海のはじまり

第10話

海と「二人で」暮らすために、夏(目黒蓮)が試行錯誤する回だった

海ちゃんは、夏と暮らしたいけど、転校はしたくない
夏は自分も小学生のときに転校したり名字が変わってクラスメイトに嫌なことを言われた経験があり海の気持ちが分かるので、海の意見を尊重したいと考える

ただ、そうすると自分が転職する必要が出てくる



海と二人で暮らすためには、海が転校する必要がある
海が転校しないなら、夏は転職する必要がある


夏の職場の先輩も弥生(有村架純)も、「親が慣れない環境でボロボロになったら子どもにも影響して二次災害」「仕事は生活とつながってる」と言って、夏が転職することには反対


みずきの親たちは、夏が「海と二人で暮らす」と話すと寂しそう。夏が海の父親という以前に、海は、娘の娘だと。そりゃ心配になるよなー

みずきの母親のあかね(大竹しのぶ)が

「意地悪言えば、奪うようなもんなんだから」

と夏に言ったけど、意地悪すぎる泣き笑いそっちが娘に勝手に産ませておいて、その言いぐさはないでしょうよー
お父さんは、海にみずき(古川琴音)を重ねてるのかもね……



弥生と海は友達になった
「友達は、会いたいときに会えるひとで、合わなかったら縁を切ればいい。家族に話せないことがあれば話してね」と言う弥生
海は、それでちょくちょく弥生に電話照れ

弥生は切り替えが早いなー
恋人だった人の娘と友達になるなんて、懐が深い

夏の家に別れたお詫びでゼリーを持っていったとき、夏の母親が弥生に「夏と別れて私たちとはもう他人なんだから、気にせず楽しく生きて」って言葉をかけてたけど、「私たちは他人」て言葉が妙に冷たく感じたわ
やっぱり夏の母親とその家族のシーンは苦手昇天
この家族のキラキラした愛情表現が苦手なのかも


夏が、海と二人で暮らすことを津野(池松壮亮)に伝えると「南雲さんとこにお世話になった方がいい」「真面目に考えてます?」「子育てなめてませんか?」など連続LINE(打つの早い笑)


夏は二人で暮らすことにこだわりすぎでは……


最後、海に、「二人で暮らしたいなら転校」「転校しないなら、離れて暮らす」どちらがいいかを海に選ばせ、海は二人で暮らすことを選んだ

海が転校したくないのは、友達と離れるからだけでなく、みずきとの思い出が詰まってるから

それでも海は、夏と暮らすことに決めた
名字は、南雲から月岡に変わることをあっさり了承


めでたし、めでたし……なのか?


夏が転職して南雲の家で4人で住むか、
しばらくは南雲の家に海を任せて、週末会いに来る、ではダメなのかね?


自由気ままに一人暮らししてたところに小学生の娘と暮らし始めるなんて、ストレスすごそうガーン
夏はご飯は作れるのか?
海は学童に入るの?夏の帰りを待って結局寂しい思いをしないといいけど……

「あの子の子ども」の福のお父さんの言葉を借りるなら「まだお花畑にいる」みたいだ


まだ一年生の海は仕方ないとしても、夏は現実を見てほしい
まあ、経験してみないと分からないこともあるか……