「替えがきかない人材になるための専門性の身につけ方」の内容や感想を紹介していきます。

 

 

こんな方にオススメ

  • 学生や若手社会人の方で、どのようにキャリアアップをしていけば良いのか分からない方
  • AIに取って代わられない人材になりたい方

内容

現代の会社員に必要な「専門性」について紹介されています。

本書では、専門性とは「新しい知識を生み出す技術」だとされています。大学での研究を想像してみると分かりやすいのではないでしょうか。

研究と言えば理系のイメージが強いですが、筆者は、これからの社会人には必要な能力だとしています。

専門性が必要とされる背景

社会人にも専門性が必要な理由は、個人の能力が重要視されるようになってきているからです。

近年では終身雇用から実力主義に変わりつつあります。

また、生成AIの発達により単純作業だけでなくクリエイティブの領域までもAIに取って代わられつつあります。

そのため、英語やプログラミングなどのハードスキルではなく「その人であるか」ということが重要になってきているのです。

新しい知識を生み出すには、問いを立てろ!

筆者は、新しい知識を生み出す第一歩として問いを立てることをあげています。

自分の好奇心から生まれる問いこそが、オリジナリティーを生むからです。

実際に筆者の会社の上司は、自らの経験をもとに「高学歴ではないが仕事で成果を上げている人の特徴とは?」という問いを立てているそうです。

また、新しい知識を生み出すためには「広く浅い」問いではなく「狭く深い」問いを立てることが大切だとしています。

浅い知識であればすぐに代替されてしまいます。

また、多くの場合広い問いには既に他の人が取り組んでおり、新しい知識を生み出すにはより狭い分野を攻めなくてはならないからです。

例えば、マーケティング一つ取っても、SEO、動画、ネット広告、Webデザインなどのようにどんどん細分化していくことができると思います。

大切なのは知識を生み出すプロセス

筆者は、これからの時代では問いを立てる力が重要になってくるとしています。

時代の流れはどんどん早くなっていき、情報自体に価値はなくなっていくためです。

また、AIの発達により問題を解くことはAIがやってくれるようになります。

だからこそ、なぜその疑問を解き明かしたいのか、なぜそれに興味を持ったのか、という部分が重要になってくるのです。

感想

とても読みやすく、かつAI時代の市場価値についてとても勉強になりました。

個人的には研究を始める前に読んでおきたかった...笑

就活をしていると「〇〇業界は専門性をつけづらく、市場価値も上がらない」という言葉をよく耳にします。

この本を読んでいて、専門性とは「狭く深い」問いを立てられるくらい1分野に精通することなのかな?と思いました。

 

 

「採用基準」の内容や感想を紹介していきます。

戦略コンサルの採用マネージャーの立場から、これからの私たちに必要とされている力について書かれており、とても勉強になりました。

正直なところ私は、コンサルに求められる人物像についてかなり勘違いしていました笑

 

こんな人にオススメ

  • 就活生(特にコンサル志望にオススメだけど、他の方も!)
  • 学力偏重の社会に疑問を感じている方

著者について

外資コンサルとして有名なマッキンゼーで10年間採用に従事していた方です。

マッキンゼーはコンサルの中でもさらにトップティアの戦略コンサルという業界に属しています。

採用マネージャーも経験されており、学生に自社で求めている人物像が理解されていないことに苦労されてきたそうです。

こんな本

リーダーシップについて書かれた本です。

コンサルでは地頭の良さやケース面接の出来を見られている、と想像される方は多いと思います。

しかし、それ以上に大切な能力がリーダーシップです。

リーダーシップとは

「問題解決を実行するために、自ら率先して動ける力」と私は解釈しています。

最近の就活市場で言われている、人を巻き込む力や主体性なども当てはまるのではないかと思います。

成果>組織の和

リーダーには成果を最大化することが求められます。

本書では、リーダーを救命ボートの漕ぎ手に例えています。

もし自分たちが乗っていた船が事故にあってしまったら、救命ボートの漕ぎ手としてどのような人を選ぶでしょうか。

漕ぎ手を「この人はボートの技術はないけど憎めない」という理由で選ぶことはないでしょう。

多少怒りっぽい性格だったとしても技術・判断能力に優れた人を選ぶと思います。

このようにリーダーには成果が求められるのです。

リーダーシップは非役職者にも必要!

