目標には、3つのレベルがあることをご存じですか?

 

皆さん、こんにちは。
ブログをご覧くださり、いつもありがとうございます。
大人の発達障がい当事者&コーチング講師の和声です。

 

今、時代の激変期を迎え、生活スタイルが変化していくことで、ご家族やご自分と向き合われる方が多くなっているのを実感します。
ありたい自分であるために、ほしい未来に繋がるために、やるべきことや、やっておきたいことを目標に持たれるかも多いかもしれません。

 

とはいえ、いつまでの〆切で…という強制的だったり、やらなければ…という受動的な目標だったり、目標が達成できなかった時のガッカリ感やプレッシャーなど、目標へマイナスイメージを持つかもいらっしゃるかもしれませんね。
そこで今日は、コーチがとてもよく使うスキル。目標設定についてプロの3つのレベルのお話をしていこうと思います。

 

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天才レベル
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不可能なほど高い目標。
達成は難しいので達成感には繋がりにくい。
けれど、あえて目標にすることで、可能性を拡げられる、この高い目標があったからこそ行動のレベルが上がります。

ちなみに、和声の場合の天才レベルでは
『世界中から自殺する人を0にしたい!』
一人では、一生かけても不可能な程の高い目標ですが、あえて天才レベルの目標も持つことで
「自殺者をなくすには?」
と質問の質があがり、そこから生まれるアイデア、行動も変わり、ひいては現実までが、この天才レベルの目標を持てるか持てないかで、変わってきます。

 

例えば、コーチの受験をする人の天才レベルの目標は、合格ではなく、
『試験官の人生を変えるセッションをする』と言う風に。

完璧主義の人や、0か100かで考えている人には、特に得意な目標設定だと思います。

 

ただ、デメリットとしては、
天才レベルだけだと、あまりにも高い(もしくはその時の自分には高い)目標のために、
常に出来ていない所が目につくので、不達成感や自己否定、自信を失いやすくなることも。

天才レベルだけだと、デメリットが大きくなって苦しくなりやすい、、そこで、
二つ目の目標設定レベル。

 

 

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承認レベル
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これは、今の自分に合った、できるかできないか、のギリギリの目標になります。
効果は成長を引き出します。

 

例えば
和声なら、
『自殺を防ぐ目的の高校生用のコーチング授業プログラム開発』

コーチ試験なら、『合格する』

出来るか出来ないか、自分の努力次第で出来そうな目標です。
人は、目標は大きすぎても、小さすぎても、成長に繋げにくくなります。
≪今≫の自分にちょうどいい大きさの目標が、一番成長を引き出します。

そして、最後に

 

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基礎レベル
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出来て当たり前のことを、『あえて』目標にしておきます。

もちろん、出来て当たり前の目標ばかりでは、達成しても成長や可能性を拡げることには繋がりにくい。
しかし、基礎レベルの目標をあえて設定することで、例え小さくても『できた!』という自信を積み重ね、大きい目標へも繋げていくことができます。

 

例えば、和声なら、
(緊急事態宣言など、例えどんなときにも)
出来て当たり前にするならば、授業をする、でもなく更に小さな
『プログラムのことを考える』
だけでも、ひとつの目標。

コーチ試験なら、合格ではなく、まずは
『当日、受験する』
だけでも、ひとつの目標。

そうすることで、承認レベルの目標が達成出来なかったときにも、必要以上に落ち込んだり、ダメージを受けずに、
『◯◯はできた』と自信を育みながら、次なる目標へ進みやすくなります。

 

特に今、新型コロナとの共存しながら新しい生活スタイルで生きていく時には、思うようにいかないイレギュラーなことも多く、予定通りの目標達成が難しくなりがちです。
そんな時こそ、この基礎レベルの出番かもしれませんね!

 

 

さて今日は、目標設定の3つのレベルをお伝えしてきました。いかがだったでしょうか?

 

どのレベルが一番良い、のではなく、

『自分がいつもしていた目標レベルは何だろう?』

と、今の自分を知ることから始まり、
今まで持っていなかった目標レベルも、合わせて設定しておくと、どのレベルのメリットも受け取れて、目標不達成時のリスクマネジメントにもなることでしょう。

 

人生を切り開く時代にこそ≪目標≫を
上手に使っていきたいですね(^-^)/♪

あなたの目標が、あなたらしい未来への扉を開ける鍵となりますように♪

 

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