神々の奈良 ~唐招提寺~ | でいりぃワサヴィ

神々の奈良 ~唐招提寺~

唐招提寺1
まず向かったのは西ノ京。

唐招提寺では6月5日~7日まで開山忌舎利会に合わせ
国宝の鑑真和上坐像と御影堂の開扉がございます。
以前、鑑真和上展にて博物館にてお会い致しましたが
やはり、あるべき場所におわします姿が一番魂がこもっている
と思うアタクシは いつかこの御開帳に立ち合わせて頂くのが
夢でありました。

唐招提寺2
ヒトリで南大門より境内を望むアタクシに
警備員さんがベストポジションを教えて下さいました。
また、朝一番のすばらしい様子の写メを見せて頂けて
のっけから奈良のあったかさに感激なりにけり。

唐招提寺3
大好物の鴟尾に、屋根フェチ魂K点超え~アップ

唐招提寺5
講堂より金堂を望む廊下にて
空と雲と天平の甍と悠久の時を流れる風を見ました。

唐招提寺6
さぁ、いよいよ特別開扉の御影堂へ・・・
 てか、参拝料が¥500て、安すぎじゃ!
 記念の絵葉書3枚セットも頂けて・・・なんとありがたきかなっ
キラキラ

唐招提寺9
御影堂は東山魁夷の障壁画が奉納されており
鑑真和上様は切なげな海の画の襖のお部屋にいらっしゃいます。
5回もの海難の末、視力を失いながらも日本に来られた鑑真和上。
今も海に囲まれた中に坐しながら
修行されみ教えを説われているようで
なんとも胸がシンと致しました。
平山郁夫画伯のブルーが大好きでありますが
ここの青も、同じくらいに心に響くのであります。

鑑真和上坐像にお焼香させて頂き
ただ有り難くて手を合わせることしかできず
のんびり見るなんてできませなんだYO。
心ヤマシイ腹グロ女は、遠く遠く離れた場所から
人々の頭の間に垣間見える和上像を拝するくらいで
丁度良いのやもしれぬ・・・ガクリ

唐招提寺7
鑑真和上にお会いしたれば、次は御廟にお参り致しませう。
御廟までの土壁は、心に寄り添ってくれるように続きます。

唐招提寺8
一瞬 光が射しこみ、エモイワレヌ美しい光景を
プレゼントしてくれはりました。

唐招提寺10
宝物館で、天平時代の鴟尾サマを楽しんだり
境内をのんびりと散策し
いつになく 唐招提寺を心に刻んでいるアタクシ。

金堂の蘆舎那仏様・薬師如来様・十一面千手観世音菩薩様に
帰るご挨拶を致しましょう。
蘆舎那仏様の光背と十一面千手観世音菩薩様の沢山の御顔と手
こんなに沢山の仏様が、世の人々の祈りを受け止めて下さって
なんと有り難い・・・と
ここへ立つと、いつもいつも涙目の我。
マスカラ滲んで、きちゃない顔の我。げっそり
次にお会いできる日が来るまで
もうちっと心が美しくなるよう精進致します
とお誓い申し上げ、マスカラを拭うのでありました。



思いもよらず、唐招提寺に長く滞在してしまい
薬師寺は閉門しちゃいましただYO。

薬師寺
遠くから、東塔の大修理の姿を
チラ見して・・・

また、ゆっくりと西ノ京を楽しむ時がくるよう
しっかり働こうっと。






奈良で心が清らかになったはずなんだけどなぁぁぁ
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