『 お肌がトゥルットゥルになる 』と評判だったり『 膝や腰の痛みに良く効く 』などという効果が期待できる、女性が大好きな コラーゲンやヒアルロン酸。

膝や腰のクッションの役目を果たしている軟骨の増補強・強化するのに有効とか、その保湿作用で美容効果を期待できる サプリや食品などが、ひざや腰の痛みを軽減したり、お肌のハリとつやを保つのにも、そういった成分の入っているものが有効だと言われているが、はたして本当に、摂取した後に希望している部分まで届いているのだろうかという疑問が湧いてくる。

女性を中心に、鶏の軟骨や手羽先・手羽元、豚足、うなぎやスッポン、鮭やフカヒレ、納豆・山芋のネバネバした食材なども、コラーゲンなどが入っており、何かと人気を博しているし、特に鶏やうなぎやスッポン、豚足などを食べてみると、次の日の朝なんかそれこそ、体中の皮膚の表面が、何か不思議な油っぽい膜で覆われているような感覚になるのは間違いない。

以前、膝を少し痛めた時があって、整形外科でリハビリすると同時に、ひざ関節に直接、
たしかヒアルロン酸だったと思う注射を打ってもらったことがあった。
その注射を打った後は、しばらくするとなんとか膝の痛みは和らぐように感じたものだが、しかしその成分は、口から摂取して、はたして膝や腰の関節まで届くのだろうか?

御尊命のうなぎやスッポン、豚足など その『 身 』の部分にコラーゲンなどの成分は存在しているし、食べたら明らかに、身体の皮膚の表面が油っぽくなる実感はあるけれど、膝や腰のクッションまでは、明らかに届いているというような感覚は、実感することは殆んどないと言っていい。

まして生前のスッポンやうなぎ、豚の皮下脂肪として機能し、存在していたものが、人間の体に入った途端にピンポイントで膝や腰に直行するとは思えない。
ならば、そのコラーゲンやヒアルロン酸等の、一般的に謳われているような効果を期待して摂取しても、その期待を裏切って我々の皮下脂肪に蓄積されてしまうのではないだろうか?

これからだんだん暑くなってくると 食欲も落ち、体力の消耗の激しい夏場のスタミナ源としても、また土用の丑の日などに食欲が沸く美味しいうなぎやスッポンも、元気モリモリお肌トゥルットゥルになるのはいいが、あまりたくさん食べ過ぎて皮下脂肪もたくさん溜めこまないように、せいぜい気を付けて楽しみたいものですね。ブヒッ