します。
数ヶ月前にNHKで特集番組があったからか、最近中国ビジネスの専門家と称される方やその関係の方がよくブログで書かれているのですが、その内容は中国で日系企業の倒産処理ビジネスの依頼が急増しているというもので、日系企業が中国に進出しその後もし撤退するのであれば、清算処理が完了するまでに数年かかるという内容です。
簡単に言うと、現地企業従業員へ退職金の支払い、中国政府への倒産処理の申請等で手続きが煩雑かつ莫大な費用と時間を要するのですが、こんな事は数ヶ月前に依頼急増したのではなく、実際は2年前に言い方は悪いですが物凄く流行していました。
2年前に北京の友人が僕に「日本関連で今中国で一番儲かる商売は、日本企業の中国進出ビジネスではなく倒産処理ビジネスだよ」と言ってきたぐらいですから。
僕が当時この倒産処理ビジネスに関係して思っていたことは、今中国ブームが起こっているが、5年後は大企業以外の日本企業は中国から全て撤退し、日本企業が中国を消費地として見る場合、現地進出するのではなく日本からネットで物を売る以外に方法は無くなっているのではないかと予想していたのですが、この状況が既に今起こっているということです。
5年後という予想が2年も経たないうちに起こっているのです。
確かに日本と中国に関していうと、島の問題も影響しましたが、それにしても変化が早過ぎです。

日本と中国を例にしましたが、日中ビジネスの難易度を言いたいのではなく、単にグローバル経済のスピードや変化に即座に対応する知恵やパワーを持っていなければいけないと、改めて自分自身肝に銘じようと感じました。
ここで勘違いしてはいけないのは、日本中国のビジネスがゼロになるというのではないです。
実際、日本企業の競争力のある商品や企画は中国国内で通用してるし、ニーズも非常に高いです。
現に尖閣問題後に日本関連で中国企業から僕に案件依頼がなぜか増えました。
それ以外に通用しているのは日本以外の国としてビジネス活動するスタイルです。
例えば、日本で旅行会社をしているある企業は訪日中国人観光客が減少しているため、現地法人として活動しているバリ島を軸にインドネシア企業として中国人観光客をバリ島へ誘致しています。
競争力ある商品や企画力を日本企業として保有し中国へダイレクトに攻略するか、香港やシンガポール企業として中国を攻略するかの2つしかありません。
これを考えながらアプローチすると中国市場はまだまだ魅力的な存在になります。

話は逸れましたが、外交上の問題・予測不能な天災・政治的変化・突如の景気減速に影響されないために、僕はハブ無しという考えを常に持っているわけなんですが、僕自身のビジネスでは今年当初予想していたのは、中国<=>米国、さらに香港、シンガポールを活用してその時のニーズに合わせてビジネス構築していこうと。
ハブ無しと言いながら、買い手は大中華圏であり、売り手は先進国というのは間違いないと予想してやっていたのですが、今年下半期にロシアという僕にとって新たな巨大市場へのチャンスが到来し、ロシア<=>大中華圏というビジネスが突如スタートしました。
僕自身はロシアビジネスをするなんて今年当初全く考えていなかったので、グローバル市場って無限大だなぁと今年終盤に改めて感じたし、自分自身が思っている以上に自分にチャンスが訪れるスピードも早くなっているんだなと、さらにはそのチャンスをしっかり掴む準備も自分が思う以上に早くしておかなければ二度とチャンスは来ないと思うようにもなりました。

このロシア市場において、僕は初めて日本人の方からロシア市場で実績のあるビジネスマンのご紹介を受けて商売をスタートする事になったのですが、僕自身中国・香港・シンガポール等のネットワークにおいて、日本人の方から紹介を受けて商売をしたことがなく、中国大陸や香港の現地で全て一から直接中国人や香港人とネットワークを構築して商売をしてきたので、ロシア市場において有力なネットワークを保有され知識見識の豊富な方を日本人の方からご紹介受けた事に感謝していますし、自分のやってきた事が間違いではなかったと確信できたと同時に、その方がこの数十年に渡ってロシアビジネスにおいて大きな功績を挙げられた経験を直接勉強させて頂けることに感謝しております。

