くどい旅行記を訪問くださりありがとうございます
とても嬉しく思っています
ニコライ・ボリスビッチ・ユスポフ2世は相続した莫大な財産でほしいだけの美術品をあつめ、
ユスポフ宮殿の応接室やバンケット棟に隣接した大小5つのホールに展示しました。
19世紀半ばのローマの間
壁を隙間なく絵画で埋めるのがこの時代のギャラリーのルールでした。
ニコライの間(絵画の間)
1830年代アンドレイ・ミハイロフ設計の内装をアレクサンドル・ステファノフが展示用に改装しギャラリーにしました。
かっては壁面を埋め尽くすように絵画が飾られていました。
現在絵画は革命時に没収されてここにはなくエルミタージュとロシア美術館にあります。
コリント柱と三角浮き彫りは古代ギリシャ神殿を表しています。
ニコライ・ボリスビッチ・ユスポフ1世
彼がポチョムキンの姪と結婚したことでユスポフ家が皇室より裕福であるといわれるようになりました
アルコーヴが物置に・・
「プリンセス・ジナイダ・ユスポヴァ」
ヴァレンティン・セローフ
ニコライ・ボリスヴィッチ2世の一人娘
「プリンス・フェリックス・ユスポフ」
ヴァレンティン・セローフ
ジナイダの次男。長男は早世し唯一の息子
貴重なコレクションの部屋
かってユスポフ家のコレクションの中でも特に貴重な絵画がありました
大エルミタージュのように天窓で明るくして作品を見やすくしています
作品がなくて寂しい
アンティークルーム
古代ギリシャやローマ時代の彫刻が並べられていましたが今はエルミタージュにあります。
がらがらになっていてかっての面影はありません。
ローマの間
写真がありませんが天井画と暖炉の浮き彫りが古代ローマの物語になっています。
かって古代ローマ時代の彫刻が並べられていました。
内装も新古典主義様式(古代ギリシャローマの様式を再々取り入れた様式)
ローマ皇帝の遺跡にありそうな階段やドア枠ですね。
この他に小さなロタンダがありましたが写真撮り忘れました
読んでくださりありがとうございました
楽しい連休をお過ごしになりますように願っています