13時過ぎに京都駅に着きました。

次の目的地は、千本鳥居で有名な「伏見稲荷大社」です。

 

まだ昼食を摂っていないので、駅で簡単に済ませることにしました。構内にある店で「鶏そば」を注文。

 

メニューの写真だけで決めて、いざ出てきたものを啜ったところ、日本蕎麦ではなく中華そば。さらにツユが坦々麺のように白濁してます。でも、あっさり味で、鶏肉も分厚くて、これはこれで美味でした。

 

お腹を満たして、JR奈良線で「稲荷駅」へ。乗車時間わずか5分という近さ。

さらに、改札口を出て、ほぼ目の前に鳥居がありました。

ここの鳥居も修復で囲われていました。

 

それにしても、こんなに便利なところにあるなんて知りませんでした。

 

こちらは全国にある約3万社ある稲荷神社の総本宮とか。

鳥居をくぐり抜けると正面に、色も形もとても美しい楼門が見えます。

 

さらに進んで本殿、左手にある階段を上がったところに鳥居がありました。

その前に、もちろん、こちらでも御朱印をいただきました。

 

やや大きくて太い鳥居を数十本通り抜けると、映像で見慣れた、先ほどよりも小ぶりの鳥居が左右に別れています。

 

「千本鳥居は右側通行です」と日本語、英語などで注意喚起した横断幕が掲げられていました。

 

ここから先が「千本鳥居」のようです。

 

鳥居と鳥居の間隔が狭いので、少し薄暗く、そのため朱色の陰影が美しく感じます。

ほんの数分で通り抜けると、奥社参拝所に出ました。

 

そのそばにある「おもかる石」には何人かの観光客がいて、石を持ち上げてます。

左手先にも大きくて太い鳥居が見えますが、行く人はまばらです。

多くは来る時と反対側の「千本鳥居」を通って戻るようですが、思い切って進むことにしました。

 

数分で抜けると、さらにうっそうとした森の中へ鳥居が続きます。

それを抜けてもまだ森の奥へ続いているようです。

これ以上は勾配もキツいので、横にある別ルートから戻りました。

 

この後、もう少し時間があれば、伏見の酒巡りをしたかったのですが、帰りの新幹線の時間が迫っているので、次回に持ちこしとし、京都駅に戻りました。

 

少し時間があるので、前々から興味を抱いていた、左右に長く伸びるエスカレーターで最上階まで行ってみることにしました。

 

改札を背にして右手のエスカレーターを何回か乗り継いでいくと、京都タワーが目の前に見えます。こんな絶景スポットがあるなんて、この日まで知りませんでした。

 

そこから、反対側に通じる通路があります。この空中経路「SKYWAY」を通れば、京都駅の上空を端から端へ渡れます。ちょっとビックリです!

 

「大空広場」に出ました。先ほど上がっていったエスカレーターの細い帯が遥か先に見え、笹竹が植えられた「葉っぴいてらす」があります。

 

ここからも街をぐるりと囲む山並みや市街地を一望できました。こんな眺めの良い無料の展望台って、なかなかありませんよね。

 

最後の最後でも良い思い出ができました。

 

今回の旅では、広島の宮島で大雨に遭った以外は好天(というより連日猛暑でした)に恵まれて、ほぼ予定していた地を訪れることができ、とても満足できるものとなりました。

 

こんなに長期の国内旅行は、大学生1年の夏に行った北海道以来だと思います。

 

この20年、交通費、宿泊費、食費など安さが魅力で、アジア旅行ばかりしてきましたが、今後はまだ行ったことがない九州、四国などにも行ってみたいと思っています。

 

写真は上から、伏見稲荷大社の第二鳥居と楼門。千本鳥居の前にある鳥居。千本鳥居の入口(右側通行が原則)。京都駅ビル屋上から見た風景。