前十字靭帯再建術日記① | 成人・社会人・大人のためのレスリングスクールのブログ

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東京都内各所にあるレスリング場にて中学生以上を対象に週数回開校。
シニア、美魔女、プロ格闘家まで幅広い方々が、レスリングを楽しんでいます。
初心者からプロ選手まで親切丁寧に指導いたします。経験者の方も未経験の方も楽しく健康的にレスリングを楽しみましょう。



車イス、松葉杖、身体の不自由な方を大切にしなければいけないと



考える今日この頃です。



昨年11月30日に某Tレスリング協会への練習に参加、



左膝の真横からタックルをうけ、前十字靭帯を断裂させられました。



トゥーアウト、ニーインといって、足の指先が外側を向いて、



膝が内側に向くと、間違いなく靭帯が切れるそうです。



レスラーの皆さん、ほかスポーツ選手は気をつけてください。



私の場合も足首をつかまれ、膝外側真横からタックルをされ断裂しました。



膝の真横からタックルするアホもいるもんですね!



とても危険な行為です。やめましょう!!!



4ヵ月後の4月8日(火)に東大病院に入院。



その間、レスリングは金具入りのサポーターをすればほとんどできます。



むしろ、日常生活のほうが大変でした。



入院初日は、検査、手術説明、リハビリ計画、装具のサイズ確認など。



翌日9日(水)に手術です。



朝8時にお迎えの方がタンカーを持ってやってきます。



手術室前には、ほかの手術で長蛇の順番待ち。



脊柱から麻酔をさします。私の場合は下半身麻酔のみ。



8時から始まった手術は、午後1時ごろ終わり病室に戻されます。



徐々に麻酔がきれ、激痛が始まります。



即、看護師さんを呼んで、1回目の痛み止めを点滴から投入。



だいぶ楽になりましたが、数時間後、また激痛。



2回目の痛み止めを投与。



結局その日は計4回に痛み止めをうち、一睡もできず、



翌日を迎えます。



10(木)、朝から激痛、痛み止め投与、時間をおいて2度目の投与。



その日も激痛で眠れず!



死ぬかと思いました!



看護師さんが「10段階中の何番目ですか?」とたずねたので、



「3兆」といいました。それだけ激痛。



11(金)、徐々に痛みが消え、いよいよリハビリです。



とてもやさしい理学療法士の先生、いつもニコニコ笑顔です。




が、





リハビリが始まると、晶北斗かと思うくらいとても厳しい指導が始まります。



せっかく手術したのに、また切れるんじゃないかと思うくらいハード。



12日(土)、痛みもしびれもだいぶとれ、外出していいかとたずねたら、



ベットから出るなと怒られました!



看護師さんをからかいながら、ストレスを発散しているうちに、



松葉杖を使って歩行ができるようになりました。



片足松葉といって松葉杖は一本のみで歩行。



昼食後、総合格闘家の猪又股左衛門選手と奥さんがお見舞いに訪問。



いい夫婦です。



いつも感謝に尽きます!



車椅子、松葉杖を使って生活していると、身体の不自由がいかに



過酷か慙愧に耐えません。



この経験をすれば、もっと身体の不自由な方の手助けをしなければ



いけないと感じます!



②に続きます!