欧米人と話していると、チャイナマネーの次はロシアマネーが必ず世界を席巻するよとよく聞いていたので、ロシア市場を模索している時にこういうチャンスを頂き、今年新たに大きく飛躍できた部分はこのロシア市場かなと自分自身では感じています。
勿論シンガポールや米国というのも大きかったですが、僕にとって未開の地であり、ゼロスタートから大きく前進できたのはロシア市場の開拓でした。
来年も引き続き、中国・香港・シンガポール・米国・ロシアという市場を時代や状況に合わせてビジネス構築し、さらに発展させていきたいと思います。
方向性としては昨年や今年と何も変わらず有望なグローバル市場を開拓していくのみです。
来年も宜しくお願い致します。


謹賀新年 昨年の反省と今年の目標

新年明けましておめでとうございます。

昨年同様になんやかんやしている間に年越しを迎えることになり、
帰宅しテレビをつけると、紅白では少女時代が出演中で、
ダウンタウンの番組ではクイズコーナーでキモイタリア航空チームが勝利という結果を見ている状況でした。

僕の仕事について振り返ると、昨年目標に掲げた、
「日本<=>中国」のビジネスから「中国<=>日本以外の国」への転換ということを目指して一年間頑張ってきたつもりだったのですが、自分に点数を付けると、70点だったかなと思います。
残り30点は何かというと、ラスト3ヶ月で予定していた東南アジア諸国へのアプローチが間に合わなかった事です。
グローバル経済でのスピードに遅れを取らないという昨年の反省を踏まえ、今年もビジネスに邁進していきたいと思います。

昨年の日本では、やはり東日本大震災に始まり、世界通貨戦争の中での円高という日本企業にとっては非常に厳しい一年になりましたが、
勿論僕は東日本大震災という大災害は予想もしませんでしたが、2011年は日本を外したビジネスを念頭におき、震災当時には「中国<=>欧米諸国」でのビジネスに没頭していたこともあり、震災の衝撃さは言葉で表現できない物でしたが、自分自身のビジネス上の精神的・物理的影響は非常に少なかったような気がします。
自分自身2011年がスタートしたと同時に「日本ハブ」から「ハブ無し」という考えで、
例えば、アメリカ<=>中国でのビジネス最中にアメリカに問題があれば、中国<=>欧州に変更、中国に何か問題があれば、シンガポール<=>欧米諸国等、いつどこの国で大規模な国家問題が発生しても、供給元と買い手側を変更させるというスタイルを確立したので、例えばタイの洪水、予想される中国の低成長、欧州諸国の金融危機、アメリカの財政破綻、日本のさらなる景気悪化等、どこでどのような大規模なトラブルが発生しても、翌日には方向転換できるスタイルは今年もさらに拡大させます。
今年の具体的な重点地域はインドネシアを中心とする東南アジア諸国になるのですが、現状のビジネスから自然的に派生してロサンゼルス、ニューヨークを中心とするアメリカ本土の比率も高くなるだろうし、年中盤から中東や西アジアへのアプローチもすることになると思います。

結局、僕の役割というのは、マーケットや買い手を探し、それに合う供給元を探す。
シンプルにそれだけで、その条件が合う双方の国や地域、マーケットを絶える事なく世界中で探すだけです。
21世紀最後の巨大市場といわれるインドも待ち構えているし、インドネシアについては海外旅行者数が今年1000万人を超えるのは間違い無いでしょうし、日本人海外旅行者数の1600万人に徐々に近づいています。
本当にそうなるかどうか分かりませんが、40年後ぐらいには日本のGDPにインドネシアが追いつくと予想されているらしいです。
10年前に予想されていた2050年に中国がアメリカを追い越すという予想が、一昨年2025年に早められ、昨年に2020年に早まると予想が変更され、グローバル経済が驚くようなスピードで変化し早まっている事実からすると、インドネシアが日本に追いつくのは40年後ではなく、強烈なスピードで早まるのも不思議ではないと思っています。
そういう点で買い手マーケットは強烈に増加するし、それを提供する供給元も世界中にありふれているわけで、僕自身は2012年の一年間をワクワクウキウキして突き進む事になると思います。

