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フランスのルネサンスは北方ルネサンスと呼ばれました。

 

「アンジュー公アンリ」作者不明

アンリ2世とカトリーヌ・ド・メデイシスの四男で後にフランス王アンリ3世となりました。

ポーランド国王、アングレーム公、オルレアン公爵位を持ち1566年にアンジュー公になっているので16歳から即位する23歳までの肖像画。

 

「女性の肖像」コルネイユ・ド・リヨン

フランソワ1世の宮廷画家。彼の王子、王女を描きました。

 

 

「2人の女優の肖像」ジャン・バティスト・サンティエール1699年

解剖学や遠近法に忠実でありながら演劇のような世界に感傷的で甘美な独自の画風を確立じたバロックからロココ移行期の画家。

フランスソワ・ルメールの最初の弟子でヴァンダイクの肖像画、特に指先が細くなっている、から影響がみられます。

ルイ14世や弟のオルレアン公が顧客でした。

縦に引き伸ばされた体や指はマニエリスム期の特徴を残しています。

 

 

「オルタンス・マンチーニの肖像」ジェイコブ・フェルディナンド・フート

マゼラン枢機卿の姪でマザリネットともてはやされた美人五姉妹の四女。

フランス亡命中の後のチャールズ2世とパリで知り合い愛妾となりラ・メイユライエ公アルマン=シャルル・ド・ラ・ポルトと結婚させられました。

チャールズ2世がイギリス王位に就くと追いかけてイギリスに渡りました。

妹マリー・マンチーニはルイ15世の初恋の相手で結婚を願い出るも引き裂かれ、

姉オランプは公式愛妾でないもののルイ15世の愛人になっています。

 

画家はアントワープ出身でイタリアに学んだルイ14世の宮廷画家。

フランドルバロックの画家に分類されます。

 

 

「天使に囲まれた砂漠のイエス・キリスト」シャルル・ド・ラ・フォッス

イタリアでも学んだル・ブランの弟子。

ロココ期でありながらバロック的な動きのある絵画も多く残しています。

イギリスのウイリアム3世とルイ14世の宮廷画家で宗教や神話の天井画を多く描きました。

ヴェルサイユ宮殿の天井画を手掛けています。

 

「矢を研ぐクピド」シャルル・ジョゼフ・ナトワール1772年

18世紀後半に活躍したルイ15世の宮廷画家の作品でルイ15世様式と呼べれる明るく優美なスタイル。

大きな研石で矢を研ぐクピドたち。

 

「東方三博士の礼拝」ジョルジュ・ラレマン1624年

16世紀後半の画家。

聖母マリアが緞帳のついた玉座に座り背景はローマになっています。

注文主の要求で題材の決まりを変えたり違う意味をもたせたりするのはよくあることでした。

 

「バッカスの養育とニンフに託すメルクリウス」ロラン・ド・ラ・イール

17世紀初めの初期バロック画家。

ゼウスと愛人テーバイの王女セメレーが妊娠しゼウスの正妻ヘラの嫉妬による策略でゼウスが雷を持った神としての姿でのセメレーの前に現れ焼死してしまいました。

ゼウスの命で伝令神メルクリウスが焼死体からバッカスを取り出しました。

帽子をかぶっているのがメルクリウスでバッカスはニンフに抱かれています。

 

「十戒を持つモーセ」フィリップ・ド・シャンパーニュ

17世紀ブリュッセルに生まれてフランス王妃マリー・ド・メディシスとリシュリュー枢機卿に雇われてリュクサンブール宮殿の装飾をおこなったバロック、フランス派の画家。

晩年は禁欲的な画風に変わりますがルーベンスの影響が大きいころの作品。

 

エジプトを脱出しヘブライ人たちと共にシナイ山にたどり着いた時モーセ一人が山に登り神から十戒が刻まれた石板を授かり下山し神を交わした契約について語っている場面。

 

モーセはエジプトからヘブライ人を救った救世主であり立法者なのでキリストと重ねあわせられることがあります。

力強い半身像は典型的な預言者の画面形式。

フランス語をラテン語の書体でそれっぽくしていますが当時はヘブライ語で話したので実際とは違います。

 

「劇場の衣装を着た女性」アレクシス・グリモウ

18世紀前半のロココ画家。

ヴェルサイユのスイス人傭兵の子に生まれたため独学でヴァンダイクとレンブラントのコピーを描きながら絵画を習得しました。

闇の中に浮き上がるルネサンス様式の服を着た女優。

 

「食前の祈り」ジャン・バティスト・シメオン・シャルダン1744年

ロココ主義の真っただ中にありながら啓蒙主義に立脚し抑えられた色彩で絵画化した作品。

第三身分の貧しい親子の豪華でない食卓ですが母親が子供たちに食前の祈りを教えており日常の営みの中の高い精神性と平穏の幸せを感じさせます。

高い評価を受けルイ15世に献上されヴェルサイユ宮殿を飾りました。

プロテスタントの民衆階級の健全な美徳に着目すオランダ絵画の影響を受けています。

 

「ヘベ姿の女性の肖像」ロバート・トゥルニエール 

ギリシャ神話のゼウスと正妻ヘラの娘ヘベは青春の女神でオリンポス十二神の給仕をしていました。酒杯と水差しを持っていて足元にゼウスの象徴鷲がいます。

18世紀前半のフランスバロック時代の画家ですがロココを感じさせる明るい色調。

一瞬ナティエかと思ったくらいです。

ドレスのゴワッとした質感が見事に表現されています。

 

「リュート弾き」ニコラス・トゥルニエ

道化師がリュートを弾いている姿。

17世紀前半のフランスバロック画家。

画家の父親から教育を受けた後ローマに行きカラバッジオの下で働き南フランスに戻りました。そのためイタリアチックで明暗のくっきりしたところがカラバッジオの影響を受けていますしカラバッジオの「リュートを弾く若者」に似ていると思います。

 

 

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