昨日、福岡マーチングコンテストが開催された。私は高校の部のみの感想を伝えるが、順当、というと少し語弊もあるが、例年のような結果になった。惜しくも代表入り出来なかった高校は、諦めず、この悔しさをぜひ来年に活かしてほしい。
福岡のマーチングコンテストは他の県に比べてかなり早い時期に行うため、九州大会までには出来に違いが出てしまうが、ひとつ思うところがある。
『コンテに凝る前に基礎練習を』だ。まだ、新体制になって日が浅いとはいえ、まだまだ基礎練習が出来ていない感が否めない。これは、今回代表に選ばれた高校にも言える。
基本動作であるMT(マークタイム)やFM(フォアードマーチ)にムラがある。これは、基礎の基礎ではあるが、やはり大事な部分なので練習を繰り返してその高校のベストの状態でコンテストに臨んでほしい。
かわりに、というか、コンテがかなり凝っているのは近年の見どころでもある。難しいコンテじゃないと金賞まして代表はとれないからだろう。
だが、基礎がまだちゃんとできていないのに、難しいコンテを生徒に課してしまうのは、私としてはあまり好ましく無い。というのも、コンテと選曲の難易度を上げてコンテストに臨んだところで、マーチングの基礎がちゃんとできていなければはっきり言って見苦しい。それは、言い換えれば生徒達が可哀想でもある。
福岡のマーチングコンテストは6月と、他県に比べかなり早い時期のため、仕方ない部分はあるが、もっともっと基礎練習に費やす時間を増やすべきだと感じる。コンテの難易度を下げてでも、基礎をしっかりとできる高校(中学校も)に代表になってほしい。
座奏もマーチングも基礎練習が1番大事。コンテストが近いからと言って、焦らずに一度冷静になって、自分の学校は基礎がちゃんと出来ているのだろうか、と指導者は考えてみてはいかがだろうか。