震災後、日本では「集中と選択」から「分散と多角化」がキーワードになりましが、
僕は中国25%、東南アジア25%、欧米諸国25%、中東15%、日本5%、その他。。。
買い手、売り手の両方の地域別割合をこのような形に持っていくことが僕の2012年の目標です。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

2012 謹賀新年

僕が思う中国ビジネスの本音

ここ数年中国ビジネスに関わってきたわけなのですが、一つの節目かなと思い、本音で中国ビジネスについて書こうと思います。
(節目というのは、日中間ビジネスでの話です)

●中国では成功率は3%

 以前ツイッターで、現在中国国内で儲かると中国ビジネスマンの間で噂になっていることは、
「日本企業の清算処理代行」ということを投稿したのですが、これは非常に気分の悪い話ではあるのですが、
逆に現実でもあるし、中国地場企業でも生き残る事が厳しい現在の中国市場で、日本企業が勝ち残るは至難の技です。
じゃあなぜほとんどが失敗するのか。それは商習慣とか以前に中国市場を理解していないからです。
それだけです。
もし、中国市場を研究しているのなら、中国のどこにでもあるような商品を中国に売り込むことはしないはずです。
例えば、タオルとか、スプーンとか、杖とか。。。
中国人曰く「アフガニスタンに持ち込むなら分かるけど、中国にはありますよ。。」って。
皆さんご存知の通り、日本の数分の一の価格であります。。
「今の中国では日本製を求める人が多い」「日本製の人気が高い」等の理由で持ち込むらしいのですが、
僕の肌感覚では別に日本製が人気あるとは思わないです。
もし、中国で日本製が高い人気なら、なぜ中国のカルフールで日本製が少ないないのですか?ってことです。
中国のカルフールは中流スーパーとして位置付けられており、非常に参考になるので、3日に1回くらいはブラブラ見てるのですが、
日本製品は少ないです。
日本のメディアでそういう取り上げ方をするので、そう思われる人が多いのかもしれませんが、富裕層も含めて中国人はそこまで日本製にこだわりは無いです。
勿論、同じ商品で中国ブランドと日本ブランドで価格が同じなら話は違いますが「少し高くても日本製を買う」という考えはないです。

 先日、中国国内で開催された博覧会に日本政府が日本製品のバイヤー開拓を目的にブースを出展されてました。
来場者は5日間で80万人ですので、中国政府が国家を揚げて取り組む博覧会です。
僕は日本政府とは全く関係なくその博覧会に参加していたのですが、バイヤー側の中国企業として日本政府ブース内に出展されている企業の方とお話しました。
僕を中国人と思われていた方が多く、名刺交換時に僕が日本人ということで驚かれていた方もいましたが、僕からの質問に対して、
「バイヤーは全く見つからない」・「中国の百貨店等にも話しているが、なかなか取り扱いをしてくれない」等の反応でした。
僕から見ても、そうだろうなぁとは思いましたが、それより日本政府がもう少しマーケティングをし、中国国内ではどうすれば売れるか、どのような商品が競争力があるか、
中国国内でどのようにローカライズするかをアドバイスすべきというのが率直な意見です。
中国でバイヤーが見つからないというのは、中国で売れないという証拠です。
もし、中国の偽物商品の企画プロデューサーに持ち込んでも同じ結果になったでしょう。
中国に持ち込むと何もかも真似されるということも言われますが、偽物業者もかなりマーケティングし、売れる物しか真似はしません。
(中国では売れると予想される物は本物発売翌日には偽物が出ます。笑)

