「坊や、明日も来たら祥雄のサインボールあげる❗❗」
子供の頃、母とヤクルトスワローズー広島カープ戦を観に神宮球場へ行きました。
野球観戦と言えば、僕にとっては母と行った思い出ばかり。
当時はヤクルトもカープも弱くて、お客さんもまばら。
母と座った席はカープの応援団のど真ん中でした。
声援を送るほどのお客さんがいない中、応援団のラッパと笛の応援だけが響き渡る三塁側内野スタンド。
時々飛ぶ野次がグラウンドの選手の耳にも届いていたのは間違いない(笑)。
カープには山本浩二、衣笠祥雄が、ヤクルトには若松勉、松岡弘がいました。
男は大地の花と咲く 野球はドラマだ人生だ~♪
松岡さんは歌が上手いんです❗❗
カープの応援団の団長さんがイニングの合間に僕に言ってくれたのが冒頭の言葉です。
でも、翌日は観に行けなくてサインボールはもらえませんでした。
当時の野球観戦は特別なイベントでしたから。
5番 サード 衣笠 背番号3
元々キャッチャーだったんだっけ?
背番号3はカープの永久欠番。
古き良き時代の野球の話です。