昨日のブログに書いた、旅番組の移動に関する疑問の他に
現地での食事のシーンや宿泊のシーンのことでも、常々いろんな疑問でいっぱいだ。

たとえば、海外の未開の国のジャングルを何日もかきわけ、小さなボートで何時間も川を進み、やっとたどり着いた裸で暮らす部族の村に、タレントが訪ねて行って歓迎されて、
芋虫やサソリとか見たことも無いような虫や動物の肉を御馳走になったり、
タレント一人で小さな村の小さな家に泊めてもらえるシーンなんかも
過去に何度も観たことがあるけど、そういった状況の場合でも、タレントはその珍味を
味わって食事を御馳走になり、おそらく大量の蚊の生息しているその村の家で寝泊まりできたとしても、何人かいる他の撮影スタッフの食事や寝床はどう確保してるんだろう?

仮にマネージャーやディレクターやADとか、照明さんや音声さんを連れて行かず、
現地調達の通訳兼コーディネーターと手持ちカメラの撮影スタッフ一人しか同行していなかったとしても、その人達の食事や宿泊はどうするんだろうという疑問がある。

まさか、未開のジャングルの奥まで撮影機材を満載にした車を乗り付けて、そこに
ただでさえ大量の撮影用カメラのリチウム電池や充電器、大量の録画用テープの他に
大量のカップ麺やレトルト食品、缶詰めや飲み物を持参してるとも思えないし、

はたまた、タレント一人をその未開の村に一人残して、「 じゃぁ、我々スタッフは首都のホテルに戻ってシャワーを浴びて一眠りしてから明日の早朝にまた戻ってきますね。 」とタレントに告げてホテルのバイキングで美味しい朝食をたらふく食べてから戻ってくることもあり得ないと思う。
それとも、単純にテントや寝袋持参でスタッフだけは村のはずれのどこかにテントを張ってそこで寝泊まりするんだろうか?

昔、落語かなんかで「 地下鉄はどうやって地下に入れたんだろう?それを考えたら夜も眠れない 」ってゆうようなのが有ったみたいだけど、そういった海外への旅番組の裏側の不思議なことを想像すると、いろんな疑問が湧いてきてそれこそ夜も眠れない。