 じゃあ今、日本製品でどのような商品がニーズとしてあるのか。
もう中国は完成品をあまり必要としていません。
必要なのは「ある商品を生産するために必要な機械にどうしても必要な一部品を生産する技術」です。
これはもう中国ではどうしても真似できず、中国政府の資金を投入して買収するか、独占代理契約をして権利を買いたいと思っています。
もう少し身近な話で一例を出すと、
中国内陸部から北京に向かう高速列車でたまたま知り合った中国人が言っていたのですが、その中国人は彫刻家です。
彫刻する際に使用する彫刻刀を研ぐ砥石が日本製でないとどうしてもうまく研げないんだと言っていました。
さらに言うと、その砥石を生産するための技術、砥石を生産する機械を導入したいと中国は考えます。
要はどこにニーズがあるのか、それはどっぷり中国に入り込むか、どっぷり入り込んだ人間を見方に付けないと見つける事はできません。
日本とは違い、世界中の商品が中国に進出しているため、現在の中国では日本以上に供給過剰状態です。
しかし、ある特定の部分では供給不足というのも事実です。
ですので、何がニーズあるのかは入り込んで見つけるしか方法はありません。


●中国ビジネスでは国家課題が何かを考える

 中国に商品を売り込むとか共同で何か事業しようと思う場合、中国の国家課題に関連する事業というのも一つの手段です。
じゃあ中国の国家課題って何かというと、それも結構多いのですが、僕の肌感覚だと教育と環境についてはすぐにでも解決したい分野です。
教育について、現在の中国は超就職氷河期で、大学卒業者の就職率は20%ぐらいです。
大学に合格できる高校生は30%で、高校に合格できる中学生は40%ですので、大学を卒業して就職できる確立は3%未満です。
余談ですが、中国では小学校に入学するのも受験が必要で、小学校に入学してから朝から晩まで勉強勉強の毎日になります。
本当かどうか知りませんが、テスト時には1点を1万元(約12万円)で購入するという人もいるらしいです。笑
話を戻して、中国の国家課題というのは、まずこの就職できなかった学生の末路です。
中国はすぐにでも就職できなかった学生向けに就職支援プログラムを作り、問題解決したいわけなのですが、
企業が求めるニーズになかなか合わないというのも実情で、政策はうまくいっていません。
これも数少ないチャンスの一つで、中国政府は日本に対して、教育水準が非常に高いと思っており、日本の教育システムを導入したいと思っております。
中国の学生は欧米志向で、日本には興味無いと言う人がおられますが、当然それはあり、圧倒的な欧米志向です。
それでも中国が日本に求める教育内容は多いですし、中国の年間卒業者数は600万人です。(日本の10倍です)

 環境に関しては北京に行った経験のある方なら北京空港を到着した瞬間分かると思いますが、毎日外の空気は真っ白です。
いわゆる公害です。
この公害が中国人富裕層の一番の願いが海外移住という結果にもつながります。
これは一例ですが、国家課題に関係する事業は中国政府のスピードは半端なく早いし成功率は高いです。
そして、中国で商売するには、中国政府のキーパーソンと一緒に仕事しないと成功しないと言われますが、
中国政府の人間と仕事するには、中国の国家課題に関連すること、中国政府が資金投入し易い事業が有効です。
勿論、教育事業では教育部との繋がりが必要で、中国政府教育部のキーパーソンに辿り着くまでに相当な労力を要すると思うかもしれませんが、
日本国内で少し探せばルートは見つかります。
お住まいの町内会でも見つかるかもしれません。
そのぐらい日本国内にも中国キーパーソンが多くおられます。


●中国人が見る日本人観

先程、内陸部から北京まで高速列車でという話をしましたが、僕が中国国内でトラブルに遭い、その時中国国内線飛行機と新幹線を乗れなくなったわけなのですが、
内陸部から北京まで高速列車で約30時間の車中に、その列車の全く知らない乗客といろいろ語り合うハメになってしまったので、
その時の会話の内容を書きます。
約10名くらい知らない人間同士で話合っていたのですが、
僕だけが日本人ということもあり、日本の話になることが多く、逆に僕が「日本についてどう思う?」聞いてみました。
ほとんどが20~30才代です。
その反応は以下の3つでした。
①日本のアニメ
②日本の技術力
③日本人の心の質の高さ

