20歳3ヶ月で

この世を去った愛猫の記録を残したいと思う。

 

3年前の17歳のときも

腎不全になり生死を彷徨ったが

見事に回復した。

 

今回も獣医師さんから腎不全と説明を受けたが

(腎不全なのか老衰だったのか線引きは難しいけれど)

自分には“老衰”に感じた。

 

まだ色々と心の整理が付かないけれど

書きたいことが色々あるので

少しづつ文章として残せたらなと思う。

 

少しでも役立つ情報になれば嬉しいです。

 

 

 

保護猫 メス 不妊手術済み 20歳

 



【2月下旬〜】

いつも以上に構ってちゃんになる。

(飼い主はリモートワークなので)仕事を始めようと

パソコンに向かうと大声で鳴き出したり

常に飼い主がそばに居ないと不機嫌になる。

 

3月に入ってから

夜に飼い主が布団に入って、電気を消して、寝る体制にはいると

鳴きながら爪を立てて“カチカチ”と音を出して

飼い主の布団の周りをしつようにグルグル歩き廻る。

 

そのときは

今年の北海道は寒さがずっと続いていたので

適温な場所が見つからず

イライラしているのかな?と思っていたが

 

今考えたら、

体調不良を訴えていたのかもしれない。

 

 



【3/4】

この日から食欲不振が始まり

ウンチも出なくなる。


餌の場所には居るけど、

いつものカリカリを食べない。

餌が器に入っているのに、

鳴いて、飼い主を呼ぶ。


水はたくさん飲むのに、

その割におしっこが少ない。

 




【3/5】

好物の鶏ささみやウェットフードなら

食べてくれるので

フードをカリカリから

ウェットフードに切り替える。


トイレに何度も行って

力むけどウンチが出ない。

おしっこは出る。そんな状態が続く。

 





【3/8】

ウンチが出なかったら

動物病院に行こうと思ってたが

小さめなコロコロとした丸いウンチが

お尻の穴についた状態で2つ出たので

病院には行かず、様子をみることにしてしまう。

 




【3/9】

小さなウンチがひとつ出たが

食べる量に対しての

ウンチの少なさに違和感を感じる

好物の鶏ささみも食べなくなる

 


 :



【3/10】

ちゅーるすら食べなくなり

少し後ろ足を引きずるような歩き方になる

 


 :


 

【3/11(闘病1日目】

点滴1回目、体重:3.4kg

※わかりやすいようにこの日から闘病生活にしたいと思う

 

この日も食べないし、うんちも出ないし

歩き方も少しよろけたままだったので

動物病院に行く

 

image

(左:3年前の数値 / 右:今回の数値)

腎不全と説明される。

点滴(輸液)を打つ。

食事:ちゅーる1本(キングサーモン)

 



 

【3/12(闘病2日目)】

お昼頃から思うように歩けなくなり

トイレに入っておしっこをするも

そこから起き上がれなくなる

 



食事もこの日から

飼い主の指の上でしか食べ(舐め)なくなり

シリンジを使いながら飼い主のもう片方の指に

流動食やちゅーるを流して乗せて

舐めてもらうようになる

食事:水分補給流動食1本、ちゅーる1本

 





 

【3/13(闘病3日目)】

おしっこはするけど、そのまま倒れて

トイレから自力で起き上がることができない状態が続く。



今まで使ってたトイレは深さがありすぎて

トイレに入るのも困難になる

食事:ヨーグルトふた舐め程度

 




 

【3/14(闘病4日目)】

2回目の点滴、体重:3.2kg


昨日は全然食べなかったが

ネットで注文していた

ちゅーるのような“にゃんにゃんカロリー(ミルク味)”という救世主が届き



すごい勢いで舐めてくれるようになる

 

トイレに古新聞を引き詰めて高さ調整したら

自力でトイレから出れるようになった。

 


夕方に動物病院に行き、点滴を打ってもらう。

 

今まで鳴かなくなったのに

病院への行き帰りに思いっきり鳴き出して

『まだそんな元気があったんだ』という嬉しい気持ちと

『やっぱりそんなに病院行くのが嫌なんだ』という気持ちに😢

 

点滴効果か

鶏ささみとウェットフードを混ぜたものを

少しだけど食べてくれた。



夜に『部屋の蛍光灯カバー』がトイレになるのでは?と思い

試しにそれをトイレにしたら、


トイレがスムーズになり、

以後、トイレ問題が解決する。

 

点滴の影響なのか

首を上げられなくなり、顔を斜めにして

よろよろ歩くようになってしまう。



食事:にゃんにゃんカロリー35ml、鶏ささみ+ウェットフード少々

 



 

【3/15(闘病5日目)】

約1週間ぶりに爪研ぎをする


グルーミングもするように!



