人間だけが非効率


哺乳類は、その殆どが生まれたときから自前の毛皮をまとっている。


もちろんたまには


象とかサイとかカバみたいな特にサイなんてまるで鎧のような硬い皮膚だったり、或いは豚や牛とか毛はチャンと生えていてもあまり目立たない厚めの革だったりするが、それでも人間以外はまさかみんな服は着ない。


鳥類だって


みんな必ず温かい羽毛に包まれているし、ワニとかトカゲとかヘビみたいな皮膚の形にそれぞれ生きやすいように進化しているし、魚類もスムーズに海水の抵抗が少なく泳げるように鱗とかの形に進化してるが、なのに何故に、人間だけは服を着なければ寒さに耐えられない非効率で軟弱な皮膚だし、


ましてや


鳥類や哺乳類達は、誰だってみんな暑い夏場だってあの夏冬通して毛皮や羽毛を羽織っているのに、何故か人間だけがエアコンの冷房とか、冬場は焚き火だとか暖炉だの灯油だのガスとか電気の暖房を使わなければ凍えてしまう。


暑さ寒さとか雨風や雪とか


自然のままで生きられないから他の動物の毛皮とかを奪ったり、テントに住んだり家を建てたり、他の動物はみんな生肉のまま食べるのに、なんで人間だけは焼いたり茹でたり煮たり蒸したりしてから食べるようになったのか。


歩いて走って


自分の足で移動できるのに、馬とかに跨り馬車とか作ってしまうし、挙げ句の果てには船だとか蒸気機関車とか作っちゃうし、終いには新幹線だガソリン車とか電気自動車とか、飛行機とかジェット機とか、ミサイルだのロケットの作っちゃうし、なんでそこまで非効率なことばかり克服しようとしなきゃ生きれないのか?


なんであるべき姿のままの


大自然の本来のままにありがたく従っている生活だけじゃ満足できなかったのか?


何もかもすべて無理くら


非効率な暮らしの知恵で生きたいという無限の欲望を抑えきれなかったのか?


それが


今のその何もかも中途半端な非効率な進化の仕方のままで、そんなのがはたして文明なんて呼べるのか?


ありとあらゆる


大自然に逆らい続けて、大自然を変え続け汚し続け破壊し続け、最終的には地球温暖化を招いて異常気象を招いてしまう最悪の結末をもたらすような、何もかもすべて好き勝手な非効率な発展の仕方の、中途半端な非効率過ぎる今の文明のままで


本当にそれで良いと思っているのか?

いま気になってること

 

 

 

 

 

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