日本のアニメについて、中国の20才代に会うと、ほとんどの人がアニメの話を僕にしてきます。
ワンピース、犬夜叉、スラムダンク、ガンダム、ドラゴンボール等。。。
日本でもよく「日本のアニメは世界的に通用する」と言われますが、
アニメにあまり興味の無い僕としては、どういう点がいいのだろうかというのが僕の疑問でした。
すると、人気の理由は「内容の奥深さ」と言います。
逆に映像技術等は中国でも日本同等のレベルにあるらしいです。
でも中国人がどう頑張っても日本のアニメのような内容やストーリーを描くことはできない言います。
中国人曰く、「中国のアニメはくだらなさ過ぎて見てられないよ」と。
そこで、中国人が日本人に対して思う事は、「日本人はこのようなアニメを見て育ってきたんだ」です。
「このようなアニメを見て育ってきたということが、日本人の心の豊かさ、質の高さに直結する一因なんだろう」と思うらしいです。
この「日本アニメ」が本当に日本人の心の質の高さに関係するのかどうかは、本当のところは僕には分からないし、
世界から見て本当に日本人は心の質が高いのかどうかも分かりませんが、中国人が日本人や日本に対してそう思っているのは事実です。
もう少し年齢が上がって50、60才代の人は、日中戦争の事を僕に言ってくる人がいましたが、
その50・60才の中国人でも、「僕は日本に来て働いて始めて我慢という言葉を教わった」と言っていました。
年齢層でアニメが関係するどうかは変わってきますが、日本の心の部分を言ってくるというのは一貫しています。
そして、日本の技術力ですが、これも僕は少し前ぐらいまでは、もう日本の技術力も限界ではないかというのが本音でした。
今では韓国サムソンや台湾メーカーもかなり勢いがあり、日本の技術力に追い付いていると聞きます。
それでも、語り合った10名のうちの一人がある中国メーカーで勤務しているのですが、
そのメーカーの商品を生産するために、一つだけ日本企業の部品がないと生産できないとのことです。
その部品をあらゆる世界中の企業が真似をし、売り込みに来たらしいのですが、やはりその日本企業の部品でないと商品は作れなかったらしいです。
中国マーケットは難しいのですが、実際の話を聞いてみても、あるニッチな部分では必ず勝てるというのも事実です。

僕の肌感覚で、勝てる分野というのは、(中国人が思う)日本人の心の質が連動する分野に必ず関係します。
教育、環境、特定分野の部品等。
中国市場のどこに日本企業の商品やサービスがマッチするか、深く研究するとまだまだ残されています。

最後に僕自身で言うと、今年から日中間のビジネスは一区切りして、中国と日本以外の国との取引にシフトしました。
中国-欧米諸国、中国-アジア新興国で、これは日本パッシングなのかもしれませんが、僕の現状からすると、中国に基盤が出来たので、
日中間にこだわる必要がなかったためです。
ただ、僕が日本人ということもあり、中国企業や中国政府のある部署は僕に日本と関係する案件依頼をしてきます。
その依頼内容はここで書いている内容が多いので、僕が思う中国人が日本商品に対して思うビジネスニーズは外れていないのかなと思います。
まぁそんな感じなのですが、今後もチャンスを頂ければ日本企業の中国進出に関わりたいというのも本音ではあります。

米国への投資を奨励

チャイナデイリーによると、中国のシンクタンクは「中国は保有する外貨準備を利用して米国への直接投資を増加させる必要がある」と発表しました。

記事の内容は下記の通りです。

● China Center for International Economic Exchange(CCIEE)の発表によると、世界経済の二番底入りの可能性が高いため、中国が保有する外貨準備高を利用して米国に直接投資を増加させる必要がある。

