今回は、西日本車体工業製96MCボディーを架装した日産ディーゼルRAを掲載します。ハイバックシートが並び、貸切等にも使用できるグレードの高い「流用車」と呼ばれる仕様の車両です。
（滋賀200 か506）
形式:ADG-RA273MAN 近江鉄道大津営業所所属 撮影場所:近江鉄道八日市営業所（イベント時に撮影）
2006年に導入されたADG-代のRAで、506～508号車の3台が在籍しています。流用車仕様のRAでは第一弾となるグループで、近江鉄道の伝統ともいえる青色の側面窓ガラス、「世界№1クリーンディーゼル」のステッカーが大きな特徴です。506号車はスクールバス用として八日市営業所に貸し出されています。
日産ディーゼルが開発した「尿素SCRシステム」の採用により当時世界一きれいな排出ガスを実現したため、このステッカーが誇らしげに貼り付けられています。
（滋賀200 か580）
形式:PKG-RA274MAN 近江鉄道大津営業所所属 撮影場所:南草津駅前
（滋賀200 か581）
形式:PKG-RA274MAN 近江鉄道大津営業所所属 撮影場所:南草津駅前
（滋賀200 か617）
形式:PKG-RA274MAN 近江鉄道あやめ営業所所属 撮影場所:野洲駅前
（滋賀200 か618）
形式:PKG-RA274MAN 近江鉄道あやめ営業所所属 撮影場所:野洲駅前
2007年に導入されたPKG-代のRAで、580～582号車が大津営業所、617～618号車があやめ営業所に所属しています。2006年導入の車両とほぼ同じような仕様となっています。近江鉄道の自社発注車は青色の側面窓ガラスがよく似合います。
（滋賀200 か697）
形式:PKG-RA274MAN 近江鉄道大津営業所所属 撮影場所:南草津駅前
（滋賀200 か698）
形式:PKG-RA274MAN 近江鉄道大津営業所所属 撮影場所:瀬田駅前/南草津駅前
2008年導入の697、698号車は、大津駅～立命館大学を名神高速経由で結ぶ特急バスの専用車として導入されました。それまでの導入車と異なり、青色のガラスをやめてT字窓仕様となり、側面の表示器は小型となっています。高速道路を通るため座席にはシートベルトも装備されています。
（滋賀200 か699）
形式:PKG-RA274MAN 近江鉄道あやめ営業所所属 撮影場所:守山駅前
2008年にあやめ営業所に導入された車両は、2007年までに導入された車両と同じく逆T字窓仕様、側面表示器は大型となっていますが、青色のガラス窓の採用は見送られています。自社発注車のRAはこのグループが最後となっています。