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ジュリオ・ロマーノ「聖母子」1520‐22年

 

バティスタ・フランコ「ゴルゴダの丘への道」1552年

 

ガロファロ「聖母子と聖マルティヌス、聖ロザリア」1500年

 

コレッジョ「幼子キリストを礼拝する聖母」1518‐20年

マントォーヴァ公爵フェルディナンド・ゴンザーガからメディチ家のコジモ2世に贈られた作品。

 

パルミジャーノ「男性の肖像」1530年

 

パルミジャーノ「長い首の聖母、聖母子と聖ヒエロニムス」1534-40年

エレナ・バイアルディがパルマのセルヴィ教会の家族礼拝堂のために注文しました。製作途中で画家がなくなり未完成で背景の柱の下にその銘があるそう。謎だらけで右下の小さな彫刻のような聖ヒエロニムスの横に聖フランチェスコを描く予定で足だけが残っています。背景の柱はソロモンの神殿のシンボルで中世の頌歌「柱のようなお前の首」を暗示する説が図説にはあります。題名にあるように聖母の首も長く幼子が頭のわりに体がやたら長く思えます。

 

セバスティアーノ・デル・ピオンボ「女性の肖像、ラ・フォルナリーナ」1512年

1793年にウフィツィ美術館館長トンマーゾ・プッチーニによってラファエロの作品でその恋人ラ・フォルナリーナだと発表してしまい、今でもこの名でよばれいるそうです。

 

セバスティアーノ・デル・ピオンボ「アドニスの死」1512年ごろ

アゴスティーノ・キージの依頼でファルネジーナ・キージ荘の装飾のためローマに滞在している時に描かれ、15204年のファルネーゼ家の財産目録に”全裸の美しい女性たちの姿”と記されています。1587年にはピッティ宮に運ばれ1675年にレオポルド・デ・メディチ枢機卿のコレクションに追加されました。左のアドニスは古代彫刻のクピドから、カピトリーニ美術館のヘレニズム彫刻のヴィーナスは棘を抜く少年からとられたのではないかとのこと。背景はヴェネチアでドゥカーレ宮殿とサンマルコ大聖堂の円蓋、時計台が見えます。

 

ジョルジョーネ「モーセの火の試練」1502-1505年ごろ

ソロモンの裁判と対になっています。こちらは玉座にエジプトの王ファラオが座し将来自分の富と権力を奪われることを恐れてモーセを試練を与えています。、もう一つはイスラエルの王ソロモンが座しわが子と主張する2人の母親を裁いています。金貨と焼炭を幼子に選ばせモーセは炭を選んで舌を焼きファラオを安心させています。

 

ジョルジョーネ(?)「軍隊長と従者」1505-1510年

1821年にウィーン帝国美術館と作品交換してウフィッツィ所蔵になりました。甲冑を着て剣にもたれかかる若者はガッタメターラであるとされてきましたが、近年1508年カドーレの戦いで皇帝軍を撃破したバルトロメオ・ダルヴィアーノではないかといわているそう。ジョルジョーネにしては表現が派手すぎる、メタリックな色彩が見られると懐疑的な見方がありましたが1990年の修復後には活動最終期のジョルジョーネの作品であるとの見方が優勢となっているそうです。

 

ロレンツォ・ロット「スザンナと長老たち」1517年

スザンナが入浴中に2人の長老に付きまとわれています。スザンナは巻紙のセリフで罪を犯すくらいなら死んだ方がましと言い、復讐を企てる長老たちはスザンナを指さしある若者と通じていると言い放ち入り口から入ってきた召使たちに示しています。それに先行するエピソードが塀の向こうに描かれており、長老たちの被る赤と黒の帽子をかぶった男たちが浴場に向かって歩くスザンナをのぞき見しています。

 

ティツィアーノ「フローラ」1515-1517年

図録によると女神フローラの寓意画としてティツィアーノの婚約者の姿が描かれているそうです。ティツィアーノの愛したパルマ・イル・ヴェッキオの娘ヴィオランテである説は完全に否定されているそう。

少しはだけた胸元と左手の示す二本指はまもない処女性の喪失を示し、指輪をした右手に持つ薔薇の花束は夫婦愛を表しておりすぐ後にウルビーノのヴィーナスが描かれたそうです。

 

ティツィアーノ「ウルビーノのヴィーナス」1538年

ウルビーノ公の後継者グイドバルド・デッラ・ローヴェレが13歳の新妻ジュ-リア・ダ・ヴァラーノの性教育のために描かせたと学びました。ティツィアーノに注文した絵を携えることなく帰郷してはならないとヴェネチア駐在大使に命じる手紙が残るほど待ちわびた別の書簡で”ヌードの恩女”と呼ぶこの時代のヌードはそんな風に寝室に飾りみだらな目的のために用いられたとも習いました。

花嫁道具の長櫃に描かれたのではないかと推測され背景で侍女が長櫃をのぞき込んで衣裳を整理しています。窓辺のミルトの鉢植えとヴィーナスが手に持つ薔薇の花束は愛を示していて、忠誠を示す犬が足元にします。

 

ティツィアーノ「エレオノーラ・ゴンザーガの肖像」1536-38年

マントォーヴァ公フランチェスコ2世の長女でウルビーノ公フランチェスコ・マリーア1世・デッラ・ローヴェレの夫人。忠実さを象徴するうずくまる犬は彼女の息子グイドバルドがティツィアーノに注文したウルビーノのヴィーナスにも同じ犬が描かれています。金時計は彼女の位の高さを強調するとともに時の流れとメメント・モリを暗示しています。

 

ティツィアーノ「教皇シクトゥス4世の肖像」1545-46年

ティツィアーノ「司教ルドヴィコ・ベッカデッリの肖像」1552年

ティツィアーノ「薔薇の聖母、聖家族と洗礼者ヨハネ」1530年

 

ソフォニスバ・アングイッソラ「自画像」1552-53年

 

ジュリオ・カンピ「リュート奏者の肖像」1530-40年

 

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