● 中国のトップレベルシンクタンクに所属する専門家がこの件について近日中に米国で会議するとのこと。

● 米国への具体的な投資先については、クリーンエネルギーと自動車関連技術で、米国の国家プロジェクトに関係する企業の株式取得、買収に資金を活用する必要がある。

● 米国で進行中のソブリン債務危機により、結果中国の製造関連企業の収益悪化につながるため、中国の外貨準備を利用し、米国の経済を支援する必要があるとのこと。

● さらに米国以外の投資先候補としては、スリランカ・ブラジル・マレーシアが効果的とのこと。

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【CHINADAILY】

「Greater US investment encouraged」

http://www.chinadaily.com.cn/business/2011-08/26/content_13197577.htm



欧州諸国への投資を拡大させる中国

中国の英語版新聞チャイナデイリーに下記の記事が出ていました。

「China to keep investing in Europe」

http://www.chinadaily.com.cn/business/2011-07/25/content_12976257.htm

内容を簡単に言うと
・中国による欧州諸国への投資は続ける。
・中国は欧州を重要な市場の一つと認識している
・昨今の欧州諸国の経済危機により、中国からの投資を欧州は歓迎している。
・今後は、米国債よりユーロに投資を変更していく。

この話は中国欧州間の国家間の問題で、欧州諸国が相次いで破綻しかけているのを中国が救済しているという話なのですが、経済面、特に中国人観光客による欧州諸国への観光も非常に大きな経済効果を発揮しています。
日本のニュースで、中国は内需が爆発的に上がっていて、国内消費が旺盛とよく報道されていますが、実は中国人による中国国内消費の4倍もの額を海外で消費しています。メインは欧米になるのですが、欧州への消費額も凄い勢いです。
以前記事になっていたのですが、フランスのあるブランドショップではクリスマス前後の5日間の中国人観光客による消費額が数年前の1年間の売上と同じくらいだそうです。

そのため、今欧州諸国は中国に対して「我が国に観光に来て下さい」とラブコールを送り続けています。この勢いはまだまだ続くはずです。

日本も最近は中国人観光客が戻りつつありますし、僕の肌感覚では中国国内で中国人と話しをしていても、日本の放射能をあまり気にしていない感じがするので、日本にチャイナマネーを取り込んで日本経済を少しでも復活させてほしいと願っています。
中国人の本音では、放射能が垂れ流し状態というのは予想しているが、それでも日本に旅行したいと思っている人は多いです。
(勿論、その何十倍も欧米への憧れや旅行したいと気持ちは強いですが。。)


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外国人観光客誘致

僕自身、外国人観光客誘致、いわゆるインバウンド事業にあまり関わることが無いのですが、少し調べてみようと思い、いろいろ調べていました。
現在、日本では中国人観光客誘致があらゆる企業の生命線になっているらしく、早く放射能問題が解決すればいいのになぁと僕も思っているのですが、今回僕が調べていたのは、日本以外に訪れる外国人観光客の人数や国をいろいろ見ていました。
外国人観光客誘致といえば、やはり中国人をまず思いつくと思うのですが、中国人以外にも伸び率の大きい外国人観光客があり、例えば、マレーシアやシンガポールがそれでした。
確かに合計人数では勿論中国人が多いのですが、マレーシア人の人口は2700万人、シンガポールで700万人ぐらいなので、割合としては非常に多いと思います。
中には中国人観光客と同じくらい、シンガポール人やマレーシア人が訪問している国もあります。

僕にとってはマレーシア人とシンガポール人の観光客がここまで多いとは思わなかったのですが、今このブログを書いている時に、マレーシア系の企業がそういえば北海道のリゾート地を買収していた記事を思い出しましました。笑
さらに言うと、2週間程前バリ島に行った際に僕の叔父夫婦がブルガリホテルに連れて行ってくれたのですが、そのブルガリホテルの敷地内にちょうどハイヤーらしきベンツから40歳ぐらい女性が一人で降りてきて、たまたま僕達と一緒に階段を下りる事になったので、僕がその女性に「どこから来たの?」って聞くと、その女性は「マレーシア」って言っていました。めちゃくちゃ上品な女性だったので、どこなんだろうと思ったのですが、まさかマレーシアとは思わなかったです。

