新年明けましておめでとうございます
本年も
宜しくお願い致します

鈴木和裁は
今年も
仕事に技術に
邁進したい所存であります


皆様は
目標などございますか
なくても
日々
健やかに
過ごしていただけたらと
思います

さて
突然ではございますが
今年は
一人
生徒さんが
国家検定の3級を
受験いたします

和裁にも
国家検定があること
ご存知でしたか?
ちなみに
3級の試験は
長襦袢の仕立てです
内容としましては
一から仕立てるのではなく
片袖を縫い
衿付け
両袖付け
をして終了となります
身頃はある程度
仕上げてきますので
試験内容に
入っていない分
気持ち的に
安心感があるでしょうか


昨年も
一人
3級を受験し
合格いたしました


しかし
長襦袢とはいえ
時間制限もありますので
素早く
しかし
丁寧に縫い上げることが
求められます

たまに
こういう試験を
受けて
なにかあるの?
意味あるの?
尋ねられることもあります
私も
以前そういう風に
思っていた時期も
ありました

ですが、
今は
受けれる間は
受けたほうが
良いのでは?
と思っております

試験は
限られた時間の中で
縫い上げることは
容易ではなく
そこまでいくには
ひたすらに
練習と
いかにたくさん
着物と長襦袢を
仕上げていくことではと
思います
その過程で
一つ一つを
きっちりと仕上げて
最後まで
縫い上げるのです

根気のいる
作業ですが
その分
縫う手が
早くなっていきます
そして
時間に
間に合うと
自信にも繋がります

自分の物だけを
時間や技術関係なく
縫うのではなく
制限のある中で
仕上げるのは
決して
楽しいことではないかもしれません
けれど
試験に受かるために
いかに
時間を短縮して
綺麗に仕上げるか
考えながら
縫っていくと
いつも以上に
丁寧に
仕上がります
そして
最初の頃に比べると
仕上がりの良さが
如実に出ていると思います
このことは
試験の為だけではなく
自身にとっても
技術の向上にも繋がりますし
どなたかに
長襦袢の仕立てを
頼まれたときに
自信を持って
受けることができるのでは
ないでしょうか

もちろん
試験は任意ですので
全員が全員というわけではないですが
一つの目安として
考えて
いただけたら
嬉しいなと思います

長文
失礼いたしました

今年は
卯年ですね
皆様にとっても
飛躍の年に
なりますように