食事:にゃんにゃんカロリー2本分(50ml)

 



 

【3/16(闘病6日目)】

相変わらず歩き方がおかしいままだけど

クローゼット(元の場所)にしまった

昔のトイレへ


やっぱり昔のトイレに愛着があるのか

何回も行こうとするので

トイレを2個用意することに。

(以後、その時の気分や体調でそれぞれのトイレを利用していました)

 



いつもしていたレジ袋舐め舐めも

1週間以上ぶりに披露してくれた

 

朝の8時ごろに

1週間ぶりのウンチをする!

 



食事:にゃんにゃんカロリー20ml

 

 




【3/17(闘病7日目)】

うんちをしてスッキリしたお陰か

不自然な歩き方もしなくなり、

行動範囲も少し広がる。

鳴き声も復活


カリカリに興味しめしたので(結局カリカリは食べなかったが)

もしかしたらと思い、



カツオを置いたら少し食べ、

久しぶりに固形物を食べてくれた

食事:にゃんにゃんカロリー12ml、カツオ少々

 





 

【3/18(闘病8日目)】

安定した日が続くが

食欲は一向に回復せず。

食事:にゃんにゃんカロリー10ml

 


 :



 

【3/19 (闘病9日目)】

点滴3回目、体重:2.9kg


この日ぐらいから、

いつもの場所(こたつの中)から

飼い主の布団の中で寝るのが増えた気がします。

 

動物病院へ行き、3回目の点滴。

体重が2.9kgになってしまった。

 

いつもなら点滴後すぐに食べてくれるのに

今回はまったく食べる気配がなく…

 

何度も力尽きそうになりながらも


何度もトイレに出入りして

トータルで10分以上リキんでうんちを出す。

 

ウンチを出したおかげか

カリカリ3粒食べる。

食事:カリカリ3粒

 

 



 

【3/20(闘病10日目)】

飼い主のバースデーだったので、いっしょに迎えられてホッとしたが

深夜3時に2回嘔吐(黄色い液体)と

初めて下痢をする



この日からヨダレも目立つようになる

が、元気に生活している。

 

飼い主のバースデーケーキの生クリームを

本当に少しだけ舐めてくれて



猫の大好物でだったけど滅多に食べさせなかった

生クリームを舐める姿を久しぶりに見れて

思わず飼い主は涙を流し、心が軽くなった。

食事:生クリーム少々

 

 




【3/21(闘病11日目)】

特に変わった様子はなし

食事:にゃんにゃんカロリー15ml

 



 

【3/22(闘病12日目)】

目立った変化はないけど

口をごにょごにょすることが増え

口臭もキツくなってきた(胃液過多なのか酸っぱい匂い)


餌を近づけると『う〜』と唸るようになり

拒否反応を示す

初めてなにも口にしない日になってしまった。

食事:なし

 

 


 

【3/23(闘病13日目)】

点滴4回目、体重:2.7kg


朝は目立った変化なし


その後、動物病院に行き、

4回目の点滴(その中に整腸剤的なものも入れてくれた)

 

いつもは移動中、

キャリーの中で終始鳴きっぱなしなのに

途中で鳴くのに疲れたのか、

キャリーの中で倒れ込むようになる。

 



点滴後、明らかに様子がおかしくなり

低体重で点滴の重さが耐えられなくなったのか?

低体重でバランスが取れなくなり車酔いをしたのか?

体がふらふらになり

 

布団の中に入って、一緒に寝てたら

途中ですごい勢いで後退りして布団から出て

こたつの上に行くも、そこでも途中で後退りして

こたつから落ちそうになり、、

 



原因はわからないままだけど

自分自身で体のコントロールができなくなってる様子

(夜には治りました)

 


点滴も吸収しきれなくなったのか

背中から点滴が漏れてびしょびしょになったり

注射の部分がハゲてきてたり…

 



そして、点滴をしたのに

まったく食べなくなってしまった

 

そんなこともあり

今後は点滴を辞め、

自然に任せる決意を固めました。

食事:なし

 




 

 

【3/24(闘病14日目)】

点滴が合わなくなったせいか

この日からおしっこ中や後に

今まで聞いたことのない遠吠えのような大きな声をあげるように。

 

今までほとんど二階の自室で飼育していたけど

水を足すために一階に降りてた飼い主を待ちきれなかったのか

久しぶりに自力で一階まで階段を登り降りするようになる

 