まぁこんな感じでいろいろ情報収集していたのですが、僕個人としては近いうちに日本以外のどこかの国で外国人観光客誘致の商売をしようと思っています。

ちなみに下の写真はブルガリホテル敷地内に入るためのセキュリティチェック。
この犬は麻薬犬ではなく、爆弾を探知する火薬犬です。笑


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中国の広告事情

弊社が中国国内において、エレベーターテレビ広告枠を販売することになりました。
日本でも電車に乗っていると、モニターに動画が流れているのを見かけることがあると思うのですが、中国では至る所でこのテレビ広告みたいな動画が流れています。
中国国内での広告媒体の順位は以下の通りです。

1位、テレビ広告
2位、エレベーターテレビ広告
3位、新聞
4位、地下鉄でのテレビ広告
5位、バス社内でのテレビ広告
6位、雑誌
7位、屋外看板広告
8位、バス停留所での広告

インターネットはまだ正式な規模がよく計算できない状況らしいのですが、
3位か4位ぐらいにはなるのではと言われています。
ラジオ広告の規模は昔と全く違いほとんど無いと言われています。

中国に行くと、オフィスビル、ホテル、商業ビルでエレベーターテレビ広告が日本と比べ物にならないくらい多いので、最初は違和感を感じるのですが、広告規模は非常に大きいです。

弊社が扱うのは、1日6500万人に視聴されるというものですが、
広告枠の販売金額やエリアについてはまた詳しく書きたいと思います。

ぜひ中国国内での認知度向上にお役立て頂ければと思います。

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中国のグルーポン

先日、北京で地下鉄に乗っていると、中国グルーポンと思われる広告が社内全面に張られており、なんかおもしろくて、iPhoneで写真をとりました。↓↓

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サイト名は「団宝網」で http://www.groupon.cn/
でも翌日に分かったのですが、本家グルーポンの中国版は「団宝網」ではなくて、「高朋団購」というサイトで、ドメインはコレ「gaopeng.com/」
「団宝網」がgroupon.cnというドメインを利用しているし、ロゴもそっくりなので、てっきりそうだと思ってしまいました。
さらに、この広告のモデルは中国で有名な俳優と女優らしいです。

ただ日本的にいうと、この「団宝網(本家ではない方)」はグルーポンのパクリみたいな感じになると思うのですが、その「団宝網」が地下鉄の駅の広告に堂々と掲載されている反面、本家グルーポンは全く露出していないうえに、「groupon」ドメインを利用できないということに、この国の魅力を少し感じました。

日本でもグルーポン系やフラッシュマーケティングのサイトは人気があると思うのですが、中国でもかなり人気があり、現在で共同購入サイトは2000以上と言われています。
昨年の4月に日本で10~20サイトぐらいでだった時に、既に中国では200の共同購入サイトが存在していたのですが、たった1年間でサイトの急増するスピードはなかなか凄いと思います。
その中で、現在成功しているといわれる共同購入サイトは5つぐらいで、その5社はサイト運営会社が商品を大量に仕入れ、倉庫を借り、究極に安く短期間に販売するという方法をとっているサイトが利益をあげています。

話が逸れてしまいまいましたが、まぁ現状で中国国内においては、本家グルーポン(高朋団購)より、新グルーポン(団宝網)の方が圧倒的に知名度があるのですが、今後どんな感じになるのかなぁって感じです。

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中国政府のネット監視とECサイト。

一昨日のニュースで、『中国政府がネット上の情報管理強化、新組織を設立』という記事があったのですが、
皆さんもご存知の通り、facebook、twitter、youtube、FC2、アメブロ等、中国国内では遮断されているサイトが多いのですが、こういったソーシャルメディア系の遮断とは別に、中国国内で露出されているECサイトについては中国政府により全て監視されています。全てのサイトの商品内容も全て監視されています。

