駒込といえばJR山手線の駅、豊島区の地名というイメージが強いが、

文京区内にも本駒込という地名がある。

本駒込6丁目は通称「大和郷」の名称で名高い高級住宅地である。

文京区内には旧町名に駒込の名称がつくところがあり、

今回取り上げる駒込東片町もその一つである。

 

ここは現在の向ヶ丘1丁目と本駒込1丁目にまたがる地域である。

地下鉄の最寄りの駅は三田線の白山と南北線の東大前である。

文京区の旧町名板には以下のとおりある。

 

「むかしは、岩槻街道と中山道に沿って発達した宿駅で駒込宿の名があった。

駒込村の内であった。

寛永年間(1624~44)、村内はほとんど大名屋敷、武家屋敷や寺領となり、

村民は中山道の東側に移った。片側町であったので、駒込片町といった。

明治2年、徳性寺門前、九軒屋敷、追分町の残地を併せた。

中山道の東側にあるので駒込東片町とした。

 

同5年、大円寺、正念寺などの寺地を併せた。

中山道と岩槻街道との分岐点が追分で、一里塚があった。

東大農学部正門前の角に現在高崎屋がある。

宝暦年間(1751~64)の創業で酒屋と両替商を兼ねていた。

 

”くたびれた奴が見つける一里塚”(古川柳)」

 

 

文京学院大学や都立向丘高校がある文教地区でもある。

旧白山通りを挟んだ向かいに本郷税務署(西片2丁目)がある。