夜中にもまた一階に行きたがり…

ドアを開けたらまた自力で一階に行き

普段はまったく近づかなかったお風呂場に行くようになる…



猫は死期が近づくとお風呂場に行きたがると

聞いていたので不安になる

食事:にゃんにゃんカロリー5ml

 

 




 

【3/25(闘病15日目)】

この日あたりから人恋しさが増したのか

一日のほとんどを飼い主の膝の上か、

布団の中に入って

飼い主の股の間にいるかになる。

 

この日は水もあまり飲まなく



水入れに顔を乗せたまま

水は飲まずにボケーっとしていた。

 

夜中のおしっこが薄いピンク色に、、



(最初で最後の血尿になりました)

食事:なし

 





 

【3/26(闘病16日目)】

あまり変化のない日でしたが

2回も下に行き、お風呂場に直行していた。

食事:なし

 



 

【3/27(闘病17日目)】

この日あたりから涙を流し始める。



それ以外は普段通り

食事:にゃんにゃんカロリー5ml

 





 

【3/28(闘病18日目)】体重:2.6kg

この日も2回、下に降りてお風呂場に

注文していたペット用の体重計が届いた。



あまり水も飲まなかった。

食事:なし

 

 




【3/29(闘病19日目)】

昼休みに夕食の仕込みをしていたが

久しぶりに二階から飼い主を呼ぶ鳴き声がして

二階に行ったら

自室と階段の間で猫が待っていた。

 



そのまま一緒に下に降りたが

今回はお風呂場には行かず。


でも、また夜に下に降り、

お風呂場に行ってた。

 

再びおしっこの後に起き上がれない状態になってしまうことがこの日を境に増えていく。

食事:なし

 





 

【3/30(闘病20日目)】

朝からなんだか落ち着かない様子

下に行きたがるか、体力がないのか

階段の踊り場までで断念し、二階に引き返す。

食事:にゃんにゃんカロリー3ml

 




 

【3/31(闘病21日目)】

顔つきが変わって吊り目になっていく

 


鼻息が大きくなる(人間のいびきのような深いスゥーとして大きな音)

夜には鼻息は治りました。

 

この日は2回、一階のお風呂場に行ってた。

食事:なし

 




 

 

【4/1(闘病22日目)】

朝に自力で下に降りたが

この日はお風呂場には行かず

お風呂場以外の普段行かないような部屋まですべての部屋を回って

お別れの挨拶をしているようだった。

 


リビングのストーブの前で休んでた。

一階で爪研ぎと水飲みもしていた。

 

ウンチがしたいのか

何度もトイレに行き、一生懸命リキむが

ウンチが出ることはありませんでした。

 

鳴くけれど声がでない状態が続くようになりました。

体もふらふらに。


嘔吐(透明の液体)


夜に下に行きたがってたけど

体力的に限界を感じたので

今まで階段を自力で登り降りさせてたが

このときから抱きかかえて一階に降ろすように。



風呂場には行かず、

一階の大きなこたつの中に入りくつろいでた。

食事:なし

 




 

【4/2(闘病23日目)】

今まで水だけは飲んでくれたが

水すらも拒否するようになる。

 

体が思うように動かせないのか

不自然な体勢でいることが多くなる。

 



吐こうとするが

出すものがなにもない状態


声がほとんど出なくなり

歩行困難になる

自力での移動がほとんど不可能に。


口臭も酸っぱい匂いから

きついアンモニア臭に変わる

 

涼しいところに行きたがる

体も冷たくなっていく

体が硬くなり(とくに後ろ足)

体を丸めることができなくなる


寝ながら前足で掻くようような動きを頻繁にする。

声にならない鳴き声で不安そうにする。

 



でも、飼い主の膝の上に乗せると落ち着くので

しばらくずーーっと膝の上に乗せてたら

ビジュアルが復活する。

 



夜には完全に寝たきり状態になるが

顔つきは穏やか

 

布団を被せたら嫌がるようになった

 

1時間に一回ぐらいのペースで



こんな鳴き方をするように

(恐らく、鼻翼呼吸)

食事:なし

 

 




【4/3(闘病24日目)】体重:2.4kg

朝4時ごろに

犬が遠吠えるようなポーズ(鼻を突き出すような体勢)で

鼻翼呼吸を3回ぐらいしたのち

呼吸が落ち着いたので、

安心して、体を撫でてたら

しばらくするとなにか違和感を感じて


電気をつけて、顔を確認したら、

目が開いた状態で、呼吸もなく



首がだらーんとして…

朝4:12ごろに息を引き取りました。



 

アメブロは動画投稿したらフリーズしたりするので

動きなど確認されたい方は



こちらのインスタのストーリーズのハイライト(アーカイブ)で

ご覧いただけたらと思います。