「オニイチャンって色々大変なのね」
「智くんオネエ言葉だよ」
「んふふ…
そんなにあの子が気になる?」
「え?
ああ、うん、あの店員さん綺麗だよね。智くんの好みな気がする」
「違う違う」
「え?あっちの子のが好き?」
「……」
「え、ちょなにその顔」
「分からない?」
「…何のはなし」
「分からないフリすんのかー」
「だから」
「かず」
「……っ」
「かずのこと」
「…うん。兄として、」
「違うでしょ?」
「……いや、可愛い弟だよ…」
「あーあ。
いつの間に、そんな丸っこくなっちゃったんかなぁ」
「むしろ、俺尖ってる時期あった?」
「あったよぉ。
腹にピアスしてたじゃん。
プール行ったときも、ヘソ出してキラキラさせちゃってさぁ」
「いや、そんな気は…てか腹にピアスって言い方は、ちょっと映画のタイトルみたいになっちゃってるし、」
「女の子引っ掛けるのもうまかったし。喰うまでも早かったし」
「ちょっ、ここ公共の場所ですからね」
「俺がかわいーって思っても、持ってかれちゃったときあったし」
「ごめんなさい」
「いいよ?気にしてないもん」
「…そんな唇突き出されたら謝るしかなるなくでしょ」
「俺は謝らそうとか思ってないもーん。
ん、ふふ、俺ココア飲みたいかも」
「奢ります」
「えーいや、いいよ。
わる、悪いやん」
「大丈夫です。
奢らせてください」
「…あ、おねぇさん。
えっとね。ココア1つ。
…うぅ、うんホットで、お願いできる?ふふっ
ありがと」
「……落ちたな」
「何のこと?」
「ココアと一緒にアドレス書いた紙が置かれる、に一票」
「…んふふ、俺なんも、してねぇよ?」
「いやーあの笑顔は反則でしょ。
さっき言われたから俺も言っちゃうけど」
「俺はずーっと、丸いよ?」
「誰がだよ。
中学のとき実習生喰ったって噂は?」
「あれ、なんだーバレちゃってたの?」
「バレちゃって…本当だったんだ……」
「でも半分外れ、かも?」
「え?」
「あっちから、誘ってきたもん」
「余計に始末悪いわ」
「……あ、ココア?
ふふ、美味しそ。
ありがとう」
「……今じゃ見た目も大人しいしね…髪の色も暗くなってるし…」
「翔ちゃん」
「ん?
あ、髪型も変わってるよね。前髪ツンツンじゃなくなったし」
「翔ちゃんの読み、ハズレ」
「え?……なにこれ」
「んーー…ココアってやっぱうめぇ」
「080-1126-3104…『よかったらよろしく(ホシマーク)』
………なにこの紙」
「翔ちゃんの読み、ハズレだったねって」
「……メアドって言ったっけ?」
「ふふふ。番号だったね」
「…うわ。可愛い顔して、ねげつねー……」
「んまいなぁ。
ごちそうさまーっす」
「あいよ…
そろそろ出るか」
時計を見て、小さく、とても小さく溜息をついて領収書を持ってレジに向かった。その俺の後姿を智くんがじっと微笑みながら見つめていたことなんて、知らなかった。
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初めて会話だけで繋ぎました。
挑戦でしかないです。
最近自分の言葉の使い方とか、小説であればセリフまわしとか情景描写に古臭さを感じるんですよね。
それにあいまってノーマル小説なら世界に入ってきゅんきゅんもできるんでしょうけど、書いてるのはBL小説ですからね。逆にノーマルとか生々しくなっちゃってヤバそうですけど。笑
何が言いたいかって、自分が書く小説には臨場感が無くてガッカリすることが多々あるということです。
あ、あとお分かりかと思いますけど電話番号!かけたらダメですからね。笑
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