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コロンナ宮殿（コロンナ美術館）
イザベラ王女のアパートメント
1984年に亡くなったマルカントニオ・コロンナ公の夫人イザベラのアパートメント部分です。
夫人はここでサロンを開きエリザベス2世陛下も来訪されたそうです。
夫人が使用した当時のままに保存されています。
見学希望者はチケットオフィースでアパートメントツアーのチケットを購入して2階ギャラリーの中のイエロールームに集合します。
10:30のイタリア語のに参加しました。
この部屋から一階に降ります。
ギャラリーの1階部分にあります。
ヴェトゥリーナの間
17世紀フランチェスコ・コラッロの天井画
バルダッキーノの間
天蓋の下はカルロ・ボロメオ枢機卿の紋章1562年
右はロレンツォ・オノフリオ・コロンナの肖像
反対側
1階のアパートメントの女主人マリー・マンチーニ
フランス宰相マゼラン枢機卿の姪でルイ14世が結婚したいと母后に願い出たほど愛した女性。
母后アンヌ・ドートリッシュと叔父によりフランスを追放されるかのようにパリアーノルド公爵ロレンツォ・オノフリオ・コロンナと結婚。
不幸な結婚生活の後3人の子を妹婿に託しフランスに戻りますが、ルイはスペイン王女と結婚し愛妾ルイーズ・ド・ラ・ヴァリエールがいて「生涯会わない」と拒否されました。
ファン・ウィッテルの間
ガスパール・ファン・ウィッテルの風景画のコレクションに由来する名前。
17世紀フランチェスコ・コラッロの天井画
コロンナ家を象徴する円柱の紋章
中国陶器のコレクション
ファン・ウィッテルのヴェネチアの風景
同じくローマの風景
サンタンジェロ城とテヴェレ川
海神ポセイドンとクピドのスタッコ付テーブル
バラの間
壁にバラ色のシルクを貼ったことに由来
17世紀フランチェスコ・コラッロの天井画
親密という名の二人掛けソファーはマリーも使用したそうです。
「三美神とパリス」
ヴィーナスはマリーマンチーニ、パリスはロレンツォ・コロンナ
パリスがずいぶんと横柄な感じがします。
2人はこの衣装でしばしば仮面舞踏会に出席したそうです。
ヴェネチアガラスのシャンデリア
宴の間
天使がマリーマンシーニの家紋の2匹の魚をコロンナ家の紋章に運んでいます
それが合わさってロレンツォ・コロンナとマリー・マンシーニの紋章になるそうです。
オノフリオ・コロンナとマリー・マンシーニの長男フィリッポ長男誕生の記念に作られたゆりかご
彫刻した木に金箔をはっています。
1663年、ジョバンニ・パオロ・ショール作
17世紀のゴブラン織のタペストリー以外は全面フレスコ画
向こう側に入れてしまいそうな気になりました。
トロンプロイユ（だまし絵）=安くで豪華にみせると思っていましたが、これはこれで美しく豪華ですね。反省。
噴水の間
天井画はイル・ピントゥリッキオ
2世紀の彫刻台の上に17世紀の大理石製水盤が乗っているのが噴水
読書台
夜用装飾時計
後ろからろうそくで照らすそうです。
教皇軍提督として活躍したコロンナ家なので海神ポセイドンが多いように思いました。
アントニオ・カラッチの自画像
アンニバーレ・カラッチの甥
テンペスタ（嵐）の間
ご当主の家族写真が置かれています。
天井のフレスコ画ポマランチョ派16世紀
壁のフレスコ画イル・テンペスタ 17世紀
ヴェネチアガラスのシャンデリアを金の装飾鎖でぶら下げています。
似ていますがデュゲの毎日
天井画 ポマランチョ派
壁フレスコ画 ガスパール・デュゲ 17世紀
ダイニングルーム
現役のダイニングルーム
天井がジョバンニ・バッティスタ・リッチ 16世紀
アルコーヴ（壁の窪み）部分で料理を整えてサーブしたそうです。
豪華な額縁
マスケローネの間
真実の口みたいなのがあります。
古代ローマ遺跡から発掘された品々を展示。
コロンナ家のお仕着せ
イベント用のお仕着せ
普段のお仕着せ
中庭
みかんが🍊たくさん実っていました。
マリー・マンチーニもこの景色を見たのかな？
読んでくださりありがとうございました
皆様が心穏やかにお過ごしになりますように願っています
