2020年11月、大学総長より、「早稲田大学の学生(とくに大学1年生) の皆さんへ」と題してこのようなメッセージが大学HPに掲載されました。

 

最初に学生への心遣いと、お詫びから始まります。

「秋学期が始まり2ヵ月近くが経ちましたが、いかがお過ごしでしょうか。秋学期も対面授業が少なく、キャンパスに来て他の学生と交流する機会が制限されており、申し訳なく思います。同時に、皆さんの忍耐強さと、自粛しながらの健康管理には頭が下がります。」

 

続いて、大学がこれまで行ってきたことについて言及、

 

「大学では、主に1年生を中心に徐々に対面の機会を増やすよう努めております。〜中略〜 対面授業の増加が遅くなったのは、科目ごとに授業の形態を変えるには、多くの時間と労力がかかるためです。秋学期の最初から、ゼミや実験だけでも対面授業を再開する計画は、6月中旬から9月中旬まで、3ヵ月間かかりました。そして今回、秋学期後半に対面授業を増やす計画もまた、2ヵ月かけて進めてきたものなのです。」

 

そして今後の予定について

 

「秋学期に授業を行う予定のすべての教室で、1人1時間あたり30立方メートルの換気ができる空調施設を、夏休みに約3.4億円かけて整備しました。今後も、2021年春学期を目指して、残りのすべての教室で同様の空調設備の工事を、さらに約4.1億円をかけて行ってまいります。」

 

大学が対面授業を再開すれば、クラスターの発生の可能性などもあるし、世間からの目もある。だから、科目の形態変更だけではなく、設備の拡充も行い、感染拡大が起きないように様々な準備をして、オンライン授業にした科目を少しずつ対面に戻そうとしている、と書かれていました。

 

つまり、早稲田は7.5億をかけて空調設備工事を行い、対面授業を行ってもクラスターを出さずに、学生を大学へ戻そうとしてくれている、という、並々ならぬ決意と強い意気込みを感じました。

 

折しも受験勉強真っ只中、模試の結果とにらみっこしながら受験校をどこにするか絞りつつある11月、コロナ禍で各大学の対応はどうなんだろう??と悩みながらの併願校戦略。

ママ友との情報交換の中で、早稲田のこの情報は目を引くものがありました。

 

早稲田大学は子供の第一志望校ではありませんでしたが、

これを読んでから、早稲田への見方が変わりました。

 

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