伊豆箱根バスは、神奈川県西部から静岡県東部・伊豆地域を中心に路線を運行する伊豆箱根鉄道系列のバス会社です。沿線には箱根や伊豆半島、富士山といった観光地が多くあるため観光輸送の比重も高いです。また、同じ地域を運行する箱根登山バス、東海バスグループ、富士急グループとはライバル関係にあります。
伊豆箱根鉄道は西武鉄道グループのため、バスの車両は西武バスの高速路線車や貸切車と同じ「ライオンズカラー」となっており、西武からの移籍車も多数存在します。車両のメーカーは西武と同じく日産ディーゼル製が多数を占め、富士重工業製ボディーの車両も数多く活躍しています。私が撮影した車両は主に熱海、三島、沼津周辺の車両が多いですので、この地域を管轄する三島営業所の車両に絞って掲載していきます。
「その1」では、自社発注の日産ディーゼルRM・2ドア（前後扉仕様）を掲載します。
2054（伊豆200 か72）
形式:U-RM210GSN 三島営業所所属 撮影場所:三島駅前
1995年式のU-RMです。伊豆箱根バスの基本的なカラーリングは、白地に青・赤・緑の「ライオンズカラー」となっています。窓サッシが黒色なのが特徴的です。
2417（伊豆200 か75）
形式:KC-RM211GSN 三島営業所所属 撮影場所:三島駅前
2417号車は1996年式のKC-RMで、伊豆箱根鉄道80周年を記念して旧塗装の復刻カラーとなっています。2054号車も同様ですが、側面扉の「自動扉」表示や「冷房車」表示などがレトロでよいです。
2881（沼津200 か51）
形式:KC-RM211GSN 三島営業所所属 撮影場所:三島駅前
2882（沼津200 か52）
形式:KC-RM211GSN 三島営業所所属 撮影場所:三島駅前
2883（沼津200 か53）
形式:KC-RM211GSN 三島営業所所属 撮影場所:三島駅前
2881・2882・2883号車は数少ない沼津ナンバーが残る車両です。1998年式で、自社発注の8Eでは末期に導入されています。2882号車は、ダイドードリンコのラッピングが施されています。