ハリウッドスターだろうとタレントだろうが何だろうが

 

未だに『ブロンソン』よりカッコいい男には全く出逢っていない。

 

つい先日だと思っていたが、もう既に17年も前の2003年に、惜しまれつつも亡くなってしまった、世界的名優の『チャールズ・ブロンソン』のことである。

 

まさに『憧れのカッコいいオトコの中の男』

 

中学の頃からずっと、彼の“格好良さ”に憧れていて、もちろん彼のコマーシャルで当時絶大な人気で有名だったマンダムやマンダムバーサス、Who's who等のヘアトニックやヘアリキッド、或いはコロンやアフターシェーブローションなんかを無駄にジャブジャブ浴びるほど髪や身体中に塗りたくって学校に通っていたし、格好良すぎる彼のモノクロの巨大な、おそらくA全判位の大きさのポスターは、とっくに社会人になって東京の会社に勤めていた、柏のアパートに住んでいた頃まで大切に大切に部屋に飾っていたものである。

 

我々の親の世代がよく使いたがる言葉で

 

ブロンソンには大変失礼ではあるが、いわゆる『にこよ〇』という、要するにあまり褒められる言葉ではない、どちらかと言えば“差別用語”的な雰囲気のある風貌と見てしまうヤカラもいるという懸念もあるが(ブロンソンは若い頃から様々な職業を経験し、特に肉体労働に従事していた経験から、そういった“偏見”を持つヤカラもいるのであろう。)、そんな下らない偏見よりも、今でいう『イケメン』という表現の見てくれとは全く違う世界の『カッコいい男』である事には間違いなく、あの男以来、未だに『カッコいい男』には、只の一人にも出逢っていないと断言することが出来る。

 

『RED・SUN』の彼の絶対的な存在感

 

三船敏郎とアランドロンとの共演で、いわゆる『西部劇』の映画の中の彼のカッコ良さは、その主題曲と共にシッカリと若かりし日の俺の心の奥に深く刻まれていて、マンダムのCMソングである『オトコの世界』と共に、生涯忘れることの無い『格好良すぎるオトコの中の男』を象徴するメロディーとして、今も尚 燦然と輝いている。

 

『やさオトコ』よりも断然『渋い大人の漢』

 

映画『RED・SUN』に出て来る アランドロンは、要は『ヤサオトコ』という、どちらかといえば『ナヨナヨした感じ』で、今で言うなら間違いなく『イケメン』なのだろうが、中学生の頃からあの男は『全く眼中に無かった』し、もちろんブロンソン一筋で、アランドロンの“悪役”っぷりも憎々しかったから、余計にブロンソンのカッコ良さが引き立っていたのは間違いない。

 

ジェイソン・ステイサムやヴィン・ディーゼルよりも

 

映画『ワイルド・スピード』や『トランスポーター』シリーズなどに出演している、ジェイソン・ステイサムやヴィン・ディーゼルも、或いは大負けに負けて ついでにブルース・ウィリス辺りも確かにカッコいい男ではあるが( ← 全部ハゲじゃんw。てゆーか、何故だかああいうハリウッドスターのハゲは、日本人のハゲとは打って変わって絶大にカッコいい!(笑))、それでもチャールズ・ブロンソンのカッコ良さには足下にもおよばないから不思議といえば不思議である。

 

こういうのを『空前絶後』と言うのだよ!w

 

ま、後にも先にも、ブロンソンよりも『カッコいい男』は、もうこの世に出て来ることは無いだろう