大ピンチは大チャンス | 早稲田義塾の「わせだより」

世界中でコロナウイルスの感染者と

死亡者が増え続けています。

 

日本ではまだ非常事態宣言は

出されていませんが感染爆発防止の

ために不要不急の外出をしないように

各自治体から要請が出ています。

 

千葉県では森田知事が急に4月末まで

県立学校の休校を延期すると発表しました。

 

塾の先生としては受験勉強を頑張って

合格した新入生が4月から清々しい気持ちで

高校や大学生活をスタートできないのは

可哀想でなりません。

 

だって必死で勉強したもんなあ。

 

勉強して受験に合格しても高校、

大学には通えないというのは

働いても給料は貰えないのと同じです。

 

夢を持って努力したぶん報われるのであれば

やる気も出ますが報われないのであれば

努力することに何の意味があるのでしょうか?

 

何だか今までの社会の常識が

崩壊し始めたような気がします。

 

私達人類にとって大ピンチの到来です。

 

しかし人類は昔から天然痘、ペスト、コレラ、

スペイン風邪などの伝染病と戦ってきました。

 

近年ではSARSやMARS、エボラ出血熱と

いった伝染病もありました。

 

そして、たくさんの死者も出ましたが人類は

その度に伝染病の試練を乗り越えてきました。

 

これから人類がそれぞれの価値観に

固執して自国の国民だけが自分だけが

助かれば良いといった考えで行動すれば、

この病気は長引くでしょう。

 

そして、お金や仕事、生活全般の

病気とは別の社会問題が

深刻化すると思います。

 

でも、お互いの価値観を認め合い

人類が同じ地球人として協力し合えば

私達は必ずこの試練を乗り越えられます。

 

そうすれば、この大ピンチは人類にとって

新しい世界を始める大チャンスになります。

 

競争する世界から

協力する世界です。

 

この大ピンチを

人として向上するための

大チャンスにしましょう。

 

まずは自分が誰かにウイルスを

うつされるのではないかという

被害者意識ではなく、思いやりの心で

自分が誰かにうつさないように意識して

行動することから始めようよ。

 

「地球の夜明けはもう近い!」