もう既に
手遅れであって
何の手の打ちようも無い。
あとは諦め
死を待つしか致し方ない。
今までの後半の人生を延々
判断に誤って生きてきた。
ほんの僅かばかりの
まさしく慰め程度の小さな少しばかりの幸せだけに頼って生きてきたが、亡き母の希望だったロクでもない我が儘な一人息子の、晩年を心配して、どこぞの占いで見聞きした『あなたの晩年は幸せだそうよ。』との言葉さえ叶わないとしか思えない。
こんな悲惨な状況を
もはや因果応報と自業自得と言い表さなくて、他になんと呼ぶのか?
致し方なくも
他に手の施しようがないので、もはや自業自得と因果応報と受け入れるしか手立てがない。
この世との
別れの瞬間とは、かくも情けなさと後悔に満ちたものなのか。