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KIMONOMODE

異国できもの暮らしをしています。

露草

中国名:鴨(足偏 に 石)草  (Ya Zhi Cao)

アヒルの足の付け根の骨 の 草

何ということでしょう
今日帰りに道端の露草をよく観察してみます。

目の覚めるような藍紫色とすっきりした葉が美しく、昔から大好きな野の花です。

小学生の頃、夏休みの研究に露草を選んで「研究」しました。ただ顕微鏡で葉の細胞を観察しただけですが…。

雨コートといえば
去年(?)発売された ゴアテックスの着物用雨コート

昨年発売後デパートで見つけた時の印象。
色は華やかで発色が良く、所謂着物カテゴリーにはなかった、ポップな(熊よけか?)カラー展開。
雨もぽろんとはじきそうなハイテク素材。

だけど。。。。。

どうも昔自転車用に売られていた合羽みたい!(中国では赤青黄色の三角合羽が普通でした。1997年!)
ステキな気もしますが、何だか。………う~んもう一声、でしょうか。

ここまで洋服と違和感が無いデザインを目的に開発するなら、いっそのこと

「着物で着られる トレンチコート」

風にしてくれた方が私は格好良くて嬉し泣きします。ここまで格好良くなれば、当然足元も

「足袋も入る 雨の日ショートブーツ」

となるでしょう。現実的でしょう?
脱いだらおっとびっくり着物でした!みたいな感じです。
私だけかしら…。




しじら織り

単衣~盛夏にぴったりな、しぼとしゃり感のある木綿です。
私は去年の夏前に入手してから、普段着にはもっぱらしじら織りばかり着ています。色は藍、無地格子。とてもシンプル。
阿波しじら



重宝する理由は簡単

軽い
しゃり感がある
洗える

やや透けるので、透け対策は必要です。

ちなみに、我が娘は去年も今頃からしじら織りの甚平、今年もネットで見つけて(まだ自分で仕立てる勇気がない)1サイズ大きい甚平をもう着始めました。

お風呂上がりに着せて、翌朝までこのまま、当人も気に入っているようです。







紫陽花
アジサイ
英語名:Japanese Hydrangea
中国語名:繍球花 八仙花
ユキノシタ科 

今では覚えきれない程の品種があります。色が変化していく紫陽花は、今のところ歩いていて目にとまるものは皆美しい青紫色をして、曇り空の下ではっとさせる美しさを放っています。

正直、小さい頃からあの図体の大きさ(!)に圧倒されて余り好きになれませんでした。花もキャベツみたいに大きいし茎も繊細ではないし。。。

着物が好きになって以来、6月梅雨頃から 夏の花 として紫陽花が帯に描かれているものを目にすることが多くなり、象徴的に雨露がしっとり似合う涼しげな様子が気に入るようになりました。

着物を着始めた頃、あわてて単衣用に見つけたリサイクルの帯、簡単に青色で抽象化された染めの紫陽花。
主張もないけどいつでも締めて良いわけでもない。
この季節限定の帯、もう暫く大活躍しそうです。

私のお師匠様は「贅沢だ」と仰いながら美しい刺繍の帯と、紫陽花が大胆につけられたお着物を見せて下さいました。ほう~っとため息が出る綺麗なもので、これなら雨も苦ではないなあ、と見入ってしまいました。

紫陽花には 毒がある
と知ったのは最近です。

田中優子 著 「きもの草子」
(筑摩書房)

著者が好むすっきり凜とした佇まいの色彩感覚が私好み。布を生き物ととらえ、脈々と続く布の文化を書き綴り、読み手を美しい写真と共に海を越えた布のルーツへ導く。文体もがすっきりと背筋が通っており、心地良い。

きもの人が一番恐れるもの

それは突然の「雨」
「降るなんて聞いてない~」とか
「読みが甘かった。。。」とか

もう後の始末です

ポリの着物にポリの帯、草履もポリだから大丈夫!なんて、まさかお思いにならないでしょうね?
まさか帯揚げもポリ、帯締めもポリ
はたまた足袋もバッグもポリ
そんな方がいらっしゃるのでしょうか。そこまで来るとまるで雨を楽しみに待っていたかのような出で立ち。

第一、ぽつりぽつりと雨が首筋につつーっつと流れ落ちるなんてホラーです。

さてさてまず
雨!と思ったらまず逃げる
雨宿りをしつつ、どこで傘を買えるか考える………次に雨が止みそうか空と相談する(ナイナイ)

正絹のきもので裾がしっとりしてしまと、シミにもなりますし、特に縮緬の着物などはぎゅーっつと縮んでしまいます。
道路からはねる水分にはアスファルトの油分などの成分が含まれており、 汚れ落としは簡単ではないそうです。

そんな一大事にならないよう 着物で出かける日は事前に天気予報をチェック。

雲行きが怪しい 危機管理として私が準備するのは:


雨コート
撥水性のある風呂敷(雨日和でなくても大活躍)
タオルハンカチ
あれば雨をはじく草履または下駄
替え足袋(いつももう一足予備を持ち歩いています)
クリップ〔雨コートの下はクリップで裾上げします)
小銭(どうにもならなかったらタクシーです)


カジュアルな着物には短いレインブーツでも良いと思います。

梅雨はまだ続きます。紫陽花も綺麗な盛りです。



余程 総絞りなどの厚い生地でない限り、おはしょりを一重にする必要はありません。
「もこもこになってみっともない」

それはきものを着る手順に気をつければ大丈夫です。
写真撮影などでは必要上一重にするようですが、着る段階ですっきりさせることができます。
中途半端に下前をたくし上げると、逆に落ちてきて後始末に苦労します。どうしても一重にしたければしっかりと。

それより大事なのは
おはしょりの長さ です。

おはしょりが長すぎると全体の見た目がかなり違いますから…



足元がすずしくなると体感温度がかなり違います。
早く 麻の足袋 に変えたいのですが
まだ早いような気も………
毎年素材の替え時期に頭を悩ませる6月です。
ここ一年位朝は5時起きで1日を始めているのですが、頭をシャッキリさせるためにコーヒーがかかせません。
でも自分でもよ~くわかっているのだけれど
飲み過ぎ。

プレス式の大ポットに満タンで入れると、マグで5-6杯分。
砂糖無しでミルクと。
熱々を寝ぼけた胃に流し込む。
う~ん書いているだけで胃炎になりそう。

4,5杯目からはもはや惰性で流し込んでいる感じ。
やはり一番味わい深いのは1杯目です。

昔会った香港の人が、「胃炎なんだ。きりきりするんだが止められないんだ」と言いながら、私の前でブラックコーヒーを流し込んでいるのを見て冷や汗が出たのを思い出します。



決まりに厳密に合わせると、今はまだ単衣着物の6月、帯は麻、とするには少々早い気がするのですが、絵柄が涼しげな紫陽花なので今しかない。。。と、今期はヘビロテの麻名古屋帯です。
実際、気温もますます上昇中なので、麻素材も涼感が心地よく感じられる程です。
さすがに麻着物に替えるのはまだ早いですが。

麻といえば、遊中川で一昨年買った麻ハンカチ、これは速乾性がすばらしいので通年大活躍です。