連日の更新ですが、これが続くのもお盆までです(・ω・)
お盆明けから夏期講習やら旅行やらで更新できないので、後任に託してみたいと思います。
そういえば終戦の日ですね。
何をするわけでもないですし、喜ぶ日なのか悲しむ日なのかも良く分かりませんが、戦争があったという事実だけは忘れないようにしようと思います。



教育は、何かあると常に批判の的になります。
そのこと自体は決して悪いことではなく、教育界の発展に貢献していると思います。
誰しも教育を受けてきて、知らず知らずに自分なりの教育観を育んでいます。
しかし、全部を全部、学校教育の責任にするのは良くないとも思います。


若者の無気力化や凶悪犯罪の増加が報道されることは多々あります。
データの解釈などを巡って論争が起きたりしますが、一先ずは忘れて下さい。
若者(学齢期の子どもも含めて)に、今までと違った傾向が現れているのは事実だと思います。


しかし、それには経済、景気も大きく関っています。
教育は学校教育で完結するのではなく、就職や退職、老後まで、生涯に渡って行なわれるものです。
その中で、主に就職で明らかな変異が起こっている。
また、社会基盤の不安定化も学校教育の不安定化を招く一因となっています。


それでなくとも、義務教育は多くのお金が必要となるものです。
高校無償化や子ども手当て(実現はしませんでしたが)、奨学金制度などは財務省や総務省を始めとする財政の問題が大きく絡んできます。
つまり、教育を教育界だけで語っていては現実味を帯びないと思うのです。


ちょっと脇道に逸れましたが、教育は教育だけで独立したものではないと言うことです。
したがって、教育を批判するときは、本当に教育が間違っていたのかを考えて欲しいのです。
経済状況の悪化が原因かもしれませんし、社会の変化が原因かもしれません。
目に見える形で現われ易い、批判しやすいなどの理由で、教育だけ悪者にはして欲しくないです。


逆説的に言えば、教育を語るなら経済も勉強する必要があるのかもしれません。
そういう意味では、社会科の免許を取る人はちょっとだけ有利かもしれませんね。
杉本(・ω・)