世界の戦争は決して無くならない
怒り・悲しみ・憎しみ・嫌悪感・差別や偏見も疑念もヘイトも、それらの ありとあらゆる感情がある限り、人が感情によって是非を判断し、そして感情によって突き動かされている限り、未来永劫、絶対にあらゆる争いごとは決して無くなることはない。
戦争に限らず
全てのイザコザ、小競り合い、競い合いも喧嘩も暴動もテロも、人間の心の中に『感情という機能が備わっている限り』、絶対に世界から争いごとは無くせない。
ウクライナの隣国の
『親ロシア派』の住人が多く暮らしているという、モルドバの首都キシニョフで、TBSアナウンサーの国山ハセンが、現地の80代の老婆にインタビューをして、現在のロシアのウクライナへの侵攻について どう感じているかと訪ねると、白髪を振り乱しながらハセンに向かって「300㌫プーチンを支持する。プーチンは 我々にとって まさに“神”だ!」と捲し立てる。
これを観て思ったのは
もはやこの状態こそ『凝り固まった人間の感情という心の成せるワザ』だと感じた。
もう絶対に覆すことなど不可能
それがたとえ『ロシアによるプロパガンダ』であろうと『SNSやテレビなどからのフェイク』によって洗脳されているとしても、自分が一度『信じてしまった情報』を、他の人間が どれ程 力説して説き伏せようとしても、それを変えることは難しい。
「あんなのは全部 自分達が( ウクライナ軍がウクライナの人々を )殺してるのよ!」と
ふたたびハセンが老婆に「ウクライナでは多くの子供達や女性がロシア軍に殺されていますが、それについてどう思いますか?」と 訪ねたときの、それが答えである。
『感情という機能を削除』しないかぎり
つまり、一度信じてしまったら、いくら『真実の情報』を目にしたとしても、それをフェイクだと言い、絶対に認めようとしないのが、この『人間の心の中にある“感情という機能”』による厄介な作用であって、これを覆すことなど容易では無い。
今でこそ『ウクライナのヒーロー』だが
イーロンマスクが、ウクライナへの『スターリンク』の提供を即座に始め、それによってウクライナは あらゆる情報を途絶えることなく 自由に存分に手に入れることが出来ていて、まさにイーロンマスクこそが ウクライナの『救世主』だというような扱いを受けているようだが、もしも今回の戦争が終結し、ロシアが敗北したとして、いずれ『仮に一時の平和』が訪れようとも、人間の心の中に感情というモノが存在している限り、このまま『戦争が無くなる』ことは あり得ないし、もしも世界中から あらゆる争いごとを無くすのならば、イーロンマスクが計画している、人間の脳に超薄型のマイクロチップを埋め込もうとしている計画が、もしもそれが実現したら、それこそ『マイクロチップの発する命令』によって、人間の脳に“感情をコントロールする信号”を送り、あらゆる日常生活の場面に於いて、全ての感情をマイクロチップの判断に委ねることで、ようやく世界から争いごとは無くなるのかもしれない。
これこそ まさに『生きる屍』
だが、たとえそれが、マイクロチップを脳内に埋め込むことが『義務化』されたとしても、俺は絶対にそんなモノを自分の脳内に埋め込まれてまで、ただの『もぬけの殻』となってまでは生きようとは思わない。