例えば、ニセモノ商品が販売されていないか、そのECサイトの趣旨に合わない商品が販売されていないか、中国政府の認可を受けてサイトを中国国内に露出させているか、意図は様々です。
ですので、最初に紹介した記事については、一元化しようというだけで、基本的には政府の監視が今後厳しくなるとかではなく、監視の厳しさはそのままで縦割りの体勢を廃止するだけのことです。
実際、私が関わっているECサイトについても政府から注意があり、サイト内の商品構成を修正する事態が起こりました。知ってはいましたが改めて政府の監視体制の厳しさを垣間見た瞬間でした。
このサイトについては、中国で初めて中国商務部から公認されているECサイトで、サイトの構成は日本の大手ECサイトと同じように、ジャンル毎に分かれているのですが、
問題になったのは、ある商品が、そのジャンルに関係しないところで掲載されていたことで、中国政府から指摘があり、是正するようにと指摘を受けました。
簡単にいえば、ファッションのコーナーに不動産が売られていた。みたいな感じです。
(勿論、その後その出店者に伝え修正して頂くことになりました)

逆にいえば、中国政府の商務部からすると、中国政府が公認したのだから、しっかりしてもらわないと困るよ。ってことだと思うのですが、この徹底ぶりには驚かされました。
まぁこういう監視体制がしっかりしていて、政府が公認しているのだから、消費者は安心してサイト内で商品を購入することができるともいえるのですが。
現在、中国国内でネットショッピングする購入者は自身が閲覧するサイトが安全かどうか敏感になっています。つまり、ブランド物を買うにしてもニセモノ商品を掲載する出店者は多く、消費者は政府が公認しているサイトであれば安心すると言われています。
実際、政府から公認はされていないが、中国国内大手でかなり有名なECサイトでは、ニセモノ商品が本物商品として売られていて、そのサイト運営者の上層部はその事実を知っていながら、サイトを運営していたということが発覚し、その上層部が処分された事件がありました。
これも中国政府の監視体制により発覚しました。

何が伝えたいかというと、下記5点です。

・ネット規制や監視はソーシャル系だけでない。
・現状でも政府が大掛かりな体勢で監視している。
・ECサイトは中国国内で少しでも露出上されると、政府により監視が始まる。
・ECサイト内の全ての商品が監視されている。
・政府の公認が受けられると、消費者は安心してサイトを訪問してくる。

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中国の免税島に中国人観光客が押しかけていた

先日、中国で朝のテレビニュースを見ていると、海南島で化粧品・時計・服等の輸入品が免税となり、中国本土の人がそのショッピングセンターに入るために長蛇の列をなし、物凄い勢いで買い物客がおしかけている映像が流れていた。
どのチャンネルもこのニュースがトップで報道されていたので、その後中国人の知り合いに聞いてみると、「政府が気合を入れて推進してきた政策の一つで、簡単にいえば『免税島』だよ。」って言われた。
(正式名称は『離島免税政策』らしい。)
この免税島をスタートさせた理由は、海外で買物する中国人観光客の消費額の凄まじさらしい。
海外に行って消費するくらいなら、それを中国国内で消費してもらおうと政府が考えたらしい。
違う中国人ともこの話題について話をしていると、「北京も3年後に同じ様に免税地区を作ってこれと同じ事を始めるよ」と。
今回の海南島の「免税島政策」はひとつのテストマーケティングみたいな感じかもしれない。
そして中国人観光客の海外での消費額についてですが、中国観光研究院が発表した最新リポートでは、2011年の中国人の海外観光市場について、海外での消費額は過去最高の500億ドル(約4,5兆円)、日本は2500億円で前年の約10%増加らしいです。
まぁ日本でも最近、観光立国になるべく、中国人観光客誘致に向けて、インバウンド事業が盛り上がっているらしいけど、この報告を見る限り、世界全体の消費額は4,5兆円もありながら、日本ではその1割も消費していてないのは残念というか、まぁ逆にいえば、アピール次第ではまだまだ伸びる可能性があるということだと思うのですが、なんとか観光立国日本として頑張ってもらいたいです。
ただ、この「免税島」がさらに拡大していけば、日本の観光地はいいが、買物目当て日本に観光する中国人は減少する可能性があるし、この「免税島」対策を考えておかなければならないような気もする。
まぁ素人の意見なので、実際は日本でもいろいろな政策や計画が進んでいると思うのですが、もっと日本で消費してほしいと期待してます。
ちなみに、日本へ旅行しに来る中国人観光客は年間約100万人ぐらいですが、香港へ旅行する中国人観光客は年間3000万人です。
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