リーダーシップは役職に関わらず全ての人に必要です。

その方がチームの成果が最大化されるからです。

リーダーシップがない人間は、組織内では指示待ち人間もしくは人任せになってしまいます。

どちらの場合でも判断をリーダーに仰がなければならず、負担がリーダーに集中してしまいます。

リーダーシップを取るためには?

  • バリューを出す
  • ポジションを取る(早い段階で立場を明らかにしておけば、様々な角度から意見をもらえる)
  • 自分が仕事を動かすという意識を持つ
  • ホワイトボードの前に立つ(議論を進める経験)

印象的なことば

  • その候補者がどれほど考えることが好きか、そしてどんな考え方をするか~ケース面接に答えを出すことは重要ではない(p.38)
  • 今やこの四条件を満たす人の絶対数が、日本人より中国人のほうに多いのではないか(p.57)
  • 入試時点においては文Ⅰと呼ばれる法学部のコースのほうが常に高い成績が求められます~外資系企業の採用担当者の目から見れば、法学部生は経済学部の学生のはるか後ろを歩いているように見えます(p.63)
  • 学生の頃は自由かつ大胆に思考できていた人が~自己主張することや、柔軟にゼロから思考する姿勢を失ってしまう場合がある(p.82)
  • 能力の高い人よりもこれから伸びる人(p.111)
  • 独りの偉大なリーダーを待ち望む気持ちは~他者依存の発想に基づいている(p.182)

感想

かなり長々と書いてしまいましたが、勉強になるところが多かったです。

リーダーシップについては、自分が何となくで感じていたことが言語化されており次の行動に生かせそうだと思いました。

(もっと若いうちに読んでおきたかった...)

就職活動中の身としては「ケース面接に答えを出すことは重要ではない」「能力が高い人よりもこれから伸びる人」など、採用の視点がとても勉強になりました。

 

「ハグとナガラ」のあらすじ、感想を紹介していきます。

「さいはての彼女」を読んだことがある方なら、タイトルを読んでピンとくるのではないでしょうか?

独身女性×旅で、THE 原田マハさんな小説でした。

連作短編で分量も200ページと、とても読みやすかったです。

こんな人にオススメ

  • 疲れた方、心を落ち着けたい方
  • 「さいはての彼女」を読んだことがある方

あらすじ

"ハグ"こと波口喜美は35歳で課長になり、結婚とキャリアの両立を考えていました。

しかし当時付き合っていた彼からは振られてしまい、仕事も退職してしまいます。

そんな中でハグは、大学からの友人"ナガラ"こと長良妙子と二人旅をするようになります。

お互い独身同士だったこともあり、ふとしたタイミングがあれば旅をするようになっていきました。

しかし50歳を超えた二人は、親との死別や介護などでなかなか旅ができなくなってしまいます。

印象的だったことば

  • こういうのも、旅というのだろうか(p.184)
  • あの頃思い描いていた未来と、ずいぶん違う現在を生きている(中略)それでも、私はいま、また旅に出た(p. 186)

感想

とても気持ちが沈んでいた時に読んでいたので、とても前向きになれました。

介護や恋愛など50代の悩みもリアルでしたが、だからこそ自分らしく生きるということが際立っていました。

 

「不安にならない技術」の内容や感想を紹介していきます。

感情はコントロールできないものと割り切る考え方が新鮮でした。

心配性な方や悩みの多い方にオススメしたい一冊です。

 

こんな方にオススメ

  • 自分の気持ちを安定させたい方
  • 不安や緊張に弱い方

こんな本

森田療法という心理療法での考え方について紹介されている本です。

ざっくり説明すると「不安や怒りをなくすのは無理なので、感情に支配されないようにしよう」という考え方です。

不安は打ち消そうとするほど強くなる

不安になりやすい人、緊張しいな人は、多くがネガティブな気持ちを打ち消そうとしていると思います。

しかしそのような気持ちは、打ち消そうとするほど強く意識してしまいます。

また、悩みや不安は、自己成長への欲求があるからこそ生まれてくる気持ちです。

そのため無理に減らす必要はないのです。

楽観的な人と悲観的な人の違い

とは言っても楽観的な人に対して憧れる気持ちもあると思います。

しかし楽観的でも悩み事がないというわけではありません。

楽観的な人は、コントロールできることに目を向けています。

過ぎてしまったことを後悔するのではなく、これから自分が何ができるかを考えることが大切なのです。

プロセス主義を脱する

ある受験生が東大に合格できなかったことで絶望している人がいました。

その人になぜ東大に入りたかったのか尋ねると、官僚になりたかったからだと答えました。

さらに、なぜ官僚になりたかったのか尋ねると、日本の変革に携わりたいからだと答えました。

この場合、東大に入ることも官僚になることも大元の目的である「日本の変革に携わる」ことを達成する手段の一つで、目的を達成する手段は他にもたくさんあることが分かると思います。

