【先人の残してくれた技術を繋げたい】

815日終戦の日に思う事。

義父は傷痍軍人で多くを語ることはなかったですが、いくつか心に残っている言葉もあります。

そして、思います。

 

戦争で命を失った方の守りたかった日本は今の日本にするためなのか?

今の日本を見たらどう思うのだろうか?

私にはわからないし、どうすることもできないけれど、

せめて、先人の残してくれた、この和裁という技術を私は伝え続けていく。

 

今のご時世、和裁って何?って聞かれることもあるし、

そんな細かいことミシンで縫えばいいといわれることもある。

でも、その方が手縫いの着物を纏うと涙を流す。

 

その涙の意味は先人が伝えたかった事の一つ。

だと私は思う。