お盆って、東京人にとっては意外と暇なんです(・ω・)
周りは帰省するのに、自分は東京にいるわけですから。
旅行に行くにもお金がかかる時期ですし、家にいるのが一番ですね(・ω・)



僕も読まなければと思っている本に、“マーチン・トロウ著、天野・喜多村訳『高学歴社会の大学』1976、東京大学出版会”というのがあります。
早稲田大学にも何冊か置いてあるので夏休み中に読もうと思っています(・ω・)

僕が知っている内容では、大学が「エリート・マス・ユニバーサル」という三段階に拡大していくというものです。
進学率15%以下のエリート層・進学率50%以下の一般化・進学率50%以上の大衆化といった感じですね。
日本は、高等教育進学率を考えると、ユニバーサル化してると言って良いでしょう。


ここで問題になるのが、日本の大学が多いか少ないかです。
全員が大学にいけるように設備を整えるべきだという方もいれば、大学教育の質が落ちるからもっと減らすべきだといった意見もあります。
誰でも良いので、時間があったら勉強して、サークルで勉強会を行なって下さい(・ω・)


杉本の意見を述べておくと、大学は減らしても良いのではと思っています。
単純に、大学が増えれば大学院がエリート層になり、大学院も増えれば上級大学院みたいのがエリート層になると思うからです。
就職などを考えると周りと差別化を行なわなければなりません。
そんなとき、学歴は良い目印になってしまうと思うのです。
したがって、周りが行かないレベルまで学習を行なうといったことは永遠と繰り返されるのではないでしょうか。


様々な考えがあるので何が正しいとかではありませんが、僕が進学率を抑えても良いと考えているのはこんな理由です。
でも、全ての国民に高度な教育を施すのも国家の役割なので、大学全入を勧める考え方も嫌いじゃないです(・ω・)

こういうのを考える際にも、教育とは何かを明確にする必要があることを痛感します。
差別化のための教育でなく、当人の成長を第一に考えろと言われたら何も言い返せませんし。
袋小路に入る前にお休みなさいします(・ω・)
杉本(・ω・)