昨年のいまごろ、みなさんはどう過ごされていましたか?

 

1年前の今頃、つまり2020年5月はコロナ休校中で、子①(当時高3)の都立中高一貫校では初のZOOMホームルームが行われてた。(我が家も初のZOOMインストール)最後の1年となる新クラスでZOOM越しに一人一人自己紹介。この頃、東京のコロナ感染者数は165人だった(同じ日の今年の感染者数1050人)。

 

思い返せば、受験年の1年はコロナとともに始まった。

 

私の日記上に初めて「コロナ」の文字が出てくるのは1月25日。「中国は春節の時期だが、武漢でコロナウィルス集団発生で対策せまられる」との1文。このとき、東京の感染者が1名、と書かれていた。

 

それから約1ヶ月後の2月27日、コロナウィルスがイタリア他5大陸すべてに広がり、やっと国もこれはヤバいと思ったか、この日の18時に、当時の安倍総理から「全国すべての学校の3月一杯休校」が発表され、翌日28日が急きょ思いもかけずその年度の最後の登校となった。学年末テストはなくなり、ちょっと長めの春休み、の気分で最初子供達は喜んでいたけれど、予定されていた他の学年の修学旅行や部活のイベントもすべてなくなった。部活の年度末の一大イベントのために、例年なら連日部活で練習三昧のはずの春休みが、小池都知事からの要請もあり、自粛の春休みに変わった。

 

4月になっても状況は変わらず、時差登校で教科書販売だけ数時間のみ登校し、授業はスタディサプリが導入された。

子②(当時高1)の私立中高一貫校では新年度最初の保護者会が中止となり、代わりに学校側から動画が送られてきたが、学校側も授業をどうしていくか悩んでいる様子。とりあえず毎朝のHRがZOOMで行われ、おかげで生活リズムは整えられたが、ZOOM授業の準備が間に合わないらしく、動画作成の宿題ばかりが出されて、子②はひたすらipadで動画作り。いまどきといえば、いまどきだけど。。。高1のスタートがこれでいいの?w やたら動画製作がうまくなってた。

各大学もオンライン授業が導入された、とこの頃報道されてた。

 

5月のGWが明けても、東京の緊急事態宣言は継続となり、5月末に分散登校が始まるまでは、子①子②とも、高校はZOOM授業とスタサプで学習リズムを作る。4月はなんだかんだ3月長い春休みの延長でダラダラしちゃっていたので、やはり時間割があって授業があるのはありがたい限り。先生方もいきなり慣れないリモート授業への対応は大変だったと思う。でもさすがに、いきなりスタサプの優秀な先生方のような、中身の濃い、オンライン用の授業なんて出来ないよね。。コロナによって、先生方の授業の質、レベルが問われる時代が来たな、という感じがした。親も見れちゃうからね。

 

問題は、受験生となった子①。受験前の最後の1年(つまり高2)は思いっきり学校行事や部活に専念する!との宣言通り、高校生活&青春を満喫したのはよいのだけれど、「お勉強」に関しては、中だるみ中高一貫生のお手本(?)のようなだらしなさ。テスト勉強は一夜漬け(本人曰く「授業ファースト」らしい)、模試は前日まで受験票すら探さず、結局見つからないまま行く、朝もギリギリまで寝ていて会場の場所を確認していないから道にも迷い、結局遅刻する、など、説教ポイントがてんこ盛り。

 

そんなわけで、、、、

2020年1月(高2)の時点では、

●プリント類など、身の回りの整理整頓をしよう

●前日までに、翌日の準備をしよう(持ち物、地図、経路調べ)

●朝早く起きよう(遅刻をしないようにしよう)

 

と、まるで小学生のような目標設定を言い渡していたのだった。。。オイオイ。。。

ちゃんと「受験生」になれるのカナ・・・??

 

次回につづく。。。