#おうちシネマ
#踊る大捜査線THEMOVIE2レインボーブリッジを封鎖せよ!
2003年作品
20年以上経った今でも
日本映画実写作品での興行成績 第1位を保っているこの映画
娯楽作としては確かに 傑作ですよね
有名なのは 「レインボーブリッジ封鎖できません!」 のセリフと
すみれさん撃たれる!の衝撃からの
「どうして現場に血が流れるんだ!」
だけど、見事な真矢みきさんの悪役管理官があってこその一本でしたねぇ。
1番の悪役が犯人側じゃなく警察側と言うのは思えば新機軸でしたねぇ。

社会派の一面も持ち合わせていて、リストラされたサラリーマンがリーダーのいない方法で犯罪繰り広げるという図式も時代を象徴してましたね。
犯人側のセリフと青島のセリフ
どちらも正論と思うけれど、リーダーがいないとやっぱり組織は動かないよ。
なかなかいいリーダーはいないし自分もなれはしなかったけどね、、。
大ヒットするには それだけの理由があるわけで めちゃくちゃ面白いかったというのはありますが やはり社会現象になっていたんだなと感じてましたね。 
当時、劇場の空気が熱かったですもん!
思えば こんなに劇場が熱気を帯びていたのはこれ以降経験してないなぁ。

もちろん、シリアスパートだけではなくちょこちょこ笑いを入れてくれたりラブ要素も入ってたりするのが踊るワールドなんだよね
後に結婚しちゃう真下と雪乃さん
くっつきそうでくっつかない青島とすみれさん
↑シーンからの
そこになぜか署長の不倫エピソードを振り混ぜる。
緊迫のシーンにポコッとこんなシーンを入れるのが君塚良一脚本で本広克行監督だ😅

ここからは 小ネタ
ブレイク前の眞島秀俊さんと佐々木蔵之介さん
一応 セリフはあるけど ちょい役の刑事役です

アットホームなスリ一家の幼い兄妹は神木隆之介くんと
後に「アンフェア」の篠原涼子さんの娘演じてAKB48のセンターや総監督努め、踊るスピンオフではこの同じ役で警官になったみーおんこと向井地美音さん
思えば神木くんとみーおん、 その後って一度も共演してないよね?

SAT隊長演じてた高杉亘さんは同じ本広監督作品「亜人」でもSATしてファンを喜ばせてくれてました!

犯人に狙われる役で「 砂の器」オマージュセリフを言ってた小西真奈美さんは
「相棒劇場版Ⅱ」にも出る事になります。

これがあって「踊る」最後の出演となったいかりや長介、長さんの、
和久さんと神山繁さんの副総監の果たせなかった約束と言うのが新作「室井慎次」一つのテーマでもあるんだろうね。
やっぱこれ 今 放送したりするのは 新作映画見せるための 作戦だけど これだとみんなまんまと乗っちゃうような感じ もしちゃうよね(^_^;)

ところで余談?
今なら炎上しちゃいそうだなぁと思ったのは犯人追跡のためとはいえ青島が女子トイレに入っちゃうことだよなぁ
今ならコンプライアンス云々でこんなシーンは 作れないかもしれないと思ったね。