この例のように多くの人は目的を忘れて手段に固執してしまうことがあるのです。

感想

冒頭にも書きましたが「感情はコントロールできないと割り切れ」という考えにはっとさせられました。

振り返ってみると私自身、感情をコントロールしようとしていることが多かったかも知れないと思いました。

 

「ケーキ食べてジム行って映画見れば元気になれるって思ってた」の内容や感想を紹介していきます。

「ストレスは解消するよりもためないようにしよう」という考えがとても新鮮でした。

本書の7割近くは具体的な行動例に割かれているため、実践的な内容を知りたい方にオススメです。

 

 

こんな方にオススメ

  • どこか疲れている、孤独だと感じているが解消できない方
  • 実践的なストレス解消を学びたい方

こんな本

ストレスをためてしまいがちな方に向けた、ストレスとの向き合い方について書かれた本です。

ストレスとは

ストレスとは、外的刺激によって心身に生じる機能変化のことです。

日常生活だと「騒音がストレス」というような使われ方をしますが、ここでいう騒音はストレッサーです。

ストレスは解消するよりも予防しよう

ストレスがたまった状態は心身に影響があるため、筆者はストレスをためる前に予防する方が簡単だとしています。

そして予防の上で最も大切なことは、きっちりしないことです。

具体的には、やらないことを考えることです。

ここでは「全くやらない」というゼロか100の考え方でなく、部分的にやめるという考え方が必要です。

また、やりたくないことに対して前向きにとらえることも大切です。

例えば嫌な仕事を振られたとき「これも成長につながる」ととらえると少し前向きに取り組めると思います。

印象的だった部分

悲しみにも浸る(p.54)

ストレスがたまったとき、楽しいことをして嫌なことを忘れようとする方は多いと思います。

しかし気持ちを切り替えることは難しく、上手くいかないことも多いはずです。

筆者は、そんなときにはネガティブな気持ちに浸ることも大切だとしています。

ポイントとしては、気持ちを引きずらないために、感情はそのままに対象を変えることがオススメです。

例)悲しい時→泣ける映画・ドラマを見る

「怒りでものを壊してしまった」が悪いことなのか?(p.71)

悪かったのは、感情を出したことではなく、振り回されてしまったことです。

正しくストレスを解消していくことが大切になってきます。

感想

冒頭にも書きましたが、ストレスを予防するという考えは、私にとって新しかったです。

また、ここには書きませんでしたが、具体的な行動例(正しいストレス解消法)はとても役立つものが多かったです。

ぜひ読んでみてください。

 

「無=(最高の状態)」の内容、感想を紹介していきます。

メンタル系の本はいくつか読んできましたが、分かりやすく、自分でも効果を実感できています!

特にメンタルで苦しんでいる原因は、自分の中でとても腹落ちしました。

私のようにメンタルで悩んでいるが、本を読んでもしっくりこない方におすすめしたい一冊です。

 

 

こんな人にオススメ

  • 不安や心配性の強く、改善に向けた具体的な方法を知りたい方
  • メンタルについて研究や論文などの根拠に基づいた解説を読みたい方

著者の鈴木祐さんは過去に10万以上の論文を読んでおり、論文や研究に基づいて他にも様々な本を執筆されています。

また、よくメンタリストDaiGoさんが著書に帯コメントを書いているイメージがあります。

こんな本

ざっくり言うと「不安や心配性による苦しみを和らげる方法」について書かれています。

よく「心配事の9割は起こらない」という言葉を耳にすると思います。

しかしその言葉を信じて気にしないようにしても、その場しのぎにしかならない人も多いのではないでしょうか?

