
前回より
http://ameblo.jp/wasabipp/entry-11413097305.html
ダサい湯呑みに入ったコーヒーを飲み終えたあとカウンター席に移動するジェームスさん
ワシも実際、楽屋の中でモノホンのミュージシャンの方がどんな感じで時間待ちをしているのか事情も分からないし、うちの店じゃ落ち着かないのかなぁと思ったのだがその割にはリラックスした様子なのである。
「マスターA4の紙と書くものある?」と訊ねてきた
すぐ用意して渡すとカウンター席で少し考えこむジェームスさん
何をしてるのだろうと隣の席に座り覗きこむと。。。
①と書いた後、紫のハイウェイと書きはじめた
そうだ!分かったセットリストだ
そんなワシに気付いたジェームスさんも微笑みながら語りかけてきてくれた。
まるでメンバーで何年来の仲間のように。
「やっぱり一発目はコレだろうな、最初はノリがいいヤツで行こうか?」と訊ねてきてくれた。
無論ワシに異論があろうはずがなくサイコーですよと言うと
「じゃぁ~最初から3発目までノリノリのダンスの踊れそうなのにしてMCかましてバラードにいこうか?全体の流れも大事だし」
今まで実際ジェームスさんが楽屋でどう過ごしていたわからないが
感動した!
まさか一緒にセットリストの順番を二人で進めていけるとは・・
しかもワシの店のカウンターで決めていくなんて
最高の思い出だ。

ジェームスさん手書きのセットリスト☆これもワシの大事な記念の宝物となった。
しかも一曲ごとにその曲のエピソード、秘話、感想、アルバムの事、当時の思い出、曲ができるまでの出来事などワシに一つずつ懐かしみながら語ってくれた。
あまりにもステキすぎる内容なのである。
例えば。。
紫のハイウェイ
この曲は、当時矢沢永吉氏がデビューするクールスの為に作曲し、リーダー舘ひろし氏が歌ってた曲、ジェームスさん自身の歌うムードではないと言っていた。
しかしクールスの代表曲
ファンからもリクエストが圧倒的に多く自分のムードよりファンの思いを大事にしたいとの事。
しかしながら、この曲はジェームスさんも個人的には大好きで、この曲の作った当時矢沢永吉氏の才能を大絶賛していた。
恋の終わり
クールスの楽曲の中でも名曲ベスト3に入るほどの作品
スローバラードで大人の色気を感じるこの曲
これは、当時ジェームスさんのリードボーカルの作曲したナンバー
実は当時ある知り合いの有名女性シンガーの為に作った曲だったのだがあまりにも出来が良すぎるため、当時の関係者がクールスのレコードで出す事にきまったらしい。
しかもこの曲はジェームスさん自身の恋愛体験を素に作っていた。
それも、ここでは書けないくらいのキツイ女性で爆笑モンの実話をワシに教えてくれた。
よくもまぁそんな壮絶な恋愛を素にしながら、こんなすばらしいメローで甘いムードの曲が作れるのか
音楽会からも天才的なメロディメーカーと呼ばれるのも納得した。
君の窓辺に
これもクールスの曲のなかでも名曲中の名曲
泣きのジェームス節がさえわたる最高の傑作!
実はワシも当時クールスのこの曲を聞いてジェームスさんの大ファンになった思い出の曲、今回岡山にライブに来るときにワシがダックテールのメンバーリクエストをお願いしてネジ込んだ曲なのである。
その思いをジェームスさんに打ち明けると大変喜んでくれた。
ジェームスさん自身もこの曲がお気に入りらしく、当時この曲が入ったアルバムが一番売れたとの事。当時のアルバムのついて曲づくりの苦労話やメンバーの事など熱く語ってくれた。
ミスターハーレーデビットソン
この曲もファンからもリクエストが多く、クールスファンのみならず、全国のハーレー乗りからも支持を得るすばらしい曲なのである。
ジェームスさんの作曲のこの作品
当時の誰もがバイクに乗って口ずさむ人気のあるこの曲
自身で歌うと切なくなるらしい
昔、親友がハーレーに乗って事故を起こして死亡して遺族からお別れに大好きだったこの曲を歌ってほしいと頼まれ、辛い思いで歌った事を歌うたびに
思い出すらしい
それでもファンはみんなこの曲にいろんな思いや思い出、歴史そんな気持ちをぶつけてきてくれる。
自分の誰も知らないそんな気持よりそんなファンの気持にこたえるほうが大切なんだと語ってくれた。
優しい人である。
当然、感激するワシ
身近に感じるとかそんなレベルではなかった。
全国どれだけクールファンがいるか分からないがこんな思いができたのはワシ一人のような気がした。
青春時代の憧れ、クールスのギターヴォーカリストジェームスさん
現実に一緒にライブ以外に過ごした夢のような時間
一生分、クールス気分を味わうことができた。
素晴らしい出会いの機会を作ってくれたライブハウスダックテールマスター及びスタッフのゴンさん感謝の気持ちでいっぱいになった。
もうホント充分満足した。
幸せだった。
しかしながらこの後すぐもう一発考えれないすごい展開になる事がそのときわからなかった。
ワシ自身一生忘れることができない本当の出来事が。



