私が本書を知って電子書籍版を買ったのは、２０１６年４月１９日です。

脳梗塞になる、ちょうど２か月前でした。

入院中に読了しています。

私が本書を知ったきっかけは、書庫の整理をしていたときに再発見した、佐々淳行さんの危機管理の本でした。

佐々さんの直属の上司だった後藤田さんの凄さを知りました。

今、コロナ感染や五輪問題は、もう「国難」だと思うのですが、後藤田さんが今、国の政治の舵取りをしてくれたならば、どんなにか、よかっただろう、と思っています。今、日本には、こういう政治家は皆無だと思います。

アマゾンの商品説明を引きます。

新編　後藤田正晴　異色官僚政治家の軌跡 (中公文庫) Kindle版
政治家として自民・非自民の双方から敬意を集めた後藤田正晴。旧内務省官僚、浅間山荘事件など治安の総帥として指揮を執り「カミソリ」と呼ばれた警察官僚を経て、内閣官房長官時代には自衛隊海外派遣に強く反対した。律儀で真摯で明瞭な生き方を振り返り、氏の歴史的普遍性に迫る。

kindle paperwhiteのライブラリにある、国難の舵取りをしてほしい政治家の評伝