呪いとは? | 早稲田義塾の「わせだより」

皆さんは呪いとは

何だか知っていますか?

 

呪いとは呪文を唱えて

相手を攻撃する呪術です。

 

よく漫画やゲームの中で

魔法使いが呪文を唱えて

敵をやっつけていますよね。

 

呪文を唱えると言うと

何か特別な能力が必要だと

感じるかもしれません。

 

でも実は簡単なことなんです。

皆さんにもすぐにできます。

 

呪文を唱えるとは

悪口を言うことなんです。

 

「悪口が呪いなの?」

と思うかも知れませんが

皆さんは悪口を言われて

気分が良くなりますか?

 

例えば、SNS上に溢れている

悪口はすべて呪いです。

 

その悪口を読んで

自殺する人もいます。

 

呪いには人を不幸にし

殺す力があるのです。

 

さてここで

呪いのエネルギーは

どこから来るのでしょうか?

 

そう、悪口を言う人の

心の中からです。

 

心のエネルギーは

命のエネルギーとも言えます。

 

呪いとは自分の命を削って

人を不幸にする呪術なんです。

 

よって、人を不幸にしますが

自分も必ず不幸になります。

 

だって誰かに悪口を言って

感謝されることはないよね。

 

いつも悪口ばかり言う人と

友達になりたいと思う?

 

もう1秒だって

そばにいたくないでしょう?

 

何でだと思う?

 

悪口を言う人からは目には見えない

ものすごい毒が出ているんだよね。

 

だからそばにいると

気分が悪くなるの。

 

しかも、自分自身が出した毒で

自分も病気になってしまいます。

 

「人を呪わば穴二つ」という

ことわざを知っていますか?

 

「人を呪えば相手を殺すことも

できるが自分も死ぬことになる。」

 

「穴二つ」とは墓穴が二つ

必要になるという意味です。

 

ことわざには生きる知恵が

たくさん書いてあって

昔の人は頭がいいよね。

 

それでは最後に

私からの質問です。

 

たった一つしかない自分の命を

皆さんは何に使いますか?