ここでは精神的に「苦しい」とはどういう状態か、それらにはどんな対策が取れるかを考えられています。

なぜ苦しいのか

筆者は苦しみの最大の原因として、「二の矢」というものを上げています。

一の矢とは苦しみそのもの、二の矢(三、四、五...の矢)とは一の矢から発生するネガティブな感情のことです。

例)

  • 下半身不随になった←一の矢
  • 「これからどうやって生きていけばいいんだよ...」←二の矢

認識した後

苦しみの原因を認識したら、その現実を受け入れます。

受け入れるとは「そういうもの、仕方ないんだ」と前向きに諦めることです。

また、同じような思考が浮かんでこないためのトレーニングとして、以下の二つが上げられます。

  • 停止 考えること以外のことに脳のリソースを使うこと。詠唱や音楽を通してDMNの活動量が落ちた研究もあります。
  • 観察 瞑想。具体的には、二の矢のような思考が出てきたときの自分の感情を見つめること。

印象的だった部分

観察(瞑想)が悪影響を及ぼす!?(p.225~)

実は瞑想に関する研究や調査では、以下のような効果が確認されているのです。

  • モチベーションの低下
  • ネガティブな感情の増加
  • 自己中心的な思考の強化
ただ、これは瞑想を行う宗教の世界では昔から言われており、ごく普通のことなのだそうです。

意識すべき5つのこと(p.228~)

このような影響を軽減する方法として、筆者は以下の5つのことを意識すると良いとしています。
  • 漸進性 瞑想の頻度、強度は筋トレのように少しずつ上げていく必要がある
  • 脆弱性 人の心のもろさ
  • 受容性 瞑想の目的は自分を受け入れること。抵抗のため(嫌な記憶を忘れたい、辛い気持ちから目を背けたい)に行うと逆効果になりうる
  • 縁起性 私は様々な事象の組み合わせによって奇跡的に存在しているものなんだ
  • 超越性 畏怖の念(自然やアートを目にしたときに湧き出てくるような感情)

感想

冒頭にも書きましたが、特に「二の矢」の説明がとても分かりやすかったです。

「二の矢」を意識するようにしてから私は、憂鬱な気持ちが減り、次にすべきことを考えることに集中できるようになりました。

また、瞑想の悪い側面は知らなかったため、とても印象的でした。

 

 

「さいはての彼女」の内容、感想を紹介していきます。

原田マハさんの作品ということで読んでみました。

旅にまつわる短編集で、読んでいて心が落ち着きました。

また、総ページ数も230と、読みやすかったです。

こんな人にオススメ

  • 全てを投げ出してどこかに行きたい方
  • 嫌なことから立ち直りたい方

内容

鈴木涼香は浮気癖のある父を見返すべく起業し、成功します。

ところが父の影響もあり浮気の監視を強めた結果、失恋してしまいます。

恋愛のことを忘れようと、仕事に没頭しようとするも空回り。

涼香は次第にキレがちになり、「有能な秘書」を含め重要なメンバーが退職することになってしまいます。

秘書に頼んだ最後の仕事は、沖縄の一流ホテルでの旅行を手配すること。

ところが予約された飛行機の行先は北海道、飛行機はエコノミー、レンタカーは最もグレードの低いものでした。

感想

どの短編も原田さんらしい、心が温まる小説でした。

どの作品でも主人公はイライラするような状況に置かれていましたが、旅での出会いを通して気持ちを落ち着けていく感じが良かったです。

 

 

「ぼくは愛を証明しようと思う。」の内容、感想を紹介していきます。

小説の中で会話や恋愛について学べて、とても勉強になりました。

本やネットだと知識しか載っていませんが、この本では具体的な会話を通して紹介されているため、使い方が想像しやすかったです。

もちろん小説としても面白かったです。

こんな人にオススメ

  • 異性が苦手な男性
  • 会話や雑談が苦手な方

内容

27歳・弁理士の渡辺正樹は、いわゆる「非モテ男性」。

付き合っていた彼女にブランドのバッグをプレゼントした瞬間に逃げられたり、そもそも恋愛対象から外されていたりしていました。

そんな正樹は、仕事で知り合った永沢さんから恋愛工学という学問を教わり、ナンパを極めます。

路上から始まり街コン、経営者の集まるパーティーまで...

