福本莉子 道枝駿佑 コンビ
三木孝浩監督『今夜、世界からこの恋が消えても』
記憶障害の物語は映画にドラマ、漫画に小説と数多いから違いをどう見せてくかが、それぞれの課題だと思うのだけど、今作は今日の事を憶えられない少女の恋物語として描いて三木孝浩監督らしい青春ラブストーリーに収めてあった。

NETFLIX映画『余命一年の僕が余命半年の君に出会った話。』を見て感動!
そういえば同じ監督のこれは見ていなかったとAmazonプライムで鑑賞した次第
今やTOHOシネマズの顔、福本莉子さんが記憶障害ながら明るく生きる少女真織で道枝くんの透がひょんな事がきっかけで彼女と疑似恋人としてつき合い出す高校生。
古川琴音さんが真織の両親以外で唯一、記憶障害の事実を知っていて彼女を支える親友泉

中盤から登場する透の姉役松本穂香さんの役は必要かなと思っていたら後半に大きな役割を担うことになって納得だったけど、その流れが唐突に過ぎてちょっと正直困惑状態になっちゃいました!
三木孝浩監督、野間口徹さんは以前はカメオ的にしか出してなかったのに、この作品ではヒロイン父親役でしっかり出て来てビックリ!
逆に 三木監督の作品見る楽しみが一つなくなったような気がする昨今ではあります(^_^;)。
萩原聖人くんの透の父親エピソードというのは必要なかったかなとも感じたね

福本莉子さんも古川琴音さんも松本穂香さんももちろん皆いいんだけど、道枝くんはピンと来なかったなぁ(^_^;)。
同じなにわ男子でももうちょいこの役に合うんいるんちゃうか思たねぇ。

後半の流れが強引に思えて三木孝浩監督のこの手の作品にしては乗れなかった僕だけど、真織がひたすら透を描いてる場面はウルっとはキタのでした。
『よめぼく』でも絵画が重要なポイント担ってたんで、なおさらそう感じたのかな?ではありましたけどね、、。

しかしこれ絶対 福本莉子ちゃんが主役で 道枝くんは 相手役 って感じなのに ポスターやクレジットは 道枝くんの方が先になってて違和感憶えたんだよね。
まだ製作陣に 藤島ジュリーKの名前がある頃なんで嫌な芸能界の力が働いてたかな?と思えてしまったビリングでした、、残念!