奥様と息子二人とともに暮らす、30代医師の家造りを記録するブログです。

 

コンセプトは

  • 無駄なくらいの高気密、高断熱(UA値 0.23、C値 0.5以下ノルマ)
  • パッシブデザイン(パッシブハウス認定までは目指さない)
  • 自分はセンスゼロ、でもおしゃれな家に住みたい

です。

 

さて、3社目にお会いしたのが契約した会社さんです。

注文住宅についてはおおよそ50棟以上100棟以下の規模ですが、商業施設や小規模宿泊施設の設計施工経験もあるとのことでした。

実際契約した会社さんなので、この会社さんについては仕様のいい点悪い点かなり詳しく書きます。

 

 

よい点

  • 上で掲げた絶対条件は標準で満たすことが可能。C値の平均は0.3以下。
  • 全棟で必ずインテリアコーディネーターさんがつき、かつ家具のセレクトショップを持っているため、設計と一貫したデザインが作りやすい。
  • 耐震等級3と制振ダンパーが標準
  • 自社で大工さんを雇用しており、施工レベルの安定が期待できる。
  • 気密に加えて結露計算も行い、透湿シートの使用など配慮されている。

 

 

悪い点

  • 「耐震等級3」ではあるが、品確法準拠の計算のみで自社内での許容応力度計算は行っていない。計算すると追加費用が発生する。
  • ルーフィングはアスファルトルーフィング940が標準
  • いわゆる坪単価システムで、どこにいくらお金がかかっているかが施主側から見えない。
  • 基礎外断熱で、そこそこの寒冷地とはいえどシロアリが怖い仕様。
 
まとめると、断熱気密やデザインについては満点に近いものの、シロアリや雨仕舞いなどの耐久性の要素にやや難がありそうな仕様でした。
これをどう考えてどうしたか、どうしているか(あるいはあえて何もしなかったか)については、少しずつ記録できればと思います。
また、最終的に決めたのは「人」の要素も大きく、次回はそれを書きます。
 
※もしも施工地域や会社さんの名前に興味がある方いらっしゃれば、非公開の形でお問い合わせください。