パッシブデザイン。

雑に言うと自然のエネルギーで低燃費を目指した家ですが、突き詰めるとこの形になるんだろうなあと思います。

 

(出典:パッシブハウス・ジャパンHP)

 

 

本物のパッシブハウスを目指す、最大効率を目指すとなると、最近は例外もありますが多くがこのようなデザインに行き着くようです。

つまり、

 

総二階で外皮面積を最低限とする。

南面の窓は構造が許す限り最大とする。

軒や壁を適正に出して、夏の日射遮蔽、西日の日射遮蔽を行う。

吹き抜けを設けて空調計画を行いやすくする。

屋根は切妻や片流れなど、太陽光パネルを載せやすい形とする。

 

・・・といったことだと思います。

 

機能美という面では素晴らしいのですが、あくまでも個人的に「これぞパッシブ!」は嫌でした。

本物のパッシブハウス認定が通るレベルまで突き詰めなくてもよいので、快適性を限界まで追求しつつ、でもそれなりにおしゃれな住宅を作りたいと。

 

そこから始まったのが私たちの家造りでした。

 

※もちろんパッシブハウスでありつつデザインに凝ることは可能ですが、最大効率でパッシブハウス認定を目指すと上のような形になりがちであるのは事実だと思います。