2021/01/20
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ERICOです。
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世界が大きく動いています。
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私には何か立派な
思想・信条のようなものが
あるわけではありません。
世の中のこと、
政治や経済や歴史や国際情勢や
そういったことも
知らないことの方がずっと多いです。
日々の、目の前の自分の暮らし、
小さな自分の世界で起こることに
なんとか対処していくので
精一杯です。
それでも、
今、世界で起こっていることは
なんだか変だ、
何かとても変なことが起こっている、
そのことだけは
強く感じ取っています。
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去年、突如現れた
コロナウイルス。
初めは
映画「コンテイジョン」の世界が
現実に起こったと思い、
ものすごく警戒をしました。
ここから世界がどうなっていくのか、
怖さや不安でいっぱいでした。
自分が死んでしまうかもしれない、
身近な誰かが死んでしまうかもしれない、
死にたくない、生きたい、
死なないで、生きていて、
「生」や「死」が
ぐんと自分の近くに
ものすごい色濃さでやって来た、
そんな日々でした。
毎日ニュースをチェックして
世の中で起きていることを
知ろうとしました。
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春先の緊急事態宣言が明けて
休んでいた仕事も再開しました。
フィットネスの仕事では
マスクをして
フェイスシールドをして
しゃべりながら運動をすることに
なりました。
(スタジオレッスンのインストラクターを
しているのです)
初めてその装備でやったとき、
あまりにも呼吸ができなくて、
苦しくて苦しくて、
そのあまりの苦しさに
私は泣きました。
映画やドラマで見た
拷問のシーンが浮かびました。
誤解を恐れずに言えば、
ウイルスなんかより
呼吸が封じられる、そのことの方が
よっぽど「死」に近いじゃないか、と
自分の体ではっきりと感じました。
私の体は
ウイルスに感染することよりも
呼吸が奪われることの方が
よりダイレクトに命が危険だと
感じたのです。
新鮮な空気を吸えないことの方が。
自分の吐き出した二酸化炭素を
吸い込み続ける方が。
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世の中で言われていることと
私の体で感じたことに
ズレがある。
これは何かが変だ。
そこから私は
ニュース以外のところから
いろいろと調べるようになりました。
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酸欠状態が体に及ぼす害を
調べるところからはじまり、
ウイルスや検査のことも
わからないなりに情報を見て、
どうやらメディアが報じていることには
ほんとうではないことも
混ざっているようだ
と感じました。
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私はいわゆる「陰謀論」といわれるものに
興味を持っていたこともあり、
調べていくうちに
どんどんそういう話とつながっていき
しまいには
「地球平面説」
というところまで行ってしまいました。
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地球が丸いか平らかはさておいても、
たとえばもしも
地球が平らだったとして、
でも「地球は丸いのだ」と
「思わされていた」としたら…?
そんなことないと言い切れないとしたら…?
たとえ地球が丸かったとしても
それと同じぐらい壮大な規模の
おおきな虚構の世界の上で
そうと知らずに生きていたとしたら…?
映画「マトリックス」は
空想のお話なんかではなくて
今、私のいるところこそが
「マトリックス」の中なのではないか、
と感じてきました。
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だんだんと
この世界で起こっていることが
滑稽に見えてきました。
私たちの
まじめさややさしさが
何か大きなものに利用されているように
感じられてきました。
私たちから
自分の頭で考えること
自分の体で感じること
自分の歩んできた人生を信じること
そういう力強いものを
奪われていっているような
そんな感じが拭えなくなりました。
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毎日毎日こんなことを考えて
一方でいつもの日常を送ることは
我ながらあまり健康的ではないなと
思いましたが
考えること
感じることに
フタをすることはできませんでした。
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そうしているうちに
アメリカの大統領選挙がありました。
いつもの私なら
きっと横目でニュースを追うぐらい
だったでしょうが
世界が変だと感じてしまった私は
ふたたびあちこち調べることを
はじめました。
そしてまた
陰謀論や都市伝説、
宇宙人といったところまで
行ってしまいました。
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それでもやっぱり変だ。
ものすごく変なことが起こっている。
無知なりにも
そのことだけははっきりとわかりました。
コロナウイルスだけじゃない。
大統領選挙だけでもない。
ここ5年10年のことどころでもなく、
何百年、何千年、
もしかしたらもっと大きな時間軸の中で
複雑に物事がはりめぐらされた
「作られた世界」
「ほんとうのことが隠された世界」に
私たちは生きているのかもしれません。
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ほんとうのことを知りたいと思って
ひとしきりいろんなものを
見漁りましたが
けっきょくのところ
コロナの正体が何なのか
アメリカの大統領に誰がふさわしいのか
陰謀論や都市伝説といわれることが
現実にあるのかどうか
何が正しくて
何が間違っているとか
今の私には
わかるはずもなく
これから起こってくることを
ただ眺めるしかなくて
もしかしたら
「ほんとうのこと」なんていうものも
そもそもないのかもしれない
もはや何を言っているのか
わからなくなってきましたが
とにかく今、私は
そんなことを思っています。
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ちょっと
考えすぎの
ノイローゼみたいに
なっていますけれども。(笑)
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長くなってしまいましたが
この半年あまり
思うばかりで
ずっと書けなかったことを
やっとここへ書きました。
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それで私はどうするのかといったら
これからお風呂に入って
よく眠って
明日になったら
また仕事に行って。
やっぱり目の前の日常を
たんたんとやっていくのです。
泣いたり笑ったり
いいことがあったり失敗したり
そうやって
日々を積んでいくのです。
でも
できることなら
私が感じている「変なもの」に
自分を明け渡したくない。
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ずっとこんな調子なので
当分のあいだ、私は
「生きてるだけでいいよ」
ということにしています。
目標も計画も
なんにもなくても
ただ、元気に生きていてくれたら
それでいいや、と
思い出すたびに
自分に声をかけるようにしています。
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情緒不安定な文章でしたが
今日はそんなお話でした。
読んでくださってありがとう。
またここで会いましょう。
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