言わずと知れた手塚治虫先生の名作《ブラックジャック》高橋一生くんを主役に迎えての何度目かの実写版ドラマ
いくつかの原作のエピソードを繋いで、ある程度の手塚イズムは表現できてるとは感じたけども全体的に暗いムードで演出されていて城定秀夫監督には手に負えなかったんじゃないかなぁ?って感じたね。
もっとしっかりした娯楽を作ってきてる人の方が監督には絶対向いてたと思う。
及第点あげられる出来では残念ながらなかった!
一生くんもガンバってたし森下桂子さんの脚本もそれほど悪くないと感じたから演出の問題だと思った次第。
実写にするよりアニメの2時間スペシャルの方が 良かったかなとも 思ったりはしたけどね。
ドクターキリコだけではなく原作では男性だった顔が醜くなる獅子面病患者を女性に変えたのはより悲劇性を顕著に押し出す為と見たけど、安楽死を望む方とさせる方と両方が女性となって、しかも生命に関わる病での葛藤としたのは《安楽死問題》を軽薄な描写にしてしまった感は否めなかったけどねぇ、、
又、これは原作にあったバットエンドなエピソードをラストに持って来てビターな後味残して終わっても、BJが生命助けた後じゃないと、も一つ説得力に欠けると感じた次第。
キリコがそこで笑うんも合ってないのよさ!
もうちょい生命に関わるオペシーンとか見たかったな!

BJ名台詞の一つ《それを聞きたかった》は シチュエーションを変えて出てきてたけど 、 そのシーンの感動は全くなかったしなァ(^_^;)

あと ↓この2つの名シーンを 
どこかに活かせなかったものかななんていう風にも思ったりしたね、、
あれ もうちょっとは褒めたりするつもりがあんまり褒めてないレビューになっちゃったね😎