着々と実力をつけ狙った相手を落とせるようになっていった正樹は、予想外の事態に陥ります。

印象的だった部分

  • 素人は単に運任せのギャンブルをするが、僕たちプレイヤーは計算されたリスクを取る(p.312)
  • モデルや女優と話すときは、(略)頭のよさだとかパーソナリティーをほめる。高学歴のキャリアウーマンと話すときは、(略)ときにルックスをほめる(p.326)

感想

具体的な会話の中身まで描かれていたので、会話で何を話したら良いか分からなかった自分としてはとても参考になりました。

もちろんモテるためには他の要素も必要ですし、実際は正樹のように技術を一瞬にして習得するのは不可能だと思います。

ただそのあたりの内容は知識というよりも実践で身につけていくのかなと思ったので、そういう意味では最も根本的なことが描かれているのがこの小説だと思いました。

小説としては、正樹がどんどん意中の相手を落としていくところに、ちょっとした爽快感を感じました。

個人的に就活中の身なので、就活と重ね合わせながら読んでいました笑

 

「ブレイクニュース」の内容や感想を紹介していきます。

社会問題を扱っていますがエンタメとして面白く、気づいたら一気見していました。

 

 

こんな人にオススメ

  • 正義感が強い方

  • ネットの誹謗中傷問題に関心がある方
  • 再生数目当てのYouTuberが嫌いな方

あらすじ

週刊現実の記者・真柄新次郎はある政治家のスキャンダルを追っていたが、上からの指示で中止になってしまいます。

スキャンダルはほぼ裏が取れていただけに、新しく頼まれた取材にも気が進みませんでした。

*

野依美鈴はフリージャーナリストと名乗り、ブレイクニュースというYouTubeチャンネルを運営していました。

自身のSNSに寄せられたDMをもとにニュースについて取材・発信しており、動画には1000万回再生を超えるものもありました。

しかしその取材方法は過激で、小学生に対して十分な説明もないまま自身の動画に顔出しをさせていました。

印象的だった言葉

自分が強いから、優秀だから、人を差別するわけじゃない。自分が弱いから、無能ではないかとおびえているから、人を差別する心が生まれる(p.238)

感想

初めはあまり好きになれなかった野依に、読み進めるにつれて圧倒されていきました。

特に小学生を顔出しさせているシーンに初めは胸糞悪さを感じましたが、良い意味で出し抜かれた感じがしました。

YouTubeってそんな使い方ができるんだ...って思いました。

また、この小説は2018に書かれたものですが、当時ここまでYouTubeや誹謗中傷問題について書いてるのがすごいと感じました。

最後の問題については結末が描かれない形で終わっていたので、少し残念でした...

 

「心理的安全性 最強の教科書」について、内容と感想を紹介していきます。

人間関係で「何か気まずい...」「自分の意見が言えない」という気持ちになった方にオススメしたい1冊です。

組織をまとめるマネージャークラスの方向けの本ではありますが、家族や友人など全ての人間関係に生かせると思います。

 

こんな人にオススメ

  • 人間関係で気を使いすぎて自分の意見を言いづらかった経験のある方
  • 仕事に限らず、人間関係を円滑にしたい方

こんな本

「心理的安全性=楽しく、和気あいあい」ではない!

心理的安全性は、なれ合いの関係性と誤解されがちですが、自分らしく接することができる環境という認識の方が近いです。

例えば相手の意見が間違っていたら指摘できる、という状況が上げられます。

また、心理的安全性を高めることは、あくまでも手段です。

目的は組織の生産性を高めることなので、心理的安全性ばかりにとらわれないよう注意が必要です。

ここからは心理的安全性を高めるために大切な軸を二つ紹介します。

人に優しく結果に厳しく

筆者は、部下がミスをしたときの対応として人とタスクを分けることが大切だとしています。

例えば「何であなたはまともな文章が書けないの?」という話し方は、その人の人格を否定してしまっています。

「この部分は誤解を招く表現だから、修正してくれるかな?」とすると、どこに問題があったのかが明確になります。

相手起点

何か指摘やお願いをしたいときは、相手がそれを受け入れられるタイミングに話しかけることが大切です。

例えば、相手が忙しく心に余裕がない状態の時にアドバイスをしても、相手がそれを取り入れることは難しいと思います。

また、一度にたくさんのフィードバックを送ることも、どちらかと言えば自分起点になってしまっています。

たくさんのことを同時に言われても全てをこなしきれないため、一日一つのように絞ることで相手も受け入れやすくなるでしょう。

印象的だった部分

「同じ趣味を持つことよりも、人として相手を見て大切にできることのほうが重要なのです」(p.330)

感想

ピョートルさんの本を読んだのは2冊目でしたが、とても読みやすかったです。

割と網羅的に書かれているため、自分にどう取り入れられるか考えながら読んだ方